台風は逸れても此方はビンゴだから台風一過が怖い。
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112970193755358696 [参照]
ADHD合併のアルツハイマー病の患者さんにADHD治療薬を長く使っているのだけど、それ程進行していない印象を強く。
もしかしてもしかしたら。
岸田首相退任に合わせてTVも慌ただしく、「次の総裁選」についての広報に勤しんでいるらしい。
朝日系の番組では、慶応SFCの竹中平蔵の弟子の中室牧子が「河野太郎氏に期待します。閣僚経験も豊富だし、突破力も本物」などとコメントしていたのとこと。
この中室という人は、朝日の論壇委員やら、JRの車内画像広告にやたらと頻出するので、さすがに私も名前を覚えた。
画像広告では、男性アナウンサーに「AI時代に人に期待されているものは?」と聞かれて、ホワイトボードに「コミュニケーション力」と掲げて、車内の私を驚かせたものである。
ところで、「突破力」という言葉、私の知らない界隈では、最近は普通に使うらしい。
昔、宮崎学が「突破者」という自伝を書いていたけれども、何か関係があるのだろうか?
何にしても、思想や方向性をブラインドにして「突破力」だけ求めるのは、危険極まりない。
ヒトラー率いるナチスは「危機の時代」における「突破力」だけは群を抜いていたのである。
どうも、「ワンワード・フレーズ」で大衆心理を操作しようとする広告作法、この30年まるっきり変化がないようだ。
念のため付け加えておくと、広告を組織的に政治における大衆動員に利用したのはナチスをもって嚆矢とする。
ガザ死者4万人 ユニセフ広報官が見たもの 私たちにできることは
https://www.asahi.com/articles/ASS8H3QJLS8HUHBI03CM.html
《まず、日本の人々や政府が人道支援に貢献してくれていることに感謝します。私たちは、引き続き支援を必要としています。しかし、最も重要なのは、停戦を求める声を上げることです。
即時かつ長期的な停戦が、子どもたちの苦しみを和らげ、命を救う唯一の方法です。停戦が遅れるたびに、大勢の子どもたちが命を落とすことになります。
一方で、子どもたちは過酷な状況の中でも、希望を失っていません。学校に戻りたい。離れてしまった親と再会したい。片足を失っても、また歩けるようになりたい。
子どもたちのこうした夢を絶やさないようにするために、私たち全員がこの問題に対して責任を持ち、暴力を終わらせるために国際社会に圧力をかける必要があります。》
今日は一応「お盆」である。
この1年弱で亡くなった人。
A.ネグリー「自由と平等のために人生を捧げた」の遺言を残す。『帝国』による現代資本主義の分析は失敗に終わったが、「マルチチュード」の概念は、それこそカント的な「統制的」理念として生き続けるだろう。
F.ド・ヴァールーオランダ出身、妻はフランス人、米国で活動した人類学者、動物学者。英語圏で猛威を振るうR.ドーキンス的な「遺伝決定論」と新自由主義の結合を批判し続けた。霊長類研究を通して、「生物」としての「人間」の位置づけに大きな光を当てる。
J.A.ポーコーックーニュジーランド出身の政治的人文主義の研究者。一般には地味だが、17,18世紀研究を一変させた。
特に、日本の17世紀、18世紀研究はポーコックの出現で大きく変化した。
ただし、ノーマンの『クリオの顔』を再読すると、すでにポーコック的な政治的人文主義が注目されていることに気づく。
J.イスラエルの「穏健啓蒙」と「急進啓蒙」の区別、そこからも排除されたルソーとフランス革命について、現在まだ説得的な議論は提出されていない。
大江健三郎ー「サルトルにはじまり、サルトルに戻った」との記事が出たが、戦後文学との関係についての研究はこれからだろう。合掌。
ゼレンスキー、ウクライナの意図はクルクスのラインラント化ということかな。
https://x.com/zelenskyyua/status/1824072739478536223?s=46&t=ZwwdJsZf2HSrdZkGNUr9wg
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.