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【イベントのお知らせ】
来週の金曜(24日)から!『西石垣友里子展Ⅴ』。
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季節は移ろい、気持ち良い風が吹く新緑の季節となりました。
沖縄の旧暦では若夏(わかなち)に当たる頃。
瑞々しい沖縄の木を素材とする作品が、今年も神戸岡本に到着します。
おどうぞ楽しみに。
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会期:2024年 5月24日(金)〜29日(水)
場所:まめ書房
11:00〜19:00 期間中無休 作家在廊日:24日, 25日
(お茶会は満席となりました)
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(続き)→ こちら『拒絶する沖縄』は、復帰直前の1971年に大田昌秀氏が上梓。
「沖縄返還協定」が孕む危険と欺瞞を看破し、日米を鋭く批判。
そして沖縄が両国の軍事体制に”共同管理”される未来を憂慮して、自治権の確立を訴えました。
その言葉は53年後の今も色褪せるどころか、むしろ重みを増しています。
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沖縄の日本復帰には、どんな意味があったのか。
沖縄戦や米軍統治下で、沖縄の人々の身に何が起き、どんな想いをしてきたのか。
それらを知らないまま、知ろうともせずに、沖縄に負担を押し付け続ける私達こそ、沖縄から”拒絶される存在”ではないのか。
今一度、胸に手を当てて考えるべきでしょう。

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1972年の明日・5月15日は、沖縄が「日本復帰」した日。
戦後長らく米軍が握っていた沖縄の施政権が、ようやく日本に返還されたのです。
しかし日米政府は米軍基地などに関して様々な”密約”を交わしており、復帰は沖縄の人々が望んだ形からは程遠いものでした。
(続く)→

(続き)→ 各号の特集は「JAZZを巡る」「パンがすき。」「与那国の植物」「沖縄赤瓦と、八重山の瓦職人のしごと」など、どれもユニークな切り口で充実した内容。
また連載記事は地域で活躍する人へのインタビュー、楽しいエッセイやコラムの他、島々の地図・お店紹介・イベントや求人の情報も。
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沖縄の情報や知識というと、那覇や首里など沖縄島の事が中心になりがちですが、八重山の島々にも歴史があり、人々の暮らしがあります。
それらの過去と現在を、様々な角度から取り上げ、見せてくれる『月刊やいま』。
貴重かつ魅力溢れる雑誌です。

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沖縄・石垣島の出版社「南山舎」が発行する情報誌、『月刊やいま』。
1992年の創刊以来、今年で33年の歴史を誇る“純八重山産 生活情報誌”です。
毎号紹介されるのは、八重山の島々で育まれた文化や歴史、豊かな自然、そして魅力的な人々。
(続く)→

(続き)→ 写真右『沖縄密約 ー「情報犯罪」と日米同盟』は、それから35年後の2007年に西山氏が上梓した渾身の一冊。
核兵器の持ち込みや米軍のための日本の巨額負担など、沖縄返還・米軍基地を巡り交わされた様々な密約を取り上げ、隠蔽された経緯や日米政府の思惑を炙り出します。
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写真左『密約』は、澤地久枝氏が1974年に記したルポ。
密約問題から、西山氏と情報源の外務省女性とのスキャンダルへと関心がずらされていく事に異を唱え、追求を逃れる政府の欺瞞を批判。
今も続く歪んだ日米関係、嘘や隠蔽に慣らされる国民、犠牲となる沖縄。
私達の手で、止めねばなりません。

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昨夜(5/11)のETV特集「汚名 沖縄密約事件 ある家族の50年」、ご覧になられましたか?
1972年の沖縄返還の際、400万ドルの補償費を巡り日米政府が交わした裏取引。
新聞記者・西山太吉氏はその”密約”を暴き違法性を訴えるも、逆に機密漏洩などの罪を問われ、スキャンダルの渦に呑まれていきました。
(続く)→


沖縄にてセレクトショップ『Proots』を営む萩原悠さん(写真右)が、まめ書房にお越しくださいました。
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Prootsは、浦添市港川の外人住宅街にあるお洒落なお店。
商品はどれも創造性に溢れ、美しさの中に沖縄の風土や伝統が感じられる物ばかり。
萩原さんのセンスと誠実なお人柄が、そのセレクトにも表れています。
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今日はいろいろとお話できて、とても楽しかったです!
萩原さん、ご来店ありがとうございました〜🙋🏻‍♀️🙋🏻‍♂️
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(続き)→ 原料は、無農薬・無化学肥料栽培のサトウキビのみ。
強い日差しに対抗してポリフェノールを体内に蓄え、珊瑚由来の琉球石灰岩を含む土壌からカリウムなどのミネラルを吸収しています。
つまり珊瑚黒糖の高い栄養価の源は、沖縄の太陽と海なのです。
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キビ刈りから圧搾、煮詰めや切り分けなど、製作工程は全て昔ながらの手作業。
大きな鉄釜で薪をくべながら5時間煮詰めるなど、手間を惜しみません。
「薬になる黒糖を作りたい」と語ってくれた、農水苑 虹の前田さん。
珊瑚黒糖は、その想いの結晶です。

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沖縄・糸満の「農水苑 虹」謹製、『珊瑚黒糖』が再入荷しました。
口いっぱいに広がる上品な甘みと、スッキリした後味が魅力。
豊かな香りと、滑らかな食感も珊瑚黒糖ならではです。
いつものプレーンに加え、今回新たに【しょうが】入りも加わりました!
(続く)→

(続き)→ 『コザ沸騰編』:巨大な米軍基地を抱え、70年代には”政治の時代”の中心だったコザ。
本書では冨山一郎・平井玄が沖縄/コザ論を、滝口浩が竹中労論、森田純一がてるりん論を展開。
またコザから民謡やロックの世界をリードしてきた普久原恒勇・知名定男・ビセカツ・宮永栄一らの貴重な証言も。
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『奄美/八重山/逆流編』:八重山民謡の大工哲弘、ディアマンテスのアルベルト城間、ジャズ歌手の与世山澄子、ソウルフラワーユニオンの中川敬、そして仲里効・宮里千里・新城和博など沖縄の書き手達も参加。
ジャンルや地域を超えた論考が、沖縄と日本の関係を浮き彫りにします。

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1998年刊行、当時の沖縄音楽シーンに鋭く切り込んだ論評集『音の力』。
第一集『コザ沸騰編』と第二集『奄美/八重山/逆流編』が、久しぶりに揃って入荷しました。
研究者や評論家による深い音楽論、沖縄の名だたるプロデューサーやミュージシャンへのインタビューなど、読み応え充分です。
(続く)→

(続き)→ 様々な記事で、米軍統治により沖縄の産業が発展し、住民の生活が向上したと強調。
「エミ子の日」と題する記事では、架空の人物・エミ子が米陸軍大尉夫妻の家でメイドとして住み込みで働く様子を”充実感・幸福感”いっぱいに描くなど、沖縄の人々の米軍観や価値観までも操作する意図が見えます。
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また文中「沖縄」ではなく「琉球」との表記が多いのも、日本の「沖縄県民」ではなくかつての「琉球国人」というアイデンティティを人々に持たせ、日本への帰属意識を削ぐのが狙い。
今年の新刊『「守礼の光」が見た琉球』も併読すれば、硬軟織り交ぜた米軍統治の生々しい実態が見えてくるでしょう。

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『守礼の光』古書、3冊入荷しました。
1959〜72年の米軍統治下の沖縄で発行・配布されていた雑誌。
豊富な写真と共に、沖縄の社会や暮らしの情報を掲載。
一見知的な教養誌ですが、実は「アメリカ陸軍第7心理作戦部隊」が編集し、大衆への宣撫工作を目的としたプロパガンダ誌なのです。
(続く)→


(続き)→ 軍命で北部への避難を禁じられた中南部の住民も、日本軍による食料強奪や避難壕からの追い出しに遭い、死傷者が拡大。
また軍は「民間人に偽装して米軍を襲え」とも指示、そのため当初住民は殺さず捕虜にする方針だった米軍側も、住民を射撃するように。
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日本軍は本土決戦まで時間を稼ぐため、敗北を承知で持久戦を継続。
住民の被害も止まず、浦添や西原では住民の約5割が死亡、後の南風原町など8割が死んだ地域も。
米軍が撮った写真には、傷ついた幼児や少年・少女兵らの悲惨な姿が。
大人の思惑で子どもさえ地獄に放り込んだ、それが沖縄戦です。 [添付: 5 枚の画像]

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79年前の今日・1945年5月5日は、沖縄戦で日本軍の総攻撃が失敗した日。
4日〜5日にかけ、浦添や西原での大規模な戦闘で日本兵約5,000人が戦死。
こちら『沖縄戦新聞』(2005刊)は、当時の出来事を現代の視点と新たな資料に基づき記事化した新聞。
第9号で、この時の凄惨な戦況を報じています。
(続く)→

朝ドラウォッチャーのホリーニョさん・ももたさん・やまちさん、そして まめ書房によるX /スペースでの『ちゅらさんトーク』。
次回は5/7火曜日、”21:00”からのスタートです、お楽しみに〜📻
twitter.com/i/spaces/1djGXNOWL
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ところで以前の放送で「ゴーヤーマンが欲しい」と発言したところ、なんと!
『お仏壇の赤峰』でお馴染み、沖縄の「赤峰家具」さまより3種のゴーヤーマングッズをいただきました。
①ストラップ・②キーホルダー・③耳かき、特に②と③はエイサーバージョンです😄
どうもありがとうございます!🙏
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(続き)→ 収録作「母について」で描かれるのは、比嘉氏の母の戦争体験。
日本兵に避難壕を追い出されたり、幼い学徒兵の特攻などを目にしながら、四人の子を連れて戦火を潜り抜けます。
一方「砂の兵士」は、沖縄で現地招集され武装は棒一本だけの”防衛隊”(棒兵隊)となり、戦場に放り出された氏の父が主人公。
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他に、壕に籠る日本兵や住民に、投降を呼びかける沖縄人捕虜の物語「砂の呼声」。
学徒兵が琉球王朝の貴重な古文書を戦火から守ろうとする「学舎(まなびや)」など。
様々な角度から沖縄戦の醜さ・虚しさを描きつつ、最後の一線で人間の善意を信じようとする作者の、強い想いが伝わる名作です。

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昨日、写真集をご紹介した比嘉慂(ひが すすむ)氏の、漫画作品を一つご紹介します。
こちら『砂の剣』(2010刊)は、元は1995年に出版された氏のデビュー作品集の復刻版。
いずれも沖縄戦をテーマとする七作の短編を収録した、比嘉慂氏の原点と言える一冊です。
(続く)→

(続き)→ 副題に『那覇の街角』とある通り、被写体は那覇の街並み。
花ブロックで飾られたアパートや、板張りの外壁に赤瓦屋根を戴く民家。
黒ずんだコンクリート塀やパステルカラーのアパート。
それらの隙間から忽然と現れる古井戸や拝所。
那覇周辺を歩いて出会う、古びた建物や路地が写されています。
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「年月を重ねた家の醸し出す風情は、真っ当に暮らしたいと願う人々の誠実な温もりが感じられ、この不条理な沖縄にあっても芯はぶれない、変わらない、まさに風土の心を私は見ているのだ(後書きより)」
比嘉氏の漫画にも通じるその感性こそが、この何気ない写真に大きく心揺さぶられる所以でしょう。

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