藝大で助川舞さんの作品を鑑賞してきました。タイトル控えるのを忘れてしまったのですが、とてもよかったです。
指定された空間に片手を置いて、じっとしていると飛行機に乗っているようなノイズが聴こえてくる。輸送されているような音、不快な音ではなく、いつまでも放心して耳を傾けていられそうな音でした。(展示室内に他の人の作品もあるので、完全に没頭できるわけではありませんが)
自分の手を見つめて、とキャプションにはありますが、見ることよりも、自分の体の一部を作品に預けている、という感覚を自覚させられることが重要な気がします。
思えば飛行機に乗ったり、あたらしい場所に行ったり、何かを得るためにひとはある程度自分を投げ出します。作品に対して、よし何か見せてもらおう:聴かせてもらおうじゃないか、という態度を控えさせ、作品に差し出している自分自身があり、作品がそれを別の時空から優しく戻してくれる鑑賞体験でした。
展示物制作のラストスパート、サウンド部分の仕上げ段階なのだけど、全然身が入らない…音ってなんだっけ…
アァー (Web会議当日呼び出し+30分延長+通話者の後ろが騒がしい+通話者の声が小さいのフルコンボでMPが枯渇する音)
Pure Data パッチはテキストエディタで開けば、オブジェクトが置かれた順に処理される問題とか、オブジェクト同士の間隔が揃わなく気に食わん問題とかがまるごと解決できることに気づいた。俄然元気出てきた。
QT: https://fedibird.com/@maisukegawa/112938095659572760 [参照]
本日のラズパイ奮闘日記:
手のポーズを検出して、映像の上に骨格を描画するまではできた。だけどラズパイのブラウザで開くとひどくカクカクする。そうなる気はしたけど、やっぱりか…まずいなぁ…
と思ったけど、Android 搭載のプロジェクタならブラウザが使えるらしいし、そこから localhost にアクセスすれば映像部分はそっちに全部任せられる可能性ある…!?
本日のラズパイ奮闘日記 その2:
Parcel のキャッシュはできるだけ毎回消そう (node_modules のパスが変な処理されて1敗)
社会人大学院生: サウンドプログラマ/フロントエンドエンジニア/大学非常勤講師として働く傍ら、インタラクティブアートやサウンドアートについて研究中。作品制作も細々と。