今年に入ってからだけでも、武田、住友から座長、講演、豪華ホテル&京都大阪旅費、日本橋の本社で社内勉強会依頼されたけど、謝礼ゼロでないとお受けできません、とゆって基本ほぼお断り。一円も頂いてない。
千葉大学長選考会議、国立大学法人法に規定される「学長に相応しい高潔な人格」として選出された横手幸太郎氏、病院長、副病院長として報酬1500万以上を受け取りながら、一週間に2-3回「講演」をして1年平均2千万以上個人的なポケットに入る、とは、ちょっと「非常識」という他ない。
仮に「合法」だとしても、「学長にふさわしい高潔な人格」と主張するのは、ちょっと無理がある。というのも、「合法的」に生活している人が必ずしも「道徳的」とは限らないからだ。
勿論、何が「道徳的」かを決定するのは難しく、とりあえず「法の範囲内」であれば、刑事案件にはならない。
といっても国立大学法人に「高潔な人格」が大学の「大学の学長」にふさわしい、と書き込まれている以上、公論が判断する、ということ。
学長選では、そのことも踏まえた上で、山田氏1位、100票差で横手氏2位だったわけだ。
これを選考会議で筑波で2位の永田を1位にした河田氏、千葉大学病院監査委員長の宮坂議長など外部委員が医学部と結託、「熟議」なしに強行採決、結果8(学外+医学部対6(学内全部局)、というのだから、開いた口が塞がらないとはこのこと。
しかし2-3日に1回、講演、報酬2000万以上の横手氏、本業の病院長としての仕事は遂行できたのか?
子どもと解いてる算数の問題、つい3週間前は自分が教える立場だったのに、先週くらいから何がどうなったのかわからないが、突然目覚めたアムロのガンダムくらいの勢いになり、今の感じ、グフを倒した時のアムロくらい。
8歳で俺より速く中学への算数の日々の演習解くとか、ちょっと異次元。
どちらが速く解くかパパも一緒に解いてくれ(ぼくに勝つため)、というプレッシャーが凄い。
国連安保理事会がラマダン期間中の即時停戦を決議。米国は棄権。
停戦中の人道支援も決議。
ガザではすでに10万の死傷者が出ており、100万が家を失った。この10万の死傷者の多くが女性と子供である。
日本の人口比で言うと、500万人が死傷、5千万人が家を失ったことになる。
イスラエルはこの安保理決議を非難、人道支援も阻止する構えだが、これは狂気の沙汰としか言いようがない。
また今まで恐れていながら、言及しなかったけれども、イスラエル軍の「戦時性暴力」の証拠が挙がり始め、どうもこれはとてつもない規模のもののようだ。
一方的な虐殺、飢え、吹き荒れる性暴力・・・ナチの「収容所」についてアレントが「われわれユダヤ人は死より悪いことがある、と学んだ」と後に語った(アレント自身は強制収容所を経験していない)が、ほとんど「同じ」ことが起こっている可能性がある。
国連安保理決議は法的拘束力をもつ。国連は直ちに行動を起こし、イスラエルの虐殺を止め、人道支援を可及的速やかに開始すべき。
日本政府はこの人道支援活動に必要な財政負担を負うべきだろう。
また財政負担同様、あるいはそれ以上に必要なのは、日本政府がパレスティナ自治政府を国家として承認することです。
“熊本県内で生活保護を受ける夫婦の孫が、進学するために夫婦と家計を切り離したあと、学びながら働き収入が増えたことを理由に生活保護が廃止されたことが妥当かどうかが争われた裁判で、2審の福岡高等裁判所は1審とは逆に、生活保護を打ち切った熊本県の処分を適法とする判決を言い渡しました。”
これもう最初から何がなんでも適法にする気しかないだろ裁判官。
孫の収入増で生活保護廃止 福岡高裁は打ち切り適法とする判決|NHK 熊本県のニュース https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20240322/5000021583.html
考えてみれば、ポリーニとD.バレンボイムは共に1942年の生まれだった。
バレンボイムはアルゼンチン生ながら1952年家族でイスラエルに移住。ただし1950年からダニエルは欧州にてピアニスト、指揮者としての訓練を受ける。あのフルトヴェングラーの薫陶も受けたとされる。
バレンボイムはヨルダン西岸・ガザ占領の放棄を主張し、パレスティナ国家との「共存」を訴えてきた。
パレスティナ人との連帯を示すためにヨルダン川西岸で演奏を行い、またE.サイードととも音楽と政治をめぐる対話を出版している。
自らも玄人はだしのピアノを弾くサイードは音楽批評も書く。サイードのG.グールド論は興味深く読んだ記憶がある。
バレンボイムは21世紀に入る頃からイスラエル政府の方針を「破滅的」と批判していたが、ある意味「破滅」は訪れてしまった。
ポリーニと同年だからもう82歳になる。今度の破局をどのように見ているのだろうか?
私がバレンボイムの演奏を生で聞いたのはベルリンに行った際の1回だけ。ベートヴェンのピアノ協奏曲だった。
ぼくはブラームスの交響曲4番は32年以上、
フルトヴェングラーの1943年と1948年、ベルリンフィルのをずっと聴いてる。多分死ぬまで。
クナッパーツブッシュも大好き。
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.