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(続き)→ 今号の「日記」は、昨年12月から1ヶ月半にわたる韓国・台湾滞在の記録が中心。
韓国では南北朝鮮の軍事境界線、米軍基地、済州島の収容所跡などを。
台湾では抗日運動・慰安婦などにまつわる歴史館、博物館などを訪問。
両国が受けた植民地支配の歴史を学び、様々な考えを巡らせます。
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辺野古から見える今の日本、韓国・台湾から見えるかつての日本。
それぞれの場所にできた友人達との交流。
様々な活動や学びから生じる辛さにも喜びにも正面から向き合い、想いを懸命に伝えようとするうみさん。
その真摯な声に、ぜひ耳を傾けてください。

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沖縄から、ZINE「うみかじ」7号が届きました。
内地生まれの”うみ”さんが単身沖縄に渡り、辺野古をはじめ社会問題の現場に立って、その体験を綴ったフリーペーパー。
その真っ直ぐな視線の先には、県外の私達こそが目を向けねばならない、沖縄と日本の姿が映し出されています。
(続く)→

4月1日から再放送が始まった、沖縄が舞台のNHK朝ドラ『ちゅらさん』。
ウォッチャーのホリーニョさん・ももたさん・やまちさんによるX /スペースでのちゅらさんトークに、まめ書房も参加します。
ぜひお聴きください📻
[7日(日)22:00から]
twitter.com/i/spaces/1lPKqbymB
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『ちゅらさん』は2001年の放映、朝ドラとして初めて沖縄を舞台に。
主役の国仲涼子さん、祖母役の平良とみさんら沖縄出身キャストが好演。
ドラマに登場する沖縄の文化・歴史や、今の視点からの新たな発見など、まめ知識をお伝えしたいと思います。
お楽しみに😄
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(続き)→ 本書の特徴は、宮城加那氏の筆になる物語全編が、伝統的なウチナーグチ(沖縄語)で書かれている事。
加えて各ページに用語説明が、巻末には標準語訳もあるので、理解を助けてくれます。
発売当時には沖縄の名女優・平良とみさん(「ちゅらさん」祖母役など)による朗読カセットも用意されたそう。
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絵の与那覇朝大氏は1933年石垣島生まれ、その作品は国内外で高く評価されています。
本書でも、キジムナーの身体やガジュマルの古木などが流麗かつ迫力あるタッチで描かれ、読者の心を捉えるでしょう。
キジムナーと農民との交流を、リズム感あるウチナーグチで伝えてくれる、魅力的な絵本です。

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沖縄の昔話に登場する木の精、「キジムナー」。
漫画や映画・広告にも起用され、可愛らしい姿に描かれる事も多いですが、元来は妖怪として恐れられる存在でもありました。
こちら『赤毛のキジムナー』(1988刊)は、そんなキジムナーが大活躍するユニークな創作絵本です。
(続く)→

(続く)→ 首里「スタジオde-jin」の若山大地・恵里さん夫妻は、沖縄各地に残る昔の石獅子をフィールドワーク。
そして大地さんは現代版の『手彫り石獅子』を製作、恵里さんは書籍『石獅子探訪記』を上梓。
どちらも、まめ書房で人気の商品となっています。
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『石獅子探訪記』によると、村の魔除けとして作られた最古の石獅子は、八重瀬町・富盛の大獅子。
17世紀に建立、村に不審火を起こしていた魔物を追い払い、効果をあげたそう。
沖縄戦時には戦闘に巻き込まれ、銃弾も受けました。
石獅子は、そんな沖縄の文化や歴史も静かに語ってくれます。

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明日、4月3日は「シーサーの日」。
一日早いですが、まめ書房の石獅子たちと書籍をご紹介しましょう。
シーサーといえば今は焼き物が主流ですが、琉球王朝時代に魔除けとして広まり始めた頃は、珊瑚由来の石「琉球石灰岩」を彫って作られた石獅子でした。
(続く)→
-jin

お待たせしました!
本日(4/1)より、金細工またよし+eggブックカバーの通販・お取置きの受付けを開始します。
在庫があるのは写真の5種、全て1点のみです。
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ご希望の方は、
mameshobo.blogspot.com
にて「金細工またよし+eggブックカバー」をお読みの上、【メール】にてお申し込みください。
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(続き)→ 当時の沖縄戦を現代の視点と新たな資料で記事化した『沖縄戦新聞』(2005刊)では、第7号でこの米軍上陸を報じています。
未成年の女性が女子挺身隊へ入隊させられ、「未婚で子どももいないから」と兵隊同様に扱われて、戦闘で次々と殺されたり手榴弾で自死するなど、壮絶な様子が。
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沖縄では「軍民共生共死」の号令の下、住民2万5千人以上が現地徴用され日本軍と共に行動。
結果、住民も軍の内情を知る事となり、もし捕虜になれば情報が敵に漏れると危惧した軍は、「捕虜になるな、自決せよ」と教育したのです。
住民の命より軍の都合を優先する、それが日本軍の方針でした。

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明日は4月1日、新入学に胸躍らせている学生さんもおられるでしょう。
しかし1945年の4月1日は、18万人の米軍がついに沖縄島に上陸、侵攻を始めた日。
今の中学・高校生にあたる10代の少年少女も日本軍に徴用され、”ありったけの地獄を集めた”と言われる悲惨な地上戦に飲み込まれていったのです。
(続く)→

【4月のスケジュールのお知らせ】
4月19日(金)〜24日(水)、當麻 妙 写真展 KUDAKA を開催。
期間中は無休です。
それ以外は、平常通り水曜・木曜が定休日となります。
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OPEN 11:00〜19:00
神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105
阪急岡本駅から🚶🏻2分 JR摂津本山駅から🚶🏻5分
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(続き)→ 本書では、嘉手納で育った子ども時代から、HIP HOPとの出会い、高校生で初出場したラップバトル…といった生い立ちや経験、また自らの脚の障がいとの向き合い方など、胸の内がありのままに語られています。
他にもR’kumaからOZworldへの改名の経緯や、曲の作り方など、興味深い話題が満載。
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沖縄の言葉や民謡なども自曲に取り入れるOZworldさん。
その活動から、今後も目が離せません。
【おすすめ曲】
①OKU
youtube.com/watch?si=WSiQ-ACkB
②ShoNganee
(Kuniko, Ritto, Ozword)
youtube.com/watch?si=ylVLKV88i
③RASEN in OKINAWA
(Awich, 唾奇, OZworld, CHICO CARLITO)
youtube.com/watch?si=CVkg_jwvZ

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沖縄出身のHIP HOPアーティスト、OZworldさん。
艶のある声とメロディアスで変幻自在なラップで、多くのファンを魅了する気鋭のラッパーです。
こちらの最新刊『Live Your Adventure. 冒険を生きろ』は、その初となる自叙伝。
(続く)→

(続き)→ 圧倒的な戦力差により日本軍は敗走。
渡嘉敷島・座間味島・慶留間島などで、追い詰められた住民約300人が強制集団死(集団自決)。
手榴弾やカミソリ・縄などを用いて家族同士で命を奪い合い、阿嘉島では後にスパイの濡れ衣で日本軍に殺された老夫婦も。
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また本紙には、集団死に女性と子どもの割合が高かった事の背景に、当時の皇民化教育と家父長制社会の存在を指摘する論評も。
沖縄戦からは戦闘の恐ろしさだけでなく、軍隊の欺瞞や様々な差別も見えてきます。
その醜悪さから目を逸らさず、知り伝える事が現代の私達の責任ではないでしょうか。

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79年前の今日、1945年3月26日は、沖縄で「地上戦」が始まった日。
大規模な空襲や艦砲射撃を経て、米軍が慶良間諸島に上陸、住民も巻き込んだ戦闘へ。
こちら『沖縄戦新聞』(2005刊)は、当時の出来事を現代の視点と新たな資料に基づき記事化した新聞。
その第6号で、慶良間上陸を報じています。
(続く)→

(続き)→ 沖縄では、先祖供養の清明祭(お墓参り)やお盆、火の神様や土地の神様への祈り、長寿祝いや厄除けなど、一年の間に沢山の御願の行事があります。
本書は、それらの成り立ちや具体的な進め方から、お線香やウチカビ(あの世のお金)・飾り物・お供え料理まで、詳細に解説。
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またリモートで行うウークイ(お盆の集い)や旧暦2033年問題など、現代の御願事情についても言及。
御願は古い習慣だけに、仕事の負担が女性に偏りすぎていたり、現代の価値観にそぐわない点があるのも事実。
この本がそれらの課題を解決するヒントになれば…との、著者の願いも本書には込められています。

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こちら、「おねがい上手」になれる本…ではありません😅
タイトルの「御願」は沖縄の言葉で「うぐゎん」、すなわち沖縄の家庭で伝統的に行われてきた、ご先祖様や神様への”お祈り事”の総称。
『「御願じょうず」なひとが知っていること』は、それらの意味や由来、やり方を教えてくれる本です。
(続く)→

(続き)→ 結果は、「ナットゥンスー」表記が5冊(「ナットゥンス」「なっとぅうんーす」も含む)。
そして「ナントゥンス」が2冊(ただし1冊は両者が混在)。
つまり…いろいろあるのですね!😅
ナットゥは納豆(=豆)、ンスーは味噌。
ナントゥはナットゥが変化したか、あるいは年頭という説もあるようです。
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ナットゥンスーは元来、お正月のお茶菓子でした。
沖縄の遊郭「辻」が発祥といわれ、年末には辻の女性達から馴染み客の家へナットゥンスーがお歳暮として届けられたそう。
古波蔵保好氏の『料理沖縄物語』には、このお菓子と花街・辻にまつわる旧正月の風習が鮮やかに描かれています。

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昨日、書籍『おきなわのお菓子』を紹介する中で、伝統菓子「ナットゥンスー」に触れたところ、複数の方から”正しくは「ナントゥンスー」では?”とのご指摘が。
同書では一応「ナットゥンスー」と書かれていますが、他の沖縄料理の本や事典・7冊にて確認してみたところ…(続く)→

(続き)→ 本書で紹介するのは、
・結婚式などに用いる「お祝いのお菓子」
・琉球の王様達が味わった「琉球王朝菓子」
・お祭りや先祖供養でお供えされる「年中行事のお菓子」
さらに戦前〜戦後生まれの駄菓子や、アメリカ由来のお菓子、飲料など約60種類。
全て美しいイラスト付きで解説されています。
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個性豊かな沖縄のお菓子を辿れば、王朝時代の明との交易、暮らしに根付いた伝統行事と信仰、黒砂糖産業の発展、米軍統治によるアメリカ文化の流入…など、琉球・沖縄の歴史を感じる事ができるでしょう。
美味しいお菓子をきっかけに、奥深い沖縄の食文化にぜひ触れてください。

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