在籍はかぶっていませんが、酒見さんは高校の先輩でした。
実は在学中の文化祭で講演に呼ぼうかという話があり「インタビュアーやらせてください!」くらいの勢いで食いついたのですが、たしか酒見さん在学当時の担任の「人前で話すようなタイプじゃないと思うよ」という一言で話は消えたのでした。
奔放な想像力を史実の隙間や周辺にねじ込み独自の世界を構築する筆力は一級品で、『陋巷に在り』は今でも読み返すオールタイムベストのひとつです。
『SFが読みたい! 2012年版』のブックガイド企画「21世紀SF必読書100」には、この1作のためだけに参加させてもらいました。
柴錬の孔明もパリピな孔明も好きですが、やっぱりいちばん好きなのは『泣き虫弱虫諸葛孔明』です。
作品はもちろん、進学先選びという意味で直接人生にも影響を受けた作家でした。
今日は、佐野量子の曲聴きながら洗い物します。
https://nordot.app/1097458946953970261?c=39550187727945729