『がんばっていきまっしょい(劇場版アニメ)』を見た。原作未読、実写映画・ドラマ未視聴。
漕艇の女子部活動もの。モーションキャプチャーの3DCGアニメで、動きや造形にまだちょっと違和感があるというか。慣れの問題かなあ。
微妙に煽りのアングルが多くて、スパッツを履かせてあげて欲しかった。居た堪れなくて、他人の内腿とか見たくないんだわ。
あと、スカートの裏に張り付いてるシュミーズみたいな白い生地、あれなに。下着ならそんなもん見せんなだし、裏地ならスカートと同系色にして裾は真っ直ぐカットしとけ。
画面に映るたびに気が散ってなあ。
主人公は余裕がなくて、自分の気持ちでいっぱいいっぱいになって他者を気遣えない人間(思春期人間だね)なのですが、作中の世界は優しくできていて、誰も主人公を責めないし、無理に立ち入ろうともしないんですね。
いろいろはあるけど、敢えていろいろには触れない。
水面のゆらぎとか煌めきとか、あえてそういう表面のニュアンスを取り扱った作品なのかなと思いました。
んで、愛媛県松山市が舞台なのですが、主人公の名字が「村上」なのが、いいですよね!周囲の人物も、「佐伯」「二宮」などで、とても良かったです!
#映画
『破墓/パミョ』を見た。
韓国ホラー、なんですけれども、前半と後半とでジャンルが違ってまして、作中カーナビのアナウンスで「ルート変更します」と宣言があったのが面白かったです。個人的には前半のテイストのままでいて欲しかった。んであとまあ、日帝をもっと擦り倒して欲しかったです。
#映画
西尾幹二氏の書いたニーチェの新書、好きだったよ。
https://www.sankei.com/article/20241101-QUP77L4W6VKTPNUWTJNU4LQL2E/
佐賀バルーンフェスタ2024、開催中止
https://www.sibf.jp/news/2024/20241031z.html
小川哲『ユートロニカのこちら側』読了。
作者のデビュー作。キャラクターも文体もクセがなくて、読みやすいです。
個人情報が資本主義的な価値を持ち、私企業によって点数化される社会。情報を企業に提供するかわりに生活全般が保障された実験都市を巡る連作短編集です。
「こちら側」なので、都市に適応できない、いわば時代に乗り遅れた人たちの物語が主体です。
「ユートロニカ」については最終章手前に説明があって、まるっと要約すると涅槃です。
これを読んでわたしが思ったのは、「いいなあ」というものです。実験都市では生活費や医療費がただで、労働しなくていい。人生の100%を余暇として過ごせる。羨ましい。
安心安全が保証されて、何かを選択するストレスも機械がサポートしてくれて、生の苦しみがなくなった人たちがどうなるかというと、それについては仮説が提唱されているのですが、「向こう側」のことなので、あまり描写されていません。
#読書
筒井先生、自宅で転倒し頸椎負傷して入院生活送った後、夫婦そろって老人ホームに入居してたんだ…。
だから雑誌連載も休載してたのか…。
いまも車いすでの生活とか…。
ついったーの永久凍結が解除されました。
おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
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