当誌『jem』創刊号では中国の幻想文学研究者・翻訳家の劉佳寧さんにインタビューを行いました。その末尾でも話題のある、web連載「魔窟探訪記(魔窟探访记)」。幻想文学に関係する方々の書斎、蔵書に取材する企画です。第1回は後藤護さん、第2回は山尾悠子さん、第3回は礒崎純一さんのもとを訪問(緑色の「阅读全文」を押せば全体が見られます)。
後藤護さんの元を訪れた第1回のアドレス
https://www.douban.com/note/855105441/?_i=2210089ZK_DJT9
山尾悠子さんの元を訪れた第2回のアドレスhttps://www.douban.com/note/861590989/?_i=2209948ZK_DJT9
礒崎純一さんの元を訪れた第3回のアドレス
https://www.douban.com/note/867958284/?_i=2210007ZK_DJT9
"ここに、私たちはロシアの隣国のSF作家として、また未来を考え可能性を語る者として、連名で以下を宣言します。
- 私たちは団結して戦争に反対します。侵略は武力の誇示ではなく、相互破壊への道である。ロシア軍はこの不当な戦争を止めなければなりません。
- 私たちは団結して核の兵器利用に反対します。ロシア政府と軍隊は、国際社会に対する核を用いた恫喝を止めるべきです。核兵器は、ロシア自身を含む全人類を大きな危険にさらすものです。
- 私たちは団結して平和を支持します。私たちは、子どもたち、母親たち、高齢者、障害者、病人、介護者たちを含むウクライナの一般市民に寄り添い、彼らを守る人々を支援します。同時に、ロシアの一般市民が、2つの国の子どもたちの未来を滅ぼすことのないように願います。
地球上の人類は、すでにあまりにも多くの危機に直面しています。私たちは、より良い世界を築くために力を合わせなければなりません。私たちの住む、ただ一つの世界を破壊してはならないのです。"
/韓国と日本のSF作家の共同声明-SFWJニュース https://sfwj.jp/news/20220310205957.html
大阪にある海外コミックスのブックカフェ、書肆喫茶moriさんが刊行されている海外マンガ情報誌『漫海』Vol.4(編集は書肆喫茶moriさん&げそにんちゃんさん)に書評を寄稿しました。刊行は先月です。台湾のアーティスト、A ee miのジェンダーSF『Platonic Love』(Paradice System、2023※繁体字からの英訳)について、鈴木賢『台湾同性婚法の誕生 アジアLGBTQ+燈台への歴程』(日本評論社)などと絡めた文章を寄稿しています。『Platonic Love』英語版はブックギャラリーポポタムさんの通販などで購入できます。いまこの時代に、多くの人に読まれてほしい秀作です。
https://popotame.com/items/64422eb5029af1002c15a118
独立出版『inch magazine』さんの海外短編翻訳企画PocketStoriesの02が出ます。
パク・ヘウル『この星を離れた種族』(廣岡孝弥訳, 2024.11.30発売予定)
韓国の新進SF作家の環境問題に抗う短編ひとつ、ユーモラスな掌編ひとつを収録。
私は解説を寄稿しています。作品・作家の紹介は廣岡さんが担当していて、私は近年話題のCli-fiやソーラーパンクとは何か、SFでどのように環境問題が扱われてきたかを1950年代からふりかえって書いています。
https://www.instagram.com/p/DCMZo90SEU3/?igsh=dWk5d25vaTBtZnM3