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明日は4月1日、新入学に胸躍らせている学生さんもおられるでしょう。
しかし1945年の4月1日は、18万人の米軍がついに沖縄島に上陸、侵攻を始めた日。
今の中学・高校生にあたる10代の少年少女も日本軍に徴用され、”ありったけの地獄を集めた”と言われる悲惨な地上戦に飲み込まれていったのです。
(続く)→

(続き)→ 当時の沖縄戦を現代の視点と新たな資料で記事化した『沖縄戦新聞』(2005刊)では、第7号でこの米軍上陸を報じています。
未成年の女性が女子挺身隊へ入隊させられ、「未婚で子どももいないから」と兵隊同様に扱われて、戦闘で次々と殺されたり手榴弾で自死するなど、壮絶な様子が。
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沖縄では「軍民共生共死」の号令の下、住民2万5千人以上が現地徴用され日本軍と共に行動。
結果、住民も軍の内情を知る事となり、もし捕虜になれば情報が敵に漏れると危惧した軍は、「捕虜になるな、自決せよ」と教育したのです。
住民の命より軍の都合を優先する、それが日本軍の方針でした。

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