しかし「何して金稼いだか」じゃなくて「いくら金稼いでるか」だけが「人間の価値」を決めるみたいなさもしい発想にあちこちが支配されてるのマジでどうにかならんもんですかね。
私が子どものころはまだ「ただ金稼いでる」だけで「偉い」とは見なされてなかった気がするんだけども、バブルがやっぱり大きかったかなあ…
田端とかいうやつがガタガタ言ってるが、食えなくてもクリエイトを続けようなんてのは他人に言われてやることじゃない。他にどっしょもなくてそれをやるしかない人間がやってるだけのこと。自分の才能云々なんて考える余裕もない。ひたすら吸収し吐き出し続けるのみの生活。そういう人を我々は「気が狂っている」と言う。気が狂ってなきゃできないでしょ、そんなこと。そんな人間ばかりがクリエイトに携わるわけじゃない。
好きで好きで、多少の生活苦は甘受しながらそれでも好きでたまらなくてようやくそこに関わってる常識人がほとんどなんだよ。
ごく稀に生まれてくる気の狂った人を基準にクリエイトを語ってんじゃねー。
裾野をぶっ潰せばそこに生まれる稀代の名花も萎れるんだよ。天才を育てたければその他多勢が生きられる裾野を育てることだ。天才は独りで天才をやってるんじゃない。関わるその他大勢からいろんなものを吸収し、それを才能を通して吐き出す。そんなことも考えられないで才能云々言ってんじゃねー。
でね、そういう気の狂った人はパトロンいるからな。妻とか恋人とか親とかとにかく誰かに生活を支えてもらって天才やってるんだからな。
つうか「なぞの水素推し」、ほんとうに明明後日のほう向いてる感しかないよね…。
結局のところ「電気」で動かすのになんでわざわざ一段階「水素」を噛ませる必要があるのかまるでわからん
「ヘイトや差別を何度指摘されても繰り返す人物を政権の要職に起用することは、差別問題など考慮するに値しない、という負のメッセージとして社会に伝わっただろう。もっといえば、その差別やヘイトの矛先を向けられている人々の命を、「二の次」扱いするようなものだ。」
安田菜津紀さんによる杉田水脈氏についての寄稿。
性的マイノリティ差別発言から「歴史戦」への関与まで振り返っての記述で、私は強く同意する。
そして思い出しておきたいのは、まさに上記のような、「ヘイトや差別を何度指摘されても繰り返す人物の起用」への異議申し立てこそが(これは政権の要職はもちろん、教育機関の責任ある地位であったり、影響力の大きい文化表象や発言の場だったりするだろう)、この数年「キャンセル・カルチャー」として悪魔化された叩かれてきたものの中核なのだ、ということ。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20230927/pol/00m/010/001000c
昨日の#news23 でも思ったが、万博の予算拡大に斎藤幸平さんが、『万博自体オワコンなんですよ〜』と辛辣に批判したが、キャスターの2人は『そんなぁ』と笑いながら、万博にも意味があるようなことを言った。
そのあとのニュースで水道管破裂が各地で相次ぎ、老朽化しているが、値上げしかないような結論に『それじゃ民営化は?』と。
万博や、オリンピック、軍拡の予算を水道、その他公共施設にかけなければという意見は封じられているのだろうか?
ニュースキャスターはそれほどまでに現状(独裁政権の)日本に危機感を感じてないのか?
キャスターだけでなくメディア全体がまったく危機感がないのが怖かった。
分散型SNS「マストドン」、待望の全文検索機能を追加。他サーバーの公開投稿もまとめて検索可能に
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1534616.html
1人だけメダルを貰えなかった黒人少女の話題。
「悪意のないミス」とはこれまたよく聞く言い訳だ。今まで日本でもよく耳にしてきた弁解。差別をする奴らは大抵同じような言い訳をし、同じような逃げ方をする。人種も肌の色も関係ない。差別をする奴らのやってること、言ってることを見るだけでも、人間なんぞ何にも変わらない、人種も肌の色も関係なく、人間なんぞどいつもこいつもまったく同じなのだとレイシストども自身が示してくれている。
日本でもあの動画を見て憤っている人がたくさんいるが、「日本には差別があまりないから実感がなかったけど」と言っている人もたくさんいる。見えてないのだよね。自分のことになると見えなくなる。
アイルランドの体操協会には憤るが、日本の国会議員には憤りを見せない。他国のことなら正義を振りかざすが自国のことには触れたがらない。
これもまた人種に関係なく同じことなんだろう。
あのアイルランド体操協会の差別野郎も、日本の児童虐待容認や女性差別には憤っているかも知れない、なんて考えてしまった。
人間なんぞみんな同じだ。人種も肌の色も性別も関係ない。みんな同じだよ。
岸田首相の国連総会演説に関して、以前に感想を書いていたのですが、その答合わせ。
TBSの取材によれば、
"官邸幹部は「人間の尊厳」という言葉のチョイスについて、「『人権』という言葉を嫌がる国もある中で、誰もが共感できる言葉であり、将来的に日本がリーダーシップをとっていくために選んだ」と解説しています。"
感想1:これ、平和と人権を理念とする国連にケンカを売ってきたということでは?
感想2:するってえと何かい、うちら日本の首相はアンチ人権の国=極右政権の国々のリーダーシップを取りたい、と言っているのかい?? やれやれだぜ。
感想3:人権を嫌がる国とは、どこだ?
ロシア、中国、北朝鮮への配慮とは考えにくい。日本と関係が深い、あるいは今後関係を強化したいう国ということでは、インド、イラン、サウジアラビア、ミャンマー、トルコなどを想定しているのではないか。
極右の基本的概念の一つが「友と敵」。彼らは常に敵を必要とする。
なぜ彼らはLGBTを攻撃するのか? 攻撃しやすい敵が必要だからだ。
右派の敵は伝統的に共産主義だった。だがソ連は崩壊し冷戦は終結。ロシアも中国も資本主義を推進中で、右派にとっての主敵は消えてしまった。
そこで出てきたのが「文化共産主義」や「文化マルクス主義」という奇怪なワードだ。欧米の極右も統一協会もこの用語を使う。
真顔で説明するのは困難なのだけど、彼らは「LGBTは文化マルクス主義の陰謀である」といったナラティブを使う。
LGBT当事者にとってはただただ迷惑であり生命の危険に関わる重大事なのだが、このような理不尽な理由でLGBTへのヘイトスピーチや暴力が扇動されているのだ。
ウィシュマさん収容中発言は「看守の注目集めるため」 国側が意見書:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR9W6S7CR9WOIPE00V.html
“遺族側弁護団の指宿昭一弁護士は閉廷後の記者会見で「詐病で人は死なない。どんなに理屈をねじまげてでも入管の責任を否定したいという思いがこの意見書にもにじんでいる」と批判した”
基本的に日本政府というやつは市井の一般人の味方など絶対にしないということは念頭に置いておかねばならない。
(続く)極右が警戒される理由の一つは、相次ぐテロ事件だ。
例えばノルウェー連続テロ事件(2011年7月)は77名が死亡、犯人は極右団体「ノルウェー防衛同盟」の元メンバーだった。クライストチャーチモスク銃乱射事件(2019年3月)ではニュージーランドの2つのモスクが襲撃され51人が死亡。白人至上主義者の犯行だった。
米国で相次ぐ銃乱射事件の背後には陰謀論や白人至上主義がある。4chanやTwitter/XのようなSNSが極右過激派思想の温床となっている。
日本の場合、在日韓国人へのヘイトクライムとして「ヤフコメ民をたきつける」目的で行われたウトロ放火事件がある。フェミサイドとして小田急線刺傷事件(2021年8月6日)や、これを模倣した京王線死傷事件(2021年10月31日)がある。
銃規制が強い日本での暴力事件は欧米に比べ小規模との見方もあるが、SNS上で女性、外国人、LGBTへの執拗なヘイトスピーチが収まらない現状、予断を許さない。
「アンチ人権」言説が、日本では草の根から政権中枢まであちこちから発信されている。
アンチ人権とは、つまり「極右」だ。そこで「極右とは何ぞや」を軽くリサーチしてみた。
短く言うと普遍性(平等と友愛)を嫌い「友と敵」(我々と奴ら)を強調、排外主義の"均質な国家"を目指す一派。主敵はフェミニスト、移民、LGBTだ。
下記は欧州委員会の資料"Factbook ‒ Far-right extremism"。極右は何を主張するのか、どのようなナラティブやネットミームを使うのか、等がコンパクトにまとめられている。
https://home-affairs.ec.europa.eu/pages/page/factbook-far-right-extremism-december-2019_en