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『宝石の国』久しぶりに読んだらところどころ印象変わった(単行本ネタバレ感想) 

相変わらずおもしろくて夜中まで読んでしまった。寝不足。

王ににんげんの話をきいたフォスの「じゃあ僕たちはずいぶんいいふうに変わったんだ」という言葉、聞いた時はそうだねえ…と染み入る気持ちだったけど、フォスがラピスの影響で賢くなってから世界の構造や周りの宝石たちの見え方が徐々に変わり、当時のフォスがお花畑なだけだったのだと突きつけられる。「ほどよい賢さは猛毒だ。」ほんとにそう。

彼らには複雑な感情があり、決して純真なわけではないのだと一度感じてしまったら、地上に残り対話を重んじるユークレースにさえ欲や狡さを見出そうとしてしまう。こうなってくるともう、最初からずっと自身の醜い感情を自覚しその気持ちに正直で露悪的なダイヤモンドが、安心感のある存在になってくる。

最初はみんな宝石だったのに、最後には月に行かなかった者たちもみんな人間に「見えてしまう」の、すごいなあ…と改めて思った。変わった(改造といってもいい)のは漫画の主観を担うフォスだけで、他はみんな変わらないのにな……。

konno さんがブースト

これは完全に作曲家のエゴというか出来ればの範囲のお願いなんですけど、Apple Musicが段違いに再生単価高いので、Apple Music入ってる人はApple Musicで曲再生してほしい

『宝石の国』全話無料きてる〜 :blobcatcheer2: と思って調べたら4/25でついに完結するのか…!買わなきゃ…!

アニメも2期こないかな 綺麗なのはもちろん、あの頭重たそうな動き(髪の毛ではなく重い石なんだとわかる動き)とか、人間の形はしているけど肉や骨ではないんだって分かるアニメーションがすごいんだよね

ほのぼの漫画な雰囲気になったけど、当初はほろ酔い宗保さんの可愛さに感極まり押入れに閉じ込めようとする桂英さんを「しまっちゃうおじさん」ならぬ「しまっちゃう桂英さん」として展開するギャグ漫画でした 「しまっちゃう桂英さん」声に出して読みたくなる語呂してる

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漫画のネーム、詰めすぎが気になってやり直して終わってしまった……
しばらく一枚絵が多くて漫画久しぶりだからかな いつもより時間かかる

konno さんがブースト

あらゆるSNSで宣伝しててすみません。
斎藤公太さんのご著書『日英対訳で読みひらく日本文化史』の表紙を描かせていただきました...! 

シネコヤさんの待ち時間、「串田孫一」という名前に見覚えがあってレイモン・ペインの『〈ふたり〉のおくりもの』を手に取ったんだけど、内容もさることながら串田さんの前書きがとてもよかった こういう出会いはブックカフェならではよね……
(あとで確認したら、串田さんは世界の名著シリーズのヴォルテール ・ディドロ・ダランベールを監修していた方だった)

KALDIのthreadsアカウントがfediverseからフォローできるようになった模様
フォローするかは別として、企業アカウントの投稿をスマートに共有できるようになるのは嬉しい

家の中にコオロギ出た :blobcatnotlikethiscry: こやつの見た目7割ゴッキーなんよ アシダカ軍曹の到着が待たれる

【日記】「江戸っ子寿司」という回転寿司じゃないけどレールに乗ってお寿司が運ばれてくるモデレートプライスな寿司屋に行った🍣

回転寿司とどう違うかというと、まず、明確な目的地をもたない寿司がレール上を漂っていない。タッチパネルで注文された寿司が注文した人のところにまっすぐ乗り付けるスタイルだ。「まもなくお寿司が到着します」と小さくアナウンスがあり「おー」と思っていると、寿司がレールの上を走ってきて自席で停車する。
レールは共有物で、他のお客さんが頼んだ寿司は快速列車よろしく結構なスピードで通過していき、美味しそうなのがヒューーッと走り去っていくと「さっきの見た?」「おいしそうだった」「3貫乗ってたよね?どれ?」などと、友達と、または一人脳内でひそひそ声で話しながらメニューを探したりできる。特に訳もなく楽しくて良い。寿司も美味しい。お酒も少し飲み、1人3500円。

宋は左が上で合ってたっぽい…!よかった :blobcatlaugh:

今回参考にさせていただいたのは時代考証凝った再現衣装(着る用)なので、現代人の着用に耐えるよう最低限の構造は現代ナイズされていたと思うけど、それでもやっぱり3Dで試着まで出来ると理解が深まって助かる……
お店の方が時代ごとの特徴やパーツの解説をしてくれたのもありがたかった

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巻きスカート、左が上で合ってたよな… :blobcatpnd_wakaran_zenbu: 不安になってきた
明と宋で違うというのは覚えているのだが……逆だった気もしてきた……メモ取ったはずなんだけど多分保存してなくて消えてたチーン

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米津玄師の新曲良すぎる
この人の書いた全ての曲を知っているわけではないけど、今までの中で一番好きかも
music.youtube.com/watch?v=TGz8

konno さんがブースト

ちなみに「アクト・オブ・キリング」は、虐殺事件の実行者達(社会的に成功して今なお安穏と暮らしている)に「あの虐殺を演じて映画にしてみませんか」と持ちかけ、彼らが実際に嬉々として映画を作る様子を追うドキュメンタリーで、色々な意味で正気の沙汰では無い物凄い作品です。予告編からして諸々だいぶえぐいけれども…
今は続編の「ルック・オブ・サイレンス」(「アクトオブ〜」の続編で、虐殺被害者の遺族の側から撮ったドキュメンタリー)ともどもアマプラで見られます。
youtube.com/watch?si=p9lDAZNon

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個人的にオッペンハイマーと比較してしまった作品として『ディア・ハンター』(1978)がある。
あれも日本でイメージされるような戦争映画ではなく、平凡な日常を送る若者たちがベトナム戦争に行って帰ってくる友情がテーマの映画だけれども、生々しく鬼気迫る痛苦があり、オッペンハイマーのようにあれこれ考えながら見る余裕のある作品ではない。

家で視聴していて、何度もリタイアしようか悩みながらなんとか最後まで見きった。二度と見たくないけれども、名刺代わりの映画10選には必ず入れている。長さは3時間3分。もし未視聴だったら是非見てほしい名作……

eiga.com/movie/20568/

konno さんがブースト

🎞オッペンハイマー
ストレンヂアが良すぎて帰りの電車の中でニコニコ笑いが止まらず、「このままでは今夜クールダウンできず眠れない」と思って、この高揚感と勢いでなければ見る元気が出ないだろう長尺「オッペンハイマー」も見て来た。
原爆の映画というよりは、綺麗な「神話的20世紀」の映画で、そういうものとしての完成度は高かったと思うけれど、原爆の実害の描写が、炭化した死体の幻を踏んづけるのと、誰かの皮膚がめくれたような描写(むしろフェイスパックを剥がしているみたいに見える)だけなの含め、だいぶ観念的な罪の物語で、だからやはり「綺麗な映画ですね」という感想しか無い。それに、天才だがナイーブな科学者像とか、添え物的な女性の描き方とか、政治と科学の世界の対立的な感じとか、どうも古臭いステレオタイプをなぞっている感じで、別に20世紀の話を20世紀の価値観で描かなくてもいいんだよ今は21世紀なんだから、という気持ちもどうしても抜けなかった。21世紀の今だからこそ距離感を持って20世紀があのように描けるようになったというのはわかるのだけれども。
正義のためと自分を納得させつつ罪の意識もというテーマだと、最近、インドネシアでの共産党員等の虐殺事件を扱った「アクト・オブ・キリング」を再見したばかりなので、ちと物足りなかった。

映画『オッペンハイマー』雑感 

心配していた3時間は全く苦にならず、見終わった後も大きな疲れを感じることはなかった、と思う。感情が動く映画ではないからかな。
原爆の映画ではなくオッペンハイマーの映画だからこそ感じた点として、結局オッペンハイマーは原爆で人生が壊れた人ではないから、なんていうのかな、彼の人生において原爆占める割合みたいなものを考える余地があるんだな、と思った。当たり前といえば当たり前だけど。原爆を投下された人々における原爆の存在の方が遥かに大きい……。

大統領がオッペンハイマーに「広島や長崎の人々が原爆を作った人間を恨むと思うか?違う、彼らが恨むのは原爆を落とした人間だ。私だ。(私は気にしてないが。)」と罪悪感を肩代わりしてやろうとするシーンが一番こう、ズレてるな〜……そこじゃないだろ……と強烈に印象深かった。

あと戦争映画ではないと思った。あえてそのカテゴリに入れられないようにしたかったのかな、とも思う。

一回で満足。あと科学者の名前を予習してった方がいいと思った。初見で顔と名前覚え切るのは無理。

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