大西あゆみ 氏:
≪というか、ふた昔くらい前には「レイプでも一度ヤれば女はその男を愛さざるを得なくなる、それが女のサガだ」という考えがわりと普通にあった。いわば貞操観念、”一夫一婦”の教えを逆手に取ったもの。任侠ものの映画や少年マンガには特に多かったんじゃないか。今の若い人にはおぞましすぎて信じられないかもしれないけど。「合意がないのはNO」に頑強に抵抗する老人なども、これだと思う。おかしな話、”関係したのに裏切る”という点で、浮気や不貞と同じだと信じて不服なのに違いない。萎びたエリートにお似合いの封建的観念ではある。観念自体は全然昔のものなんだが、でもモテる自信がないのにプライドばかり高く、しかもヒツジのように孤独に耐えられない男性にとっては、こんなに魅力的なものはない。で今でも―様変わりはしながら―一部では脈々と受け継がれてるんじゃないかな。≫
rako 氏:
≪“家父長制は私たちに、女性にとってセックスは「奪われるもの」であり、男性にとって「奪うもの」だと教えています。(中略)女性の心理が「奪われること」にプログラムされているあいだは、拒絶することは難しいのです。男性の心理が「奪うこと」にプログラムされているあいだは、拒絶を受け入れがたいのです”
ガブリエルブレア著「射精責任」より≫
日本のAVもの、女性が嫌がるのを無理やり襲って実は喜んでいる、あるいうは、だんだん喜んでいく、という設定が多いと思いますが、これは、今後も深刻な影響を及ぼし続けるのではと危惧します。
昨今は、AVも国境を越え、オンライン上で海外でも日本のAVは見られるでしょうから、日本人女性は無理やり襲っても実は喜んでいる、と、今回の裁判官のように勘違いした男性が世界的に増えている危険性は高いのではないかと思います。
ほとんどの女性は、自分が望んでいるわけでもないのに性行為を強いられることはただただ苦痛で不快なだけです。
ナチュラルにDV社会の日本では、「嫌い嫌いも好きのうち」などという言葉も昔はありましたが、ほとんどの人は、「嫌い嫌いは、本当に大嫌いなだけ」です。
こういう当たり前のことから、裁判官や学校長に教育しなくてはならない日本の性認識は相当にまずいと思います。
これ、結構大事のような気がするけど思ったより取りあげられてないのね。
【スクープ】中居正広が女性との間に重大トラブル、巨額の解決金を支払う 重病から復帰後の会食で深刻な問題が発生|NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20241220_2012279.html?DETAIL&utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=shared #NEWSポストセブン
rako 氏:
≪ポルノが悪影響とかいうけど、ポルノなんてまだ知らない幼稚園児とかの時から女の子が嫌って言ってるのに追いかけ回す男の子と、それを「もー♡男の子ったら♡」みたいに許す大人達が社会がある時点で、ダメ。しっかりバウンダリーを子供の頃に学習しないといけないけど、大人達がポンコツのゴミで無能なのでダメ。ポルノにも悪しき部分は沢山あるけど、あまりにポルノがポルノが言ってて今育ってるガキ達に対するコミュニケーションやバウンダリーの教育のできてなさが見逃されてはダメ。と思う。だからうちら大人がまず学ばなきゃダメ。≫