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Yoshihiro KATSUKI さんがブースト

【祝】ジョン・スラデック『チク・タク×10』(竹書房文庫)がSFが読みたい!2024年版[海外篇]の第1位となりました!
竹書房からは初の1位ということもあり、それも含めて嬉しいです!
投票してくださったみなさんありがとうございました!!

それにともなって、『SFが読みたい!2024年版』では竹書房の水上志郎さんを聞き手にした鯨井久志インタビューと、鯨井監修によるジョン・スラデック邦訳作品全レビュー(鯨井、坂永雄一、白川眞、林哲矢、伴名練、鷲羽巧。敬称略)が掲載されています。
そちらもよろしく。

hayakawabooks.com/n/n1167df962

『SFが読みたい! 2024年版』、本日発売です。例年通り、国内篇30位までの作品紹介、総括などを担当しました。 国内篇、ご覧の通りトップ10には短篇集がずらりと並んでいるのですが、それらを抑えて1位に輝いたのは……

hayakawabooks.com/n/n1167df962

1月の運動まとめ。
実質10日間なので、よくやった方でしょう。

杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、1月号(12月刊行分)その3です。

私は、ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作、矢野アロウ『ホライズン・ゲート 事象の狩人』(早川書房)を取り上げました。
巨大ブラックホールの中心部を調査する少年とそれを遠距離射撃で護衛する少女、異なる時間を生きる二人の想いを描くSFならではのロマンスです。2人の種族的背景もおもしろい。

杉江さんが取り上げられたのは、饗庭淵『対怪異アンドロイド開発研究室』(KADOKAWA)です。
第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作。対怪異を描く作品はいろいろありますが、本作はアンドロイドということでフレーム問題との絡みが興味深かったです。
youtube.com/watch?si=5fiClN18E

杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、1月号(12月刊行分)その2です。

私は、立原透耶編『宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選』(新紀元社)を取り上げました。
『時のきざはし』に続く華文SFアンソロジー第二弾で、今回はさらにSF色強め。数篇しか触れられませんでしたが全篇素晴らしく、ジャンルSFの伝統を踏まえつつ現代的なテーマに挑んだ多彩な作品が揃っています。

杉江さんが取り上げられたのは、辻真先『迷犬ルパン 異世界に還る』です。
《迷犬ルパン》と言えば、SFイベントが舞台で実名作家もたくさん登場する『檜舞台』がSFファンにはおなじみかと。最新刊はなんと異世界転生ものです。今回も作者ならではのゲスト(?)が楽しい。
youtube.com/watch?si=2j0FhBznR

杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、今年最初の更新です。今年もよろしくお願いします。まずは1月号(12月刊行分)その1です。

私は、森岡浩之『プライベートな星間戦争』(星界社FICTIONS)を取り上げました。
第一部は独特の用語が彩る異色のミリタリーSF、第二部はスケールの大きな電脳SFで、ふたつのパートがどう関係するのか、巧緻な構成が読みどころです。作者の過去作を思わせる要素も随所にちりばめられています。
《星界》シリーズのように独特のルールに支配された戦闘、『優しい煉獄』を思い起こさせる第二部……。ん? ススムって? とかも気になりますね。

杉江さんが取り上げられたのは、北里紗月『赫き女王 Red Alveolata Queen』(光文社)です。
孤島での過酷なサバイバル、次々と襲ってくる変容した生物など、息もつかせぬバイオパニックホラーです。"バイオ"部分のアイデアは、SFファンにも読み応えがあると思います。

youtube.com/watch?si=lveSj5_iJ

ファン交ありがとうございました。
ものすごい勢いで喋ったので、自分でも何言ったかよく憶えてません(笑) 毎月のYoutubeはもう少し聞きやすいと思うので、よろしければそちらも御覧ください。
画像は、ファン交で時間が余ったら使おうと思っていたスライドです。網羅的にというより、あくまでも自分が、時間余ったらファン交で喋りたいと思ったもの、ということで。

これから、コミック編を聞きながらネット書店のカゴにポイポイ入れた本を厳選し直して購入します。

Yoshihiro KATSUKI さんがブースト

1月22日、Eテレのネコメンタリーに登場します。
書いてるところもたくさん映ると思います。ぜひご覧ください。
nhk.jp/p/ts/Z52R515WW1/episode

共通テスト英語リーディング、手合わせ願いました!

なんとか80分に間に合わせたけど、何箇所かミスった……。高校生に本番初見、朝からぶっ通しの4科目めでコレはキツい。
これ満点取るための対策しても、2次には大して役に立たないのがまたキツい。

読む量は、センター時代のほぼ倍ですね。

asahicom.jp/edu/kyotsu-exam/sh

> 共通テスト体内時計を鍛えて
> 一般選抜対策を兼ねて勉強できるような出題内容ではなく二重の負担になってしまう

マジでコレ。共テ特化の対策が必要です。年末から3週間、みっちり付き合いました……。
センターは"一次"という感じでしたが、共テは別のテストですね。

難しすぎる共通テスト 悲観して調子を崩した受験生も
sankei.com/article/20240108-U7

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共通テスト前日ですが、とーちゃん、若干発熱です……。薬はもらってます。

息子は咳が残っているものの熱はなくて元気。
昨日のリスニング演習で初の9割突破で相変わらず調子に乗っております。 ここまで来たら病気はこっちで全部引き受けるからなんとか明日までもってくれ、という気持ち。

午後から会場下見してホテル入ります。
例年なら会場まで車で10分のとこを押さえたはずなのに、今年は車で40分、公共交通機関なら乗り換え3回1時間半のところになってしまいました。
直前まで会場決まらないの、田舎民にはつらいよな~

うちも夏から宿と交通機関押さえて、いらなくなったぶんから順次リリースしました。
こういうのの管理も親がやるしかない。
asahi.com/articles/ASS1B4CR9RD

昨年暮れに始めた月例SF書評番組「香月祥宏と杉江松恋の『これって、SF?』」、2年目に突入しました。
1年分たまったので、年末年始に読む本を選ぶ際に、また1年間の振り返りに、よろしければ参考にしてください。
1年間、ありがとうございました!

youtube.com/results?search_que

最近告知忘れがちですが、現在発売中の〈SFマガジン〉24年2月号、SF BOOK SCOPE国内欄に寄稿しました。

ピックアップ1p
・宮澤伊織『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』(創元日本SF叢書)

見開き2p
・村山早紀『さやかに星はきらめき』(早川書房)
・伊与原新『宙わたる教室』(文
・佐藤究『幽玄F』(河出書房新社)
・福田和代『梟の胎動』『梟の好敵手』(集英社文庫)
・井上雅彦監修『乗物綺談 異形コレクションLVI』(光文社文庫)
・似鳥鶏『唐木田探偵社の物理的対応』(KADOKAWA)
・白井智之『エレファントヘッド』(KADOKAWA)
・朝比奈弘治『夢に追われて』(作品社)
・牧野楠葉『ローレン 意味のない記号の詩』(日本橋出版)
・荒巻義雄『海没都市TOKIYO』(小鳥遊書房)
・吉田親司『防衛大臣 山本五十六』(エムディエヌコーポレーション)

以上12冊を紹介しています。
『ときときチャンネル』評では、ふだんあんまりやらないことをやってみました。

『創元SF文庫総解説』、週明けからこのへんの書店にも並ぶと思います。
私は全18作 を担当しました。今でも読み継がれている名作より「そんなのもあった!」という感じの懐かしい作品が多いので、あらすじを多少厚めにしつつ読みどころを紹介しています。
担当作は以下の通り。

『第五惑星から来た4人』マレー・ラインスター
『明日プラスX』ウィルスン・タッカー
『地の果てから来た怪物』マレー・ラインスター
『目的地アルファ・ケンタウリ』A・E・ヴァン・ヴォークト
『星は人類のもの連盟』ジョン・ブラナー
《チャイルド・サイクル》(《ドルセイ》)ゴードン・R・ディクスン
『アナンシ号の降下』ラリー・ニーヴン&スティーヴン・バーンズ
《アースライズ》三部作(《トライゴン・ディスユニティ》)マイクル・P・キュービー゠マクダウェル
『海魔の深淵』デイヴィッド・メイス
『量子宇宙干渉機』ジェイムズ・P・ホーガン
『ミクロ・パーク』ジェイムズ・P・ホーガン
『時の扉をあけて』ピート・ハウトマン
『マインドスター・ライジング』ピーター・F・ハミルトン
『フラクタルの女神』アン・ハリス
『100%月世界少年』スティーヴン・ダニー
『落下世界』ウィル・マッキントッシュ
『裏山の宇宙船』笹本祐一
《田中芳樹初期短篇集成》田中芳樹

杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、12月号その3です。

私は、劉慈欣/大森望・古市雅子訳『白亜紀往事』(早川書房)を取り上げました。
恐竜と蟻が互恵関係を結び高度な文明を築き上げている白亜紀を描く、『三体』作者の初期長篇です。文明発祥までのプロセスや、種族間のスケールの違いを乗り超える数々のアイデアがおもしろいです。

杉江さんが紹介されたのは、井上雅彦監修『乗物綺談 異形コレクションLVI』(光文社文庫)です。
全篇外れなしですが、SF読者には、冒頭の久永実木彦~坂崎かおる、中盤の柴田勝家~上田早夕里~斜線堂有紀~空木春宵の並びがとくにおすすめ。それに意外な人のSFも……。

「これって、SF?」、年内の更新はこれで最後です。1年間、ありがとうございました。

youtube.com/watch?si=3wbeoi23v

昨日寝落ちしたので運動行きたいけど、洗濯物が多いわ。
外は雪ですが、積もるほどの感じじゃありません。

杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、12月号その2です。

私は、酉島伝法『奏で手のヌフレツン』(河出書房新社)を紹介しました。
4つの太陽が徒歩で(!)巡っている凹面世界を、造語やルビを駆使した文章で描き出しています。想像力をフル回転させながら読み進めると、背景となる世界の骨格や、そこで生きる者たちの姿がいきいきと浮かび上がってきます。

杉江さんが紹介されたのは、横溝正史ミステリ&ホラー大賞史上初の三冠作(大賞、読者賞、カクヨム賞)を達成した、北沢陶『をんごく』(KADOKAWA)です。
ストーリーも文章もキャラも、すべての勘所を押さえた作品で、デビュー作ですが非常に完成度が高いです。大正の町並みを再現できれば、映像化しても映えそう。

youtube.com/watch?si=uy2jlmhte

Yoshihiro KATSUKI さんがブースト

『本の雑誌』2024年1月号(鏡餅てんてこ舞い号 No.487)に、単行本の年間ベスト3(下記)とコメントが掲載されています。

今年の一冊 橋本輝幸
『あなたは月面に倒れている』倉田タカシ(創元日本SF叢書)
『回樹』斜線堂有紀(早川書房)
『幽玄F』佐藤究(河出書房新社)
webdoku.jp/honshi/2024/1-23120

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