パク・チャヌク監督『別れる決心』は「マチムネ("ついに"という意味の文語的な表現で通常口語では使わない)」という言葉が印象的に使われ不可解さや疑念を高めていたが、では通常「ついに」はなんというのか韓国友人に聞いたところ、「ついにという言葉をあまり使いません」という驚きの返答が!しいて言うなら「最後に」の意味の「マジマック」だという。「at last」とか「終於」という感じか? ただし話の流れで「ついに」感は伝わるのでわざわざ言わない。言うとものすごく強調した感じになるという。うーむ…"ついに"も"at last"も"終於"も強調して、ちょっと劇的にする修飾語だと思うのだが、強調してはいけないのか? というか、"ついに"ってそこまで気を遣う表現なのか? 韓国人の「ついに」感にものすごい興味がわいてきた。