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京都SFフェスティバル2024 合宿企画1コマ目(19:15-20:15)企画部屋③
「第11回日経『星新一賞』受賞全作品を語る(当事者が)」
をやらせていただきます。

まずジュニア部門受賞5作品の感想(本当にユニークかつバラエティ豊かな作品揃いです。21世紀の中学生の底力を見せつけられました!)。本当はジュニア部門だけで1コマ語りたかったくらい。

次いで木下から、一般部門受賞者の柚木理佐さん(グランプリ)、玖馬巌さん(旭化成ホームズ賞)、鷹羽玖洋さん(図書カード賞)にメールインタビュー敢行。もちろん木下(アマダ賞)も自作を語ります。
渾身のレジュメ43ページは、京フェスDiscordにアップロード済み。読み上げていたら絶対に1時間枠に収まらないので、当日はレジュメをネタに、よりディープな話をできたらいいなあ。

当日は木下と玖馬巌さんが現地参加、柚木理佐さんもリモートで参加いただける予定です。残念ながら鷹羽玖洋さんは日程が合いませんでしたが、レジュメが特濃。必見です。

一般部門受賞者のプロフィールを不肖木下からご紹介します。

柚木理佐さん(グランプリ「冬の果実」)
別名義で単著12冊、萩尾望都や夢枕獏も審査員を務めておられた「ゆきのまち幻想文学賞」で入選少なくとも9回の猛者。創元SF短編賞の1次選考通過リストにもお名前が見受けられます。
近日ではシドニーの日本語書店が主催する「フルオブブックス文学賞」第3回最優秀賞・第4回優秀賞を受賞。

玖馬巌さん(旭化成ホームズ賞「ポラリス」)
「フェノティピック・プラスティシティ」(『anon press』2023/9/6)や「みをつくしの人形遣いたち」(『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』)などの著作を持つかたわら、AIアライメントネットワーク「超知能がある未来社会」シナリオコンテストに未来シナリオ「機械仕掛けの翼とともに:学術AI(SAI)がもたらす第3 次科学革命」が佳作入選、人工知能学会誌『人工知能』2024年9月号に掲載。ガチの知識を下敷きにしつつ、優しい世界と人の情緒をセンターに据える文理融合型兼業SF作家。

鷹羽玖洋さん(図書カード賞「星の灯の狭間にて」)
第8回創元SF短編賞 長谷敏司賞を久野曜名義で受賞。Skebでも活躍中(skeb.jp/@tkbn98)
の21世紀型万能人。カクヨムでたくさん作品が読める(kakuyomu.jp/users/gunblue)
のが嬉しい。最近、長谷敏司賞受賞作「銀の滴降る降る」の改稿が終わった、とのこと。ということは……!?

木下充矢(アマダ賞「彼方には輝く星々」)
さなコン、創元SF短編賞、星新一賞、と、公募を渡り歩いて連作を書き連ねる、という所業を繰り広げた無謀者。好きな惑星探査機は「あかつき」。締め切りをギリギリまで攻める悪癖持ち。受賞作はトイレの中で立ったまま応募、締め切りまでの残り時間は3分35秒でした。もうちょっと、その、「計画性」を頑張りたいと思います……。

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