新聞のエモい記事大好きだし、敗戦前までの真偽不明な美談群を含むエモい記事は、そこから規範とかイデオロギーとかが読み取れるのでさらに大好き
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戦後79年の夏の特集号。巻頭インタビューは、『女の子たち風船爆弾をつくる』著者の小林エリカさん。
小林さんは、戦後79年だからこそできることがあると言います。
表紙写真で手に持ってらっしゃるのは、白い花のコサージュ。このコサージュには誰の、どんな思いが込められているのでしょうか。
他に、田浪亜央江さんに聞くパレスチナの今 イスラエルによるジェノサイドを「可能」にするものは?
女性史家・もろさわようこさんを追悼して。女性差別を構造的に問い続け、「志縁」をかかげ
ぜひぜひ読んでほしいものばかりです!
本日の産経新聞「産経抄」、京都国際高校の校歌に「あの校歌と小手先の日本語訳には、それゆえ不快の念を禁じ得ない」と書く新聞、滅べ。
<産経抄>〝偽りの翻訳〟、球児が背負わされた政治的主張 https://www.sankei.com/article/20240823-QMLC3VVCIRIOHCBBYAUZ3GCNOA/
「蟹工船」はじめて読んだけど、ふつうに文章がうますぎるし話が気になる。
「こういうてんでんばらばらのものを集めることが、雇うものにとって、この上なく都合のいいことだった。」
なんて、今も変わらぬ、雇う側にとって気づかれたくない真理だし。
これは読まれたくないはずだわ。
『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』読了。
明治以降、文学史で習う作品群の傍にひっそりと咲いていた娯楽小説群にスポットを当てた高濃度のガイドブック。著者の慣れたガイドテクニックで江戸期から昭和へ「楽しさ」を語り継いできた、余りにも無名な作者と作品たちが紹介され、それらは明治の世相と人々の興味の移ろいに寄り添いながら進化していく。
我々が習わず、知らされなかった明治の姿。そもそも「講談速記」なんて方法で世に出された物語群があるなんて想像もしなかった。自分は学校のテキストとして『舞姫』を読まなかったクチだがあらすじだけでも十分に青筋を立てていたので、タイトルにある作品の結末には喝采を送った。
「無駄死にじゃない」と言い張る奴の声がデカくなるほど無駄死にになっていくという地獄絵図。
https://x.com/M16A_hayabusa/status/1825852918576394341
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。