『TAR』を見た。
頂点まで登り詰めた天才指揮者が失墜していく話。
えっと、あの、前半寝てしまいました。だからこれは、半分寝てた人の感想です。授業とか会議とか式典とか、人の話じっと座って聞いてると睡魔に襲われるんだ、わたしは。
冒頭、アホかと思うぐらい盛られた主人公の経歴紹介から始まるのですが、容姿とか自信に満ちた表情、声、身振りで、すごい説得力で捻じ伏せてきました。で、ここが頂点で、ここから過去の過ちなんかが掘り出されて徐々に徐々に落ちていくわけですが。
カメラの視点が一人称的三人称みたいな感じで、主人公が見たもの、見てしまったものしか画面に映らず、主人公が見なかったもの、見たくなったものは基本的に画面に映らなくて(例外が2,3箇所あったかな)、現在進行で起きてることもたぶんこういうことなんだろうなぐらいの確度でしか把握できない。
だから、解釈の幅が広い。見た人が見たいように解釈できる感じ。カメラが信用できない語り手みたいな感じで叙述トリックめいてるけど、ミステリーではないので謎解きパートはない。
わたし自身の感想としては、環境と条件が整えば人間はそうなってそうしてしまう生き物だとわたしは考えてるので、主人公はそこから抜け出せて良かったね、ぐらいな感じです。
『マルサの女』を見た。 税務署の職員と巨額の脱税をしている実業家との戦い。楽しかったです。 あの手この手の脱税手法がテンポよくコミカルに描かれておりまして、うわっ、面倒くさっ!と思いましたね。二重帳簿とか僕は管理しきらんわ。 んで、一回脱税してしまうとそのお金は表に出さないお金になるので、延々と脱税し続けなければいけない羽目になると。面倒くさい。
そして、おっぱいが多かった。ていうか、出だしからおっぱいだった。
実業家の権藤さんは、囲っている愛人に脱税の手伝いをさせてるわけですが、なんかさ、これさ、たぶん脱税の手伝いをさせるために愛人を囲ってないかな? 税務署職員の板倉さんも、ファーストコンタクトで性的に籠絡させようとしてましたし。
権藤さんにとって性的行為って、性欲じゃなくて実利的な行為なんだろうな。自分のちんこを道具にしてますね。
ラスト、夕暮れの公園で遊んでる子供を見下ろして「切ない気持ちになる」と権藤さんは言ってまして、おっぱいとちんこのない世界に戻りたいよね、ノスタルジーだよねって、なりました。
脱税を巡って丁々発止対決した板倉さんとは、ちょっとそんな関係築けたんじゃないかな。
梱包材の「プチプチ」、実は1000種類以上あるんですって。デイリーポータルZで製造元の川上産業を取材しました。
精密機器用や建材用などがあったり、輸送コストが見合わないから全て国内生産だったり、最近は「板」を作ってたり、プチプチの秘密も根掘り葉掘り聞きました。
「プチプチ」を作った会社に「そもそもこれはなにか」を聞きにいったら最終的に宇宙にたどりついた
https://dailyportalz.jp/kiji/what-is-putiputi
「ホヤ」って結局何者?と思い、ホヤ ナニモノ で検索したら面白い記事が読めた。ヒトに近いという
古橋秀之『ブラックロッド[全]』
この試し読みを読んで脳みそがしゅわしゅわした人は、ブラックロッドを買っておくれよ。
アニメイトのサイトか、アニメイトの一部店舗で売ってるらしいです。
電子書籍もそのうち出るそうです。
広島のお好み焼きの誕生秘話について
https://note.com/xiaohei/n/n7e90205dd8bc
ついったーの永久凍結が解除されました。
おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
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