極右の基本的概念の一つが「友と敵」。彼らは常に敵を必要とする。

なぜ彼らはLGBTを攻撃するのか? 攻撃しやすい敵が必要だからだ。

右派の敵は伝統的に共産主義だった。だがソ連は崩壊し冷戦は終結。ロシアも中国も資本主義を推進中で、右派にとっての主敵は消えてしまった。

そこで出てきたのが「文化共産主義」や「文化マルクス主義」という奇怪なワードだ。欧米の極右も統一協会もこの用語を使う。

真顔で説明するのは困難なのだけど、彼らは「LGBTは文化マルクス主義の陰謀である」といったナラティブを使う。

LGBT当事者にとってはただただ迷惑であり生命の危険に関わる重大事なのだが、このような理不尽な理由でLGBTへのヘイトスピーチや暴力が扇動されているのだ。

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この一件から分かるように、極右は、本質的に人権とは共存できない。その極右勢力が、日本を含む世界のあちこちで力を付けている。

日本でも、世界でも、今後の状況は予断を許さない。

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