読んだ中編について書いた。どうせ訳されないので内容は全部割る方針。あと忘れやすい自分用のメモでもある。

ダイソン球の話らしいというだけで手を出した中編を読み終えた。約1万7900ワード。うーん、主人公含めてキャラの性格が作中で一貫していなかったりぶれているので、その点が惜しい。これ、もうちょっとキャラ立たせれば、あと人間関係で生じる話を別の展開にすれば良くなりそうなのだけど。
ダイソン球の話が読みたい人にしか薦められない(←ダイソン球の話が読みたい人)。

キャラの人間関係のごたごたに費やされるの、心底どうでもいいな。そういう面でも売ってる作品ならいいけど、そうでもないハードSF中編なのにキャラのえぐい関係性で話の緩急つけないでほしい……。

「cybernetic」は訳すのに困る。今読んでるのは相手方ロボットの通信と制御を乗っ取って偽装して忍び込む文脈だから、「電子的」にしちゃっていい気がする。「電脳の」でもいいけど、ちょっとニュアンス変わるし、ましてや辞書の「人工頭脳学の」はもはや何言ってんだ感があるよなー、と昔から思ってる。
そういえばウィーナー『サイバネティックス』岩波文庫でずいぶん前に買ったけど積んだままだ。

「You’ve got the con.」→「指揮権はあなたにある」
「I’ve Got the con.」→「私に指揮権がある」
これは知らないと分からない海軍用語だな。
en.wikipedia.org/wiki/Conn_(na
当初「詐欺……?」となって危うく意味不明になりかけた。

ベンフォードもソウヤーもバクスターもストロスもレナルズも、もう長編が訳されることはほぼなさそうなので、少し寂しく思いつつ洋書を電子書籍で買う。そして積む。短編集も買う。そして積む。

レナルズのベスト短編集『Beyond the Aquila Rift』はカウントしたら27万語以上あって、純粋に文字の量が多い……。邦訳されてる作品も結構入ってるけど、それ以外が気になって買った。いつ読むのかは神のみぞ知る。

主人公が唐突に「nam yoho renge kyo」とか唱えてきたのでずっこける。そんな説明なかったけど仏教徒なの? 名前も日系とかじゃないので、不意打ちすぎて困る。

会話文でさらっと「P-bar」と書いて地の文で説明なし、というこの不親切さ。反陽子のことです。

いま読んでるノヴェレットに出てくる異星人の性別、これまでsheとなっていたはずのキャラが唐突にheやhisと書かれていて、これ誤記だよなーとなっている。とはいえ場面転換した後なので、一応留保しつつ読む。

『名探偵コナン』キャラのペン入れにピグマ使ってるのかーと知ったけど、あれ消しゴムかけると結構薄くなるんだよなー。今はスキャンしてデジタル2値化してるみたいだから、その段階で調整してるんだろうなとは思うけど。 nhk.jp/p/professional/ts/8X88Z

「最適パラメータ」くらいがいい気がしてきた。

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天体のモデル計算やってる文脈で「Our best fit says」とあったら、「われわれのベストフィット解によると」って訳していい……かな?(@_@)

Penny Publications傘下のDell Magazines、SF誌2つとミステリ誌2つ持ってるのか。Wikipedia情報だとオフィスを共有しているらしい。 pennypublications.com/

Analog誌とAsimov’s誌(共にPenny Publications発行)の少し前のバックナンバーはPDF等で買えないのが困る。結局Magzterしかない。あそこファイルでDLできないんだよなぁ……。

今日は午前中丸ごと寝ていたのだけど、ゴミの日だったことにさっき気づいた。捨て忘れた……。

円がどんどん安くなるので海外への支払いがきつくなる……。商業の翻訳出版もこれ大変だろうな……。

そういえば、なぜろくに英会話もできないくせに英語で調べまくることについては抵抗ないかって、そもそも宇宙関係の調べものが日本語だけだと濃い情報が取れなかったからなんだよなー。

と書いたけど、そもそもこの手の趣味の方向性で合う人が日本のSFファンにすら少ない時点で、いわんやそれ以外の人においてをや、というのはありますな。はい……。

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