原作者の方が自殺してしまったドラマ化トラブルの件。
原作者の方のブログを読む限りでは、「これで断られるなら仕方ない」くらいの相当に厳しい条件つけて、それでも使用させてとなったから許諾してる。その上で、ドラマのプロデューサーは「許諾とっちまえばこっちのもん」とばかりにまるで不誠実な対応に終始して、原作者の方が直接脚本を書くことを決断するまでに追い詰められてる。あの文章を読む限り、ドラマ制作側の不誠実さは本当に酷い。
なぜそんなことが罷り通るかといえば、ドラマ化は漫画の販促にもなるし、出版社的には美味しい。漫画家もそれはわかるから簡単に断れない。その構造を見越してドラマ化する側は足元を見て、ゆるゆるの許諾をとって好き勝手に作品を切り刻んだり、(今回みたいに)許諾とった後に約束守らない、みたいなことが横行してるんだろう。
さらにいえば、出版社にはドラマ化にはメリットしかないので、作家のこだわりは孤立させられてる。結局、出版社も漫画家を守らない。テレビ局も出版社も脚本家もそれぞれの都合で不誠実になってる。漫画家が作品を産まなければ何も生まれないのに、一番ひどい扱いを受けている。ひどい。
(社説)朝鮮人追悼碑 知事は撤去を中止せよ
https://www.asahi.com/articles/DA3S15851130.html
遅すぎるという指摘もあるけれど、日本の大手メディアとは思えない朝日新聞の真っ当な社説。
”山本知事は「公益に反する状況が続いている。一日も早く正さなくてはいけない」というが、損なわれている公益とは何か。碑が県民にどんな不利益をもたらしているのか。納得できる説明はない。
設置許可の更新を拒んだ県の判断の妥当性については裁判で争われた。一審は県が裁量権を逸脱し違法としたが、二審で県が逆転勝訴。最高裁で確定した。知事は最高裁の判断に従うという。
しかし、司法は撤去まで求めてはいない。また、二審判決は形式的なルール違反を過大に重要視する一方、憲法が保障する表現の自由への悪影響に対して目配りに欠けており、承服しがたい内容でもある。公園で「強制連行」を語ることを一律に禁じるべきなのかも疑問が残る。
撤去に突き進む県の姿勢は不可解だ。碑の目的や碑文の中身に問題はないが、運営の仕方にルール違反があったと知事はいう。ならば目的を生かす策を考えるべきだろう。
戦前の日本を美化する風潮が強まるなか一部の勢力から抗議を受けた県が、政治的中立を盾に事なかれ主義に陥っているとすれば、歴史改ざんに手を貸すことにもなる。きわめて危うい事態だ
@mikanshibano はい。かなりしんみりしてしまいます。
JB好きだったのか
Know their names: Palestinian children killed in Israeli attacks on Gaza https://interactive.aljazeera.com/aje/2024/israel-war-on-gaza-10000-children-killed/
"米インディペンデント映画の祭典として知られるサンダンス映画祭で、パレスチナ支持派のデモが大通りを封鎖したと、米Deadlineが報じている。
映画祭の華やかな雰囲気の中、米ユタ州パークシティでは約100人のパレスチナ支持派がメインストリートを埋め尽くした。彼らは「川から海まで、パレスチナは自由になる」というスローガンを唱え、バイデン政権のイスラエル政策に抗議を行った。参加者のなかには、米女優メリッサ・バレラの姿もあった。彼女はパレスチナ支持の発言で「スクリーム7(仮題)」から解雇された経緯がある。
バレラは「私は反ユダヤ主義やイスラム恐怖症を非難する。どんな集団に対する憎悪や偏見も非難する」と声明を発表している。さらに、モデルで俳優のインディ・ムーアもデモに参加し、「私たちはすべての人々の自由を支持する」と述べ、平和的解決を訴えた。"
サンダンス映画祭でパレスチナ支持派のデモが大通りを封鎖 俳優たちも参加 : 映画ニュース - 映画.com https://eiga.com/news/20240124/18/
「ヘイト本は絶対に売らない」、小屋から始めた独立系書店オーナーのこだわり 連載「だれが本を生かすのか」第5回 書店lighthouseを営む関口竜平の矜持║JBpress
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79047
"「結局、流行っているものを会社存続のために作っているだけ。粗雑な本を粗雑に売っていくことで、悪意に回収されていく仕組みを出版や書店業界が無自覚なまま作って維持してきたんです。ヘイト本を作り、売る出版社や書店は『表現の自由』『言論の自由』を主張するけれど、結局ビジネスのため、自己の利益のためですよね。『ヘイト本を置かない』と表明したのは、こうした構造を誰かがきちんと言わなければいけないのでは、と感じていたからです」"
この右傾化、利益至上主義の中でこの取り組みは本当に立派だと思うと同時に、この人が”ペドフィリアにも人権はある”とか絡んできた人かー、と思うとちょっと色々と考えてしまうところはある。
柏崎市長・刈羽村長、再稼働の必要性に理解/東電HD小早川社長が訪問
https://www.denkishimbun.com/archives/345200
“再稼働については「スケジュールありきではなく、着実に前に進めていきたい」と述べた。品田村長、櫻井市長はいずれも再稼働の必要性を理解する姿勢を示した。”
この柏崎市の櫻井市長なる人、もともと女子美(の附属中高)の先生だったのか。世代的に知人のなかにこの人に教わった人いるかもな
→市長プロフィール
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shiseijoho/shinogaiyo/shichoshitsu/10746.html
たとえば、こちら参照。
https://vonnector.jp/bible/290/
一軒一軒支持を訴えて回る→禁止
ビラを作って撒く→禁止
どの候補者がいいか疑似投票して考えてもらう→禁止
候補者の名前を叫んで歩く→禁止
応援のためにデモをする→禁止
公立学校の先生が勤務時間外に選挙運動→禁止
労働組合等が政治家個人を応援→禁止
納得できるような禁止もあるんだけど、大半は市民による選挙運動を阻止しているようにしか見えない。
とある英語記事を和訳しながら調べものをしていたところ、当初は織機メーカーとして創業したトヨタ(豊田自動織機製作所)が1930年代に入り「中京デトロイト化構想」なるものをぶち上げ、それが今ある自動車産業地帯の基礎になったというようなことがWikiに書いてあった。ちなみにその構想の創案者は大同メタル工業というメタルな社名の創始者らしい。
デトロイトといえば「モーターシティ」の異名を持つほか、イギー・ポップ(ザ・ストゥージズ)やMC5を筆頭に、米国パンクロックシーンの拠点として知られる街だが、そういえばトヨタのある愛知県にも名古屋という日本のパンクの一大拠点があり、原爆オナニーズやスタークラブといったレジェンダリ―なバンドに始まる脈々たるパンクシーンがあったはず。
これも「中京デトロイト化構想」の副産物と言えるのかなあ。
『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』翻訳しました ▼『刑務所ごはん』取材+ライティング▼タイ東北 #モーラム酒店 (渋谷/神泉)の壁画とか ▼変な絵を丁寧に描きます: http://mariomandala.com ▼いろいろ非正規・傍流・夜勤