国連安保理事会がラマダン期間中の即時停戦を決議。米国は棄権。
停戦中の人道支援も決議。
ガザではすでに10万の死傷者が出ており、100万が家を失った。この10万の死傷者の多くが女性と子供である。
日本の人口比で言うと、500万人が死傷、5千万人が家を失ったことになる。
イスラエルはこの安保理決議を非難、人道支援も阻止する構えだが、これは狂気の沙汰としか言いようがない。
また今まで恐れていながら、言及しなかったけれども、イスラエル軍の「戦時性暴力」の証拠が挙がり始め、どうもこれはとてつもない規模のもののようだ。
一方的な虐殺、飢え、吹き荒れる性暴力・・・ナチの「収容所」についてアレントが「われわれユダヤ人は死より悪いことがある、と学んだ」と後に語った(アレント自身は強制収容所を経験していない)が、ほとんど「同じ」ことが起こっている可能性がある。
国連安保理決議は法的拘束力をもつ。国連は直ちに行動を起こし、イスラエルの虐殺を止め、人道支援を可及的速やかに開始すべき。
日本政府はこの人道支援活動に必要な財政負担を負うべきだろう。
また財政負担同様、あるいはそれ以上に必要なのは、日本政府がパレスティナ自治政府を国家として承認することです。