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昨日、書籍『おきなわのお菓子』を紹介する中で、伝統菓子「ナットゥンスー」に触れたところ、複数の方から”正しくは「ナントゥンスー」では?”とのご指摘が。
同書では一応「ナットゥンスー」と書かれていますが、他の沖縄料理の本や事典・7冊にて確認してみたところ…(続く)→

(続き)→ 結果は、「ナットゥンスー」表記が5冊(「ナットゥンス」「なっとぅうんーす」も含む)。
そして「ナントゥンス」が2冊(ただし1冊は両者が混在)。
つまり…いろいろあるのですね!😅
ナットゥは納豆(=豆)、ンスーは味噌。
ナントゥはナットゥが変化したか、あるいは年頭という説もあるようです。
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ナットゥンスーは元来、お正月のお茶菓子でした。
沖縄の遊郭「辻」が発祥といわれ、年末には辻の女性達から馴染み客の家へナットゥンスーがお歳暮として届けられたそう。
古波蔵保好氏の『料理沖縄物語』には、このお菓子と花街・辻にまつわる旧正月の風習が鮮やかに描かれています。

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