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おはようございます。大阪も曇っています。
今日は日向に寝そべる黒猫でおなごみください。

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そういえばチクタク×10に、〈芸術(アート)〉という呼び方はふさわしくないから、〈ボン〉に変えたの、と言いだす人が出てきて笑ったな。るん(笑)やないか。

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こちらにも告知をしておきますよ。
BOOTH にて、三周年企画SS集(印刷版)をお買い求めいただけるようになっておりますよ〜。
説明と各種リンクをそなえた記事を、FANBOX に書きましたよ〜。

【BOOTH】FANBOX三周年企画SS集|pixivFANBOX usagiya.fanbox.cc/posts/745095

本文(PDF)部分の入稿がエラー連発で地獄だったので、喜んでくれる人がいたら苦労が報われるのですよ〜……。

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【告知】次のSFマガジン(2月24日売り)にジョン・ウィズウェル「幽霊屋敷のオープンハウス」の翻訳が載ります!
2021年のネビュラ賞受賞作で、ヒューゴー・ローカス・世界幻想文学大賞にもそれぞれノミネート。めっちゃ評価高い作品です。
扉絵はYOUCHANさん。

筋書きとしては、前の住人の死から長年空き家になっていた屋敷でオープンハウスが行われ、そこに新しい家を探す父娘がやってくるのですが、そこは実は幽霊屋敷で……。という感じ。
とはいえホラーにはなりません。めっちゃいい話です。泣ける……かも。

ぜひご一読を〜!

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めちゃくちゃ間際ですが、文化庁の『「AI」と著作権に関する考え方について(素案)』について、日本SF作家クラブの生成AI声明をベースに投稿しました。
bunka.go.jp/shinsei_boshu/publ

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『SFが読みたい! 2024年版』の「ベストSF2023」にて、小著『私は命の縷々々々々々』(星海社)がランクインしていました。読んでくださったかた、名前を挙げてくださったかた、ありがとうございます。

また、『大阪SFアンソロジー』(Kaguya Books)収録の「アリビーナに曰く」や、短編集『破壊された遊園地のエスキース』(anon press)にも言及いただいております。こちらもありがとうございます。

新作も執筆中ですので、今年もどうぞよろしくお願いします。ご依頼もお待ちしております。

hayakawa-online.co.jp/shopdeta

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こっちにも挙げておこう。

酉島伝法『奏で手のヌフレツン』(河出書房新社)読了。
出てくる登場人物がすべて人間じゃなく、舞台も地球ではない別の世界。人間じゃない描写が何度も出てくるのに、人間っぽいような人間じゃないっぽいようなイメージが浮かぶのが何とも不思議な体験だった。世界そのものが不思議な造語に満ち溢れていて、日常語と似ているような似ていない言葉、意味の近いような遠い言葉で、「世界は言葉でできている」と実感。
そんな世界でも実は基本的な物理法則はきちんと生きていて、SF味があちこちに感じられる。最後は(最初から)ハードSFですよ。

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皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅、10話「マンジャールブランコと鴨ごはん」公開。
shinshokan.com/nwings/comic/ti

前回に引き続きポルトガル料理の世界。
この作品では異世界ポータルを通ってさまざまな世界を旅するけれど、だいたい現実の世界のどこかの街のパラレル世界になっている。異世界といえばパラレルワールドだという旧人類なので。
それと、初期案ではスペオペで宇宙船でさまざまな人類世界を巡る旅にする予定だったから。たまに人類とは別系との世界でなにかスゴイものを食べる回があってもいいかな、と……
キービジュアルは越田うめ先生!

#小説が読めるハッシュタグ #グルメ小説 #ファンタジー #越田うめ

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『紙魚の手帖 Vol.15』の書評コーナーで、渡邊利道さんが『奏で手のヌフレツン』を取り上げてくださいました。エドワード・ケアリーさんのエッセイや、今月末に『射手座の香る夏』を刊行する松樹凛さんのインタビュー、4冠となったサマンサ・ミルズの衝撃作「ラビット・テスト」などから読んでいます。

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『SFが読みたい! 2024年版』、本日発売です。例年通り、国内篇30位までの作品紹介、総括などを担当しました。 国内篇、ご覧の通りトップ10には短篇集がずらりと並んでいるのですが、それらを抑えて1位に輝いたのは……

hayakawabooks.com/n/n1167df962

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【祝】ジョン・スラデック『チク・タク×10』(竹書房文庫)がSFが読みたい!2024年版[海外篇]の第1位となりました!
竹書房からは初の1位ということもあり、それも含めて嬉しいです!
投票してくださったみなさんありがとうございました!!

それにともなって、『SFが読みたい!2024年版』では竹書房の水上志郎さんを聞き手にした鯨井久志インタビューと、鯨井監修によるジョン・スラデック邦訳作品全レビュー(鯨井、坂永雄一、白川眞、林哲矢、伴名練、鷲羽巧。敬称略)が掲載されています。
そちらもよろしく。

hayakawabooks.com/n/n1167df962

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「SFが読みたい! 2024年版」のSFランキングが発表されました。拙作『あなたは月面に倒れている』は5位になりまして、とても嬉しいです。
hayakawabooks.com/n/n1167df962

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【重版御礼】拙著『クリスティを読む!ミステリの女王の名作入門講座』(東京創元社)が、おかげさまで重版になりました。買ってくださったみなさん、展開してくださった書店さん、どうもありがとうございました! たぶん重版の理由の9割は嶽まいこさんによる素晴らしいカバーイラストだと思うけど、あのカバーはマジで手元に置いとく価値があるので、まだの方はぜひ!
amazon.co.jp/dp/448801545X

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J・G・バラードはいかなる意味でもdoomsayerではなく、不敵に大胆に、クールに官能的に笑みを浮かべながら終末のヴィジョンをしつこく放射する異才である。とワタシは思うのですが、増田まもるさんとお会いするといつも発散する明るさとおおらかさを感じて、そのたまさかの明るさが両者を結び付けている、いやさらには、つまりそれは訳者が作家の資質を引き出す(ルビ:elicit)ということなのだろうかと時折想ったりします。

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さすがにここからボツになることはないと思うので告知しますが、次のSFマガジン(2月25日売り)に翻訳が載ります。ジョン・ウィズウェル「幽霊屋敷のオープンハウス」です。
2021年のネビュラ賞受賞作で、ヒューゴー・ローカス・世界幻想文学大賞にもそれぞれノミネート。めっちゃ評価高い作品です。
筋書きとしては、前の住人の死から長年空き家になっていた屋敷でオープンハウスが行われ、そこに新しい家を探す父娘がやってくるのですが、そこは実は幽霊屋敷で……。という感じ。
とはいえホラーにはなりません。めっちゃいい話です。泣ける……かも。ぜひご一読を。

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シオドア・スタージョン/川野太郎訳『夢みる宝石』(ちくま文庫)読了。ハヤカワ文庫で読んだときの印象と、今回新訳で読んだ印象はかなり違った。自分が歳をとったせいなのか、それとも訳の違いによるものなのかは分からないが、「宝石状の生物と彼等が生み出す不思議な生命をめぐる幻想的なSF」というイメージは完全に拭いさられた。そんな生優しいものじゃなかった。
まず思ったのは、全編が虐待やハラスメントの描写に満ちていて読んでいてつらいということ。(昔読んだときはあまり感じなかったのは、時代もあったのだろう。)物語の主眼は、その中で傷つきながらも善を信じ進むことで得られる救済なのだろうと思うし、それはそれとして感動的ではあるのだが、それにしても異様だ。(褒めてます。)
クライマックスには、『人間以上』の第一部「とほうもない白痴」や『一角獣・多角獣』の短篇「考え方」と同じく、これまで聞いたことの無いような価値観・論理で息もつかせぬ展開が続く。そしてたどり着く異形のハッピーエンドには圧倒されるばかりだ。

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小説アンソロジー『FFEEN vol.4』に掌編を寄せました。
誰かに似ている、ある俳優のお話です。
10分程度で読めると思いますので、隙間時間のおともにぜひ。

3/2 18:00までの無料公開です。
よろしくお願いします🎬

大木芙沙子「或る男」|FFEEN vol.4(ffeen_pub)
note.com/ffeen_pub/n/na77ef0ff

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スコットランドでイタリア出身のフランチェスカ・T・バルビニが主催する意欲的なSFF小出版社Luna Publishing Pressから、来たる4月末に高野史緒の短編集『ヴェネツィアの恋人』が出るそうです。翻訳はSharni Wilson.
表紙は原書と同じく佳嶋の絵。
lunapresspublishing.com/produc

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第4回みんなのつぶやき文学賞、今週の日曜日(4日)まで投票を受けつけております。
2023年に刊行された小説を【国内編】【海外編】に分けて1冊ずつご投票いただけます。「新刊をあまり読めなかったな……」という方も、どうぞお気軽に読んだ中でのベストを挙げてください。
投票フォーム制にした結果、何を選んだかをご自身のSNSでは明らかにされない方も多く、結果としてすごく票が割れています。
(でも割れた1票ずつをめくってみていくのが見る分には楽しいです)
tbaward.jp/4th_2023/

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