長いから畳む(在日コリアン)
私は父親が在日コリアンだ。小さい時から何度も何度も、たくさんの時間をかけて、父が自分のアイデンティティについて語る言葉を聞いてきた。自分がいつコリアンだと知ったか、親はどういうスタンスだったか、兄弟たちはどうか、なぜ帰化しないか、子どもの頃周りの日本人の大人にどうやって扱われてきたか、新婚旅行で参加したツアーで一人だけ空港で他の参加者と違うレーンに並んだ時添乗員がどんな反応をしたか、韓流ブームの時周りにどんなことを言われたか、在特会を知った時どんな気持ちだったか、韓国語が話せないこと、国際試合では日本を応援していること、不動産屋にしつこく本名を尋ねられたこと、日常のありとあらゆることが自分に「お前は何人だ?」と突きつけてくるような日々をどう生きているか、そして、自分自身をどう呼べば一番しっくりくるのか。
私が小学校に上がる前から今までずっと、父は本当に丁寧にたくさんの言葉を紡いで私に話してくれた。それでも、私に理解できるのは、その複雑で繊細なアイデンティティのほんの一部にすぎない。
たった一人の在日コリアンの在り方でもこれだけ完全に理解することが難しいんだ。
単純化された”無邪気な”質問や、その貧困なボキャブラリーで、ひとりの在日コリアンの生き方を語ろうとするなよ。
その在日コリアンの生き方や在り方は、その人にしか語れない。
今の在日朝鮮語がそうなっているのではないかとも思う。🤔
多分在日朝鮮語だけではなく、全ての継承語(heritage language)話者がそうだろう。
QT: https://fedibird.com/@upasampada/112499598112543447 [参照]
東大卒ならハングルでクイズ出されても正解できる説 https://www.youtube.com/watch?si=PuVRogXLlTtdZsQr&v=H3YyIr2qjiI&feature=youtu.be
ハングルの創製の原理が示されている本には「賢い者は朝の間に、愚かな者だとしても十日なら十分に学んで習うことができる」 とあるそうだが、これは決して大袈裟な物言いでないことがよく分かり、良かった
まあ、「在日朝鮮·韓国人」(及び「ハングル語」等)と言う名前からも直ぐ分かる問題ですね。「韓国」の場合は今の「大韓民国」ですが、「朝鮮」の場合は元々「朝鮮」(李氏朝鮮のこと)だったのに、「北朝鮮」が建国した後、70年代からは「北朝鮮」と言う意味でだんだん変わったと思います。
そのせいで、「朝鮮籍」も何故か「北朝鮮」に関係があると言う認識されてる時も良くあります。(これに関する話をすると話が終わらない…。) [参照]
「彼は多情な男なので、愛人に優しいです。」
「그는 다정한 남자라서 애인에게 잘해요.」
韓国語話者:彼は本当にいい人ですね。
日本語話者:彼は本当に悪い人ですね。
韓国語での意味
「다정(多情)」:優しい
「애인(愛人)」:恋人
QT: https://mastodon.social/@garam/112168650478920203 [参照]
事実上の単一の言語を話せる理想主義者
主に韓国語の垢で活動しています。そこで韓国語の文の修正もやっています。
名前を正しく読む方法:先ず「からんま」を読んで最後に「ま」があることを意識しながら「からん」まで読みます。