まぁ、いいじゃねえか、うちは小池百合子が三期目だ。
赤木さんにしろ兵庫のパワハラ告発者にしろ、内部から腐敗を暴こうとした人が死に追い込まれ、殺した奴が市民の支持を得る社会は底抜けに自浄能力のない社会だよ。
内部告発者を守る法律もろくに無い、制度はあっても守られていない。人生をかけて告発した人は損をするどころか殺されてしまう。それが世間に知れ渡っても大きな影響力を持たない。日本人ってのは本当に、人の命をどこまで軽く考えているんだろうか。そして、どれだけ権力に甘いのか。
ヘントナー大佐 (v.o.c)氏:
≪選挙がデマによって汚された日だみたいに言ってる人等、沖縄はここ最近ずっとこれと対峙してるけど知らなかった?興味ないか、そうか…相手の誹謗中傷は当たり前で、自公系知事が誕生したら沖縄は携帯代が安くなるとか、秒で「そんな訳ない」と分かるだろというレベルのデマまで流されたからなあ≫
"通夜状態っていうのがトレンドに上がってて、使われる文脈が「さいとうさんを貶してたオールドメディアざまぁ」。ここ数年(大阪市民としては橋下徹が政界入りしてから)「ざまを見」たくてしゃーない人が関西中心に激増してるんかな。物凄いストレスフルな憂さ晴らしって感じがするんよね。"
https://x.com/mutarmutar/status/1858122340414234721?t=biOV7U4rbtV2UIfTOuQBBw&s=09
今起こってることは多分、いろいろな知識浸透のタイムラグが悪い方に最大化された結果なんだろうと思う。仮説。
例えば「既得権益」なんて言葉は30年くらい前の流行り言葉だ。一部の人にとってはことはそう単純じゃ無かったなという過去の言葉でしかない。だけどおそらく6〜7割くらいの人にとっては、ままならない現状を鮮やかに切り取る新しい概念なんだと思う。そういうことが薄く広く重なり合った結果の今がある。
その後押しをしてるのがネットでの情報伝播の速度だったりエコーチェンバーの密度だ。まちまちな時期に発生した、結果として間違っていた知識、3割の人たちにとってはとっくに否定されたことが、7割の人にとっての新しいこととして同時に現代に到来する。
これであれば歴史も習俗も経済力も違う世界中の地域で同時多発的に同じ結果が繰り返される理由として説明できるんじゃないか。
パワハラを受けても黙って耐えていろ、と、実質的に住民から宣告されたも同然という状況が、当該自治体の職員にどのような影響を与えるのかが気になっている。また、一部の住民による自治体職員に対する、いわゆる「カスタマーハラスメント」的な行為に対する心理的ブレーキが外れないか、ということも心配(杞憂なら良いのだけど)。また、自治体としての職員を守る仕組みは、今後機能するのだろうか(既に一度機能しなかったわけで)。
自治体職員の人権が守られない状況となったとき、その自治体は、住民の人権を守る機能を維持できるだろうか、という問題でもあるかと。
(今どれだけ機能しているのかどうかは、不明にして分からないのだけれど、さすがにまったく何も機能していない、ということはないのではないかと……)
『これってでも、ひどい時代がさらに進んだとも言えるのだろうが、同時に巨大なバックラッシュなのだとも思うしそう信じる。
ハラスメントや、雰囲気だけの空っぽな強さや現行のシステムを受け容れがたいという声が大きくなり続けているのもたしかで、それに危機を覚えた既得権益を持ったり特権性の強い者たちがもうれつに地団駄踏んで頑張っちゃっているのだ、とも言える。
「べつの社会」はある、ということを訴えていこう、と、入管行政と移民排斥に抵抗する動きのなかで話し続けている。
べつの社会を、力を持つ人間が固定したままでない世の中を希求することをとにかく続けることはぜんぜん効果なしの策じゃない、と信じている。』
本は読まない、映画も見ない、歩く姿は百合の花。