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Yoshihiro KATSUKI さんがブースト

香月祥宏と杉江松恋の「これって、SF?」2023年12月号・その2で、『奏で手のヌフレツン』のヌフレツンをご紹介頂きました。〝誰でも読める酉島伝法〟との言葉を賜りました。
youtube.com/watch?v=e3-lPqOfmX

杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、今年最後となる12月号、その1です。

私は、眞田天佑『多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉』(MF文庫J)を紹介しています。
「なめらかな世界の日常」等、SFネタの章題が目に止まって手に取った一冊です。ギャルゲ風のマルチヒロイン設定にSF的理屈をつけてドタバタラブコメをやるのかと思いきや、ストレートな青春SFとして楽しめました。

杉江さんが取り上げられたのは、佐佐木陸『解答者は走ってください』(河出書房新社)です。
クイズ小説なのかな? と思ったら(その側面もありますが)、とても面白い構造の小説でした。しかも文章の密度が高くスピード感もあり、巧緻かつ高速のメタフィクションです。

youtube.com/watch?si=AIqjdiVXA

Yoshihiro KATSUKI さんがブースト

この作品の翻訳には思いいれがあるので、ここでだけ語らせてください。この仕事を始めてから修練を重ねてきたエンターテインメント翻訳の技法にくわえ、この10年ほどは中国SFの仕事でも新しい経験を積ませていただきました。さらに個人的に読んできた本の影響や、これまでアイデアはあっても試す機会がなかった実験的な翻訳技法など、まさに全部入りでできたのがこの『鋼鉄紅女』の翻訳です。翻訳業のキャリアのなかでいまだからこそ可能でした。その意味では(めざしてきたわけではないので、まったく結果的にですが)、これを訳すために自分の翻訳者人生はあったのかもしれないとさえ思います。

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昨日は実家の松を剪定してきました。
見る人が見ればわかると思いますが、私がやった枝、見事に失敗してますw
隣の芽を2つ残して、カバーしてくれることを期待してみました……

現在発売中の〈ダ・ヴィンチ〉1月号、「BOOK OF THE YEAR 2023」内の「本読みのプロが選ぶ、『とっておき』の今年の3冊」国内文学編で、昨年度(22年10月~23年9月)の国内SFから3作を選んで紹介しています。取り上げたのは、

・長谷敏司『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』(早川書房)
・久永実木彦『わたしたちの怪獣』(東京創元社)
・谷口裕貴『アナベル・アノマリー』(徳間文庫)

の3作です。
〈ダ・ヴィンチ〉は、Kindle Unlimitedはじめ各種雑誌読み放題サービスにも入ってます。
ddnavi.com/davinci/

締切の合間を縫って、PCの引っ越し作業を始める。

杉江松恋さんとの月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、11月号その3です。

私は、ルーシャス・シェパード『美しき血』(内田昌之訳/竹書房文庫)を紹介しました。
「竜のグリオールに絵を描いた男」に始まるシリーズの最終作にして唯一の長篇です。巨大な竜の思念が支配する世界を描いた作品ですが、現実を侵食してくる力も非常に強いです。未読の方はぜひ一作目からどうぞ。

杉江さんは、エレン・ダトロウ編『穏やかな死者たち シャーリイ・ジャクスン・トリビュート』(創元推理文庫)を紹介されています。
各作家ごとに押さえているポイントは違うと思うのですが、全篇読み通すと、たしかにジャクスン! と感じられる満足感がありました。動画中にも持ち込みましたが、異色作家短篇集の『くじ』は、個人的にもたいへん思い入れのある作品です。

youtu.be/fZO-DzAdHx0?si=tDZaH2

杉江松恋さんとの月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、11月号その2です。
毎月の新刊SFの数には偏りがあるので、月刊だとどうしても取りこぼしが出てきます。というわけで今回は、夏の忘れ物を取りに行く回となりました。

私は、8月刊の山田宗樹『ヘルメス』(中央公論新社)を紹介しています。
序盤のあらすじからは予想できない、意外な展開が待ち受ける一冊です。抗う/諦めるの二分法では分けられない、小惑星衝突ものの中でも独特の味わいを持つ終末SFになっています。基本的にエンタメ小説の骨法で書かれているので、あんまりSF読んでないなあ、という方にもおすすめ。

杉江さんが取り上げられたのは、同じく8月刊、新馬場新『沈没船で眠りたい』(双葉社)です。
自然なモチーフの反復によって登場人物たちの切実さが胸に染み込んでくる、AIもののシスターフッドSFです。新馬場さんは、新作『十五光年より遠くない』(ガガガ文庫)も今月刊行されますね。来年のSFセミナーにも登壇されるそうで、いま注目の新鋭作家の一人です。

youtu.be/6SdutGzZiG8?si=lLB_Iu

今年に入ってからポイント関連も続々終了してるし、honto、大丈夫かいな。
今のところ電書ではKindleと並ぶメインとして使っているので心配です。
honto.jp/info/detail_041000083

昨日キャンセルした中古PC、新しく組んでもらった構成もダメだったので(Core-i7の8世代以降が無理っぽい)、別のところに注文してみた。
一応調べてサポートやライセンスが怪しげなところは弾いたつもりだけど、さて、どんなものが来ますやら。

OSのサポートが終わる度にMSが要求してくるスペックの新品に買い替えるような余裕はもうないので、中古やセール品を見極めつつ上手に使わないと。
自分だけならChromebookとKindle FireとiPhoneで大体どうにかなるけど、現状、最新のWindows+Officeが動く環境もやっぱり要るからねえ。

杉江松恋さんとの月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、11月号その1です。師走に入りましたが、収録は先月終わってました。

私は、宮澤伊織『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』(創元日本SF叢書)を取り上げました。
マッドサイエンティストによる怪しげな発明品の紹介で収益化を狙う「ときときチャンネル」の生配信6本から成る連作集です。宇宙に時間に並行世界に、ハードなSFネタを軽快に読ませてくれます。

杉江さんが紹介されたのは、ユン・ゴウン『夜間旅行者』(カン・バンファ訳/早川書房)です。
私含めてノーマークだったSF読者も多いのではないかと思いますが、これはおすすめ。動画中ではうまく言えなかったのですが、"言葉が通じない"というシチュエーションの使い方が実に巧みですね。動画中でも伏せていますが、なるべく版元あらすじは見ないで読んだ方がおもしろいと思います。

youtube.com/watch?v=4BDkvBnWPo

サポートと言えば、数年間便利に使っていたのに保証切れとともにに壊れたスマートロックの対応が、のらりくらりでいまいちだった。
けっきょく修理になりそうだったんだけど、見積もりが今や新モデルを新品で買うのとあんまり変わらない値段だったので、これもセールで購入。物欲はだいぶ満たされた。

物理鍵いらなくなるしオートロックでかけ忘れもないし、スマホ連動で開くようにしとけば買い物で両手がふさがってる時とか便利です。
窓際の家族だけが知ってる場所から部屋にいるAlexaに暗証番号をささやけば開けてくれる、という設定も一時期子らがよく使ってました。

最初はだいぶクレームに対して構えてる印象だったけど、ちゃんとテストして知らせてくれてありがとう、ということを伝えると急に柔らかい対応になって話しやすくなった。
まあ、めちゃくちゃ文句言う人とかもきっといるんだろうし、大変な仕事よね。

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ブラックフライデーで安くなっていた再整備PCを買ったら「組んだら動作が不安定だったので、CPUの世代を落としたモデルをお値引きで」と電話がかかってきた。
そこまで落とすなら買う意味ない、という提案だったのでキャンセルしたけど、事前に連絡あるのは良かった。そのまま送る中古業者も多そう。
新品でも初期不良とその対応で泣かされた経験けっこうあるので、ちゃんと連絡くれて逆にうれしかった。

少し訊くとパーツはあるらしくて相性問題ぼく、構成を変えれば行けるかも? という感じだったので、同じところにちょい高めだけど別構成のものを頼んでみた。 電話の対応も良かったし。

読み上げと言えば、iOSの

・エリザベス一世(かずよ)

・2つの赤い感嘆符

・IRA(アイアールエー)つく

・急に酔っ払ったみたいになって急に戻る(記号が関係してるっぽい?)

とか、なかなか直らないですね。とくに「イラ」だけ急にIRAと読むのが謎すぎる。

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Audiobookの倍速再生の話。

私も家事しながら電子本を"聴く"ことがありますが、

・等倍で聴くもの=朗読自体を味わうもの

にはAudiobook、

・倍~3倍速で聴くもの=とりあえず内容を確認したいもの(その結果あとで精読することもあり)

には読み上げ、と使い分けてます。
いずれにしろ「読書」とは別の楽しみ方、使い方ですね。

ダイソーのプチブロック、娘が隣で作っては勝手に置いて行くので増殖している。
今日からついに幻獣シリーズを作り始めた。

在籍はかぶっていませんが、酒見さんは高校の先輩でした。

実は在学中の文化祭で講演に呼ぼうかという話があり「インタビュアーやらせてください!」くらいの勢いで食いついたのですが、たしか酒見さん在学当時の担任の「人前で話すようなタイプじゃないと思うよ」という一言で話は消えたのでした。

奔放な想像力を史実の隙間や周辺にねじ込み独自の世界を構築する筆力は一級品で、『陋巷に在り』は今でも読み返すオールタイムベストのひとつです。
『SFが読みたい! 2012年版』のブックガイド企画「21世紀SF必読書100」には、この1作のためだけに参加させてもらいました。

柴錬の孔明もパリピな孔明も好きですが、やっぱりいちばん好きなのは『泣き虫弱虫諸葛孔明』です。

作品はもちろん、進学先選びという意味で直接人生にも影響を受けた作家でした。
今日は、佐野量子の曲聴きながら洗い物します。
nordot.app/1097458946953970261

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