「ヴェノム(2018)」何回も見てたらなるほどここが伏線で…あーここで二人の絆が…なるほどね…と”完全に理解”したのですごい名作のような気がしてきた。己の意志ですべてを補完する観客の前にバッドムービーは存在しない。
私昔はいわゆる影のあるクールガイタイプよりも明るくて良い人タイプのフィクショナルキャラクターが大好きだったんだけど、近年は好きなタイプがどう考えても「倫理的な過ちを犯したか現在進行形で犯している、または倫理観がヤバイ人」になっており、人間って変わるんだなって思っている。
「It's What's Inside」を作業しながら見よ!と思って流していたが一体何が起こっているのか全然わからなかった…。集中して見なきゃいけないやつだったので出直しますすまんかった。ストーリーも面白そうだけど何より演出がファンキーだな。 #映画
ネトフリ面白そうなやつメモ:
It's What's Inside (2024)
Your Lucky Day (2023)
Watcher (2022)
His Three Daughters (2024) #映画
ネトフリドラマ「Baby Reindeer(私のトナカイちゃん)」も面白そう。売れないコメディアンがファンにストーカーされる話とのこと。見るリストに入れておこ。 #その他映像作品
猫好きのみんなー! アマプラにある「アポカリプスZ〜終末の始まり〜」(制作:スペイン)が猫は無事映画だという情報を得たので共有します! ゾンビアポカリプスを猫をリュックに背負って駆け抜ける話らしい。猫はめちゃくちゃ無事だそうです。 #映画
書いてて思い出したけど最近見た「Conclave」のレイフ・ファインズ演じるローレンス枢機卿の台詞で、
「確信(certainty)があるなら信仰はいらない。疑念があるから信仰がある。だから疑いつづける人物が教皇に選ばれるようにしよう」
という台詞があった。「Conclave」良かったけど日本公開するのかな。 #映画
でもエディのすごいとこって
「この世には良いやつと悪いやつがいる、悪いやつは許せない」という世界観の人間がひょんなことからスーパーパワーを得たんだから「やったー!これで悪いやつらをぶっ殺せるぞ!」とパワーに喜んでぶっ殺しまくるんじゃないとこなんですよ。なぜならエディの中ではあれは「スーパーパワーを得た」んじゃなくて「同居者を得た」だったから。もうすごい最初からヴェノムを人格として見てるんですよ自分が手に入れたスーパーパワーとかスーパースーツとかじゃなくて。そんな自然に他者の人間性を認められる人いる????しかも見た感じ黒いアメーバやぞ????
エディってほらジャーナリスト友達がぜんぜんいないわりに警備員の人とかホームレスの人とかミセス・チャンとは友達だし、たぶんもともとそういう人なんですよ。善悪に関する異常に単純な世界観といい、他者への異常にフラットな接し方といい、エディやっぱりちょっとおかしいと思うんですよね。なんなのあの人。
私映画版エディのことをあいつは倫理がない、善悪の区別がないってずっと言ってるんだけど
エディって「この世には良いやつと悪いやつがいる、悪いやつは許せない」という世界観あるんでそれを善悪の区別ある!むしろ正義感強い!とする向きもあると思うんですけど、私が思うにそんな白か黒かの世界観を保持していること自体がevilっていうか、倫理というのは白でも黒でもないグレーの部分を考えることで、そんなんだからあいつは例えば「悪人だったら脳を食ってもいいのか」という倫理問題について1ミリの関心もないんですよ(エディ的にはいいに決まってるから)。善悪の区別に疑問を持ったことのない人間に善悪の区別はつかない。
ひとりごと用アカウント(閲覧・フォローはご自由に)。映画見たりファンフィク書いたり猫と暮らしたり。在加のため日本公開前の映画の話してることもある。
現在トップガン:マーヴェリックのハングマンxルースターの話ばっかりしてる。
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