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1972年の明日・5月15日は、沖縄が「日本復帰」した日。
戦後長らく米軍が握っていた沖縄の施政権が、ようやく日本に返還されたのです。
しかし日米政府は米軍基地などに関して様々な”密約”を交わしており、復帰は沖縄の人々が望んだ形からは程遠いものでした。
(続く)→

(続き)→ こちら『拒絶する沖縄』は、復帰直前の1971年に大田昌秀氏が上梓。
「沖縄返還協定」が孕む危険と欺瞞を看破し、日米を鋭く批判。
そして沖縄が両国の軍事体制に”共同管理”される未来を憂慮して、自治権の確立を訴えました。
その言葉は53年後の今も色褪せるどころか、むしろ重みを増しています。
*
沖縄の日本復帰には、どんな意味があったのか。
沖縄戦や米軍統治下で、沖縄の人々の身に何が起き、どんな想いをしてきたのか。
それらを知らないまま、知ろうともせずに、沖縄に負担を押し付け続ける私達こそ、沖縄から”拒絶される存在”ではないのか。
今一度、胸に手を当てて考えるべきでしょう。

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