音響カプラというのがあったな(あっという間に消えた記憶)

ホームページ作ろうかしら(どんどん遡る😅)

そうだ!備忘録に使おう(まさに日記?)→暑さのせいか(と言うことにしたい)、理解がスロー

(西貢こぼれ話)西貢は観光地エリアの周辺にいくつも村があり(O小姐ご夫婦も村の住人である)、以前から映画関係者が多く住んでいることで知られている。今年の4月に亡くなられた俳優の呉耀漢(リチャード・ン 五福星とかキョンシーシリーズとか)さんも長らく西貢に住んでいらしたそうだ。
そして、鄭伊健(チェン・イーキン 今年大阪アジアン映画祭で見た『深夜ドッジボール』で頼りにならんおじさん役を好演、その魅力を再確認したところ)も西貢の住民として有名で(最近は福岡にいることも多い?)、よく行くパン屋さんやカフェなど、街のあちこちにその痕跡が残されているのだった。さらに劉青雲(ラウ・チンワン→金像奨主演男優賞おめでとうございます)もよく西貢を訪れているらしい!! 西貢の人気デザート店(滿記甜品の創業メンバーの一人がやっている)には、青雲さんの写真が編年式(?)で飾られていたのだった。

(4月の香港旅をまだ反芻)西貢に行ったらやはり海鮮である。O小姐の老公の案内されながら街市で海鮮類を(老公が)吟味し、レストランで(老公が)料理を決める。しばらくしてテーブルに並んだ皿(の一部)は椒鹽有羔瀨尿蝦、果皮蒸鮑魚、鹽水灼鬼爪螺、螺雜魚豆腐白菜湯などなど。加えて鹽焗雞も半羽。どの料理もとても美味しかったが、「雜魚」のスープがじんわりと出汁がでていて滋味~て感じ!(語彙力不足御免) また、街市で老公が「この貝は今が旬だから食べましょう!」と指さした見慣れぬ姿の貝(鬼爪螺)は塩ゆでし、身を枝豆のように食べた。魚介に詳しい人ならもっともっと深い感動を伝えられることだろう,申し訳なし。そして一人当たりのお値段が予想よりかなり安かったのにびっくり&心配(計算間違いしておられませんよね…)
それにしても、お二人のホスピタリティーに感涙。特に老公は「太太が友達と会う→僕がもてなさなきゃ!」という感じで、大変にありがたかったのはもちろん、とても微笑ましいのであった(そして、羨ましい)。

西貢の若者向けなお店も探検しつつ、O小姐&老公に案内されて入ったのは行ってくれたのはレトロな冰室「(聯發)雪糕佬冰室」。入り口のドア、床や壁のタイル、椅子(!)など昔懐かしいレトロな雰囲気に満ちている。看板の文字は手書き看板書家・李漢さんが書いたのではという説も!
平日午後のまったりとしたお店でテンションが高まる我らがいただいたのは紅豆冰(小豆に甘味をつけていないすっきりタイプ)や檸檬水や凍奶茶。そして卵や牛肉の三文治をシェア(すごくおいしい)。そしてあまりのおいしさに写真を撮り忘れて、みんなで平らげてしまったのが西多(香港式フレンチトースト)であった。薄いトーストであまりオイリーではなく、中に挟まれたピーナッツバターがとろける感じ。O小姐の老公によると「これが昔ながらの西多の味」とのこと。私に馴染みのある西多とは違う(あのギトギトな西多も邪悪で好きだが)。だんだん作り方が変わっていったのだろうか。ああ、食べ過ぎだ、幸せだ。 [添付: 5 枚の画像]

西貢に行くのは実は初めて。週末や祝日は香港の人々でものすごく混み合ういうことなので、復活節後の平日にうかがった。海鮮レストランが並ぶ観光エリアは2時間あれば十分に回れる感じで、オーガニックな食料品店(+アロマとか)、カフェなどお洒落なお店もちょこちょこ見かけた。香港製造的デザインや西貢在住の作家が作った雑貨やアクセサリーを置く店も。近年、西貢には30代~40代あたりの比較的若めな人たちの移住が増えているらしいが、そんな影響もあるのだろうか?
 一方で昔ながらの食料品店・生活用品店(メラミン食器充実、地元メーカー・冠益華記の調味料が充実)なども健在。いろいろあって楽しい。新旧の香港製造的店が混在するまま発展していってほしいなあ。

4年ぶりの香港では西貢にもいった。数年前からSNSでお付き合いをさせていただいているO小姐に初めてお目にかかるためで、同じくSNSでO小姐と交流のあるX小姐も参加。牛池灣からミニバスで行くつもりだったが、O小姐&老公が車で迎えにきてくださることになった(ウルウル)。
待ち合わせの彩雲邨のバスターミナルで、初めてお会いした時の拍子抜けするほどの日常的な感覚は不思議だった。初対面感覚が全くない(老公に対してはあったが)。車に淡々と乗って、老公が運転する中、淡々と世間話などしながら、ちょこちょこ寄り道し、西貢に向かったのだった。
車は高層団地が林立する地域から、いきなり緑が眩しい山道へと入りそして海へ--。再び山道に入り、そして西貢の漁港へ--。ダイナミックに景色が変わっていくのに夢中で車窓からずっと景色を眺めていた(で、写真を撮り忘れた…)。
寄り道したのはO小姐案内による彩雲邨近くのJat's Incline Marker (扎山道の標石)、そしてX小姐(欲望が創造的)が遠慮がちに提案した清水灣・佛堂門天后古廟(1266年創建の香港最古&最大の天后。『英雄本色』のロケ地)と邵氏大樓(エリック・クミン設計による素晴らしい建築物だが、放置状態)など。私がよく知らなかった香港世界を堪能。

香港島のダイナミックな街・柴灣で行きたかったのは焼味屋さんの他、「18階に渡り廊下がある屋邨(団地)」として知られる興華ニ邨。大山顕氏の写真集『香港のてざわり』で知り、興味津々だったのだ。
柴灣道から見ると裕興樓の遥か上の階に、確かに渡り廊下が!しかし何ゆえ?
エレベーターで上がってみるといきなり渡り廊下。その先をずんずん進むと、天橋で4つの(多分)団地が結ばれている。しかも18階の高さのはずなのに天橋部分は2階くらいの感じ。あれ?(ちょっと構造がわからない。3D感覚弱いです😅)
どうやら山の方の樓に住む住民が険しい坂や階段を登らずに、楽に各樓にアクセスできるよう、裕興樓のエレベーターが総合入り口になっている模様!改めて住民本位なすごい構造に驚く。山がちな香港らしい発想だ(中国なら山を切り崩し、平地にするのでは)。とはいえ、まだ構造がシカとはわかっていません😅

4年ぶりの香港で初めて訪れた香港島の東のはずれ柴灣(港島線の終点?起点?)。広くてうねった大通りでエリアが分かれ(囲われ)、それらを跨ぐ天橋をうまく通らないとなかなか目的地に到達できない。ちょっとワイルドな作りの街。

4年ぶりの香港は行きたいところが色々あって毎日旅程(?)に迷ったのだが、この日は新界は沙田の文化博物館から一気に香港島の東の端っこ・柴灣へ。東京在住の香港朋友が勧めてくれた焼味店「新桂香」でお昼を食べた。柴灣、初めて行ったのだが、街のサイズ感がちょっと違う。地形のうねりかたもダイナミック!Google先生頼りにたどりついたお店は予想以上にテイクアウト中心。近所にお勤めの人や住人の方々がずらりと並ぶお店のすみで友人と焼肉飯と叉焼飯をシェアして食べる。う、うまし!もっと他の焼味も食べたい!次回は数人で来てみたいが、食べる場所探さなくては…

香港・牛池灣の「外からはとてもやっていそうに思えなかった」寶福餐廳。恐る恐る階段を下りていくと、そこには素晴らしいパラダイスが!(昔ながらの"冰室"の雰囲気)。惹かれる食べものメニューも並んでいたが、お腹いっぱいなので凍檸茶(アイスレモンティー)を注文。だが、しかしおじちゃんが持ってきたのは透明な檸檬水!「えええ~!」と動揺する私を見て、おじちゃんが「な,なんだ?……お茶いるか?」と紅茶の入った茶杯(?記憶が曖昧)をもってきて、紅茶を足してくれたら、凍檸茶の味に^^; 実はちょっとだけ飲んだ檸檬水もさわやかで美味しかったです。

4月のはじめ、4年ぶりに香港に行った。九龍の庶民的エリアに今も残る村・牛池灣村(再開発決定)に友人と待ち合わせして獅子山を拝みつつ、朝8時から早茶。出勤前の友人W小姐も参加して次々點心を取ってきてはパクパク食べる(お茶も飲む)。これから仕事だ…というW小姐が別れ際に「もし時間があればこちらも」と教えてくれたのが1964年開業の「寶福餐廳」という茶餐廳だった。いやがうえにも年季を感じさせる渋い看板が掲げられ、外からはとても営業しているように思えない風情だが、なんとやっていたのだった!

『花椒の味』を久しぶりに見て(涙)音楽担当の波多野裕介氏のトーク(香港電影における音楽の作り方が面白い!)を聞き、お腹の空いた友人数人で香港式下午茶をした!

水曜にようやく、中国のロウ・イエ監督の『シャドウプレイ 完全版』とその制作ドキュメンタリー『夢の裏側』を見た。映画を見てすぐ見たこともあって、ドキュメンタリー(ロウイエのパートナー、マー・インリーが監督)がとても面白かった。
映画の中で流れる王傑の「一場遊戯一場夢」の歌詞の意味を今回初めて知って、大変に驚く。この歌、80年代後半の人気曲で、王傑の美しい歌声と甘く少しリリカルなメロディーが印象的だったが、歌詞の内容はこんなだったのか!(メロディの印象と全然違うw)。約30年目にして知った事実!
この歌は80年末から90年代初頭の時代を示し(中国は改革開放経済開始)、映画の内容ともリンクしているのだが、それにしてもなぜこのメロディにこの歌詞をつけたのか?と映画を見ながら時々、疑問が沸き起こってくるのであった。

再開発問題で住民と業者が激しく揉めた広州・冼村での撮影が行われているのも,貴重。当時はそろそろ問題終結に向かっていたようだが、それでも住民同士が対立し、なかなか複雑な状況。撮影許可がなかなか下りず苦労する過程もドキュメンタリーで描かれている。そして、まだ看板が林立している香港の街が映し出されるたびに懐かしさがこみ上げ涙した。
eiga.com/movie/92027/

 3月3日(金)にミッシェル・ヨー主演の『Everything Everywhere All at Once』を見てきた(以下意図せずネタバレしているところがあるかもしれません)。アメリカで家族でコインランドリーを経営している中年女性エブリン(香港から移住)が悩ましい確定申告の時期に「マルチバース(並行宇宙)の危機を救え」と謎の男(夫ウェイモンドそっくり)に頼まれる話(よくわかりませんね、違っているかもw)。
 序盤は「え?これ本当にアカデミー賞最多ノミネート?」と思うくらいB級感あふれていて、ちょっとたじろぐ。広東語、普通話、英語などの言語がAll at Onceな感じで入り乱れているのは楽しいが、マルチバースがよくわからないw 藤子不二雄先生の漫画で「パラレルワールド同窓会」というのがあったな…などと思ったがw
 さまざまなマルチバースにいるエブリンのイメージがめまぐるしく交錯して(それも確定申告中などに)、呆然とするが、やがてエブリンの人生の選択や家族との関係(葛藤)などがじわじわと。ストーリーの展開ではなく、交錯するイメージによって感情が思いがけず動かされた。
 なのでもう一度見に行きたくなっている。

パク・チャヌク監督『別れる決心』は「マチムネ("ついに"という意味の文語的な表現で通常口語では使わない)」という言葉が印象的に使われ不可解さや疑念を高めていたが、では通常「ついに」はなんというのか韓国友人に聞いたところ、「ついにという言葉をあまり使いません」という驚きの返答が!しいて言うなら「最後に」の意味の「マジマック」だという。「at last」とか「終於」という感じか? ただし話の流れで「ついに」感は伝わるのでわざわざ言わない。言うとものすごく強調した感じになるという。うーむ…"ついに"も"at last"も"終於"も強調して、ちょっと劇的にする修飾語だと思うのだが、強調してはいけないのか?  というか、"ついに"ってそこまで気を遣う表現なのか? 韓国人の「ついに」感にものすごい興味がわいてきた。

先週金曜に公開したパク・チャヌクの『別れる決心』を見た。東京に遊びに来ていた韓国友人(先週末無事帰国)が指摘していた「マチムネ("ついに"という意味の大変文語的な表現、らしい)」は序盤でとても印象的に使われていた! 湯唯(タン・ウェイ)演じる韓国で暮らす中国人女性が使う韓国語は韓国人が通常使う語彙や表現とズレており、そのズレがなんだか映画全体に波及していく感じ。パク・ヘイル演じる刑事をはじめ登場人物たちのセリフもそのキャラクターもどこか妙(シュール)な感じ。そしてラストに動揺。そうそう湯唯が「頼もしい男を連れてきた」と言うセリフもあったのだが(多分韓国語だったと思う)、これもなんだかちょっと気になった。もう一度見たくなる。
パク・ヘイルと湯唯の共演を堪能。パク・ヘイルがよい感じにおじさんになっていたのも感慨深い。「昔は美男子だったのに、いまでは…」というようなことを言われてるのについ笑った。ひどいわ、監督w

東京に遊びにきていた韓国友人(先週土曜に無事帰国)にパク・チャヌク監督の『別れる決心』、日本で公開したよ!と伝えたら「すごくよいので、早く見てください!」と熱き反応。ちなみに湯唯(タン・ウェイ→李安監督『色戒』や許鞍華監督『黄金時代』などに出演。2014年韓国人のキム・テヨン監督と結婚)の韓国語のセリフ(あくまで演技として)が韓国人にとってはなかなか萌えポイントらしい。
たとえば「ついに」という意味の言葉を「マチムネ」(友人によれば文語表現で絶対に口語では使わない)と言うなど、「ちょっと頓珍漢な教科書で韓国語を学んだのかな」という感じを出しているそう。マチムネ…あまりにさりげなくて聞き逃しそう。ジョンウォル・デボルム(正月大満月→中華圏の元宵節)くらい長ければ聴き取れるかもだが。
湯唯の演技の言語的微妙さは私には感じ取れないだろうけど、映画への期待と関心はいやがうえにも高まる(明日見に行く予定)。湯唯とパク・ヘイル(好き)の共演も楽しみだ。

6年ぶりの東京で、いったいどこにいくのかなと思っていたら、「渋谷スカイ」(あまり期待しないで行ったら楽しかったそうですw)や「うんこミュージアム」からの写真が続々届き、え?それは何?どこ?とこちらが完全に浦島化していることに気づく。
一緒に夕飯を食べたあと、小学生の娘ちゃんが、「ちいかわ」のガチャをゲット。本当は「なまけもの」のガチャが欲しかったそうです。なまけもののガチャなんてあるのか!それ、欲しいのか?(→知り合いによるとなまけもののガチャ、色々でていてそれなりに人気らしい) ちなみに韓国の小学生にはサンリオのKuromiが人気(→し、知らなかった…→世界中で人気らしいですね)、あと数年前からヨシタケシンスケ氏の絵本がとても人気とのこと。いちいち新鮮な驚き。

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