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極右の基本的概念の一つが「友と敵」。彼らは常に敵を必要とする。

なぜ彼らはLGBTを攻撃するのか? 攻撃しやすい敵が必要だからだ。

右派の敵は伝統的に共産主義だった。だがソ連は崩壊し冷戦は終結。ロシアも中国も資本主義を推進中で、右派にとっての主敵は消えてしまった。

そこで出てきたのが「文化共産主義」や「文化マルクス主義」という奇怪なワードだ。欧米の極右も統一協会もこの用語を使う。

真顔で説明するのは困難なのだけど、彼らは「LGBTは文化マルクス主義の陰謀である」といったナラティブを使う。

LGBT当事者にとってはただただ迷惑であり生命の危険に関わる重大事なのだが、このような理不尽な理由でLGBTへのヘイトスピーチや暴力が扇動されているのだ。

この一件から分かるように、極右は、本質的に人権とは共存できない。その極右勢力が、日本を含む世界のあちこちで力を付けている。

日本でも、世界でも、今後の状況は予断を許さない。

いい記事を見つけたので紹介

イーロン・マスクのような“権力者たちの暴走”を許しているのは誰か | デジタル経済の先にあるもの | クーリエ・ジャポン
courrier.jp/columns/296905/?ut

[有力な経営者や軍の指揮官、法執行機関の職員について研究している心理学者のメーテ・ヴェデル=ヴェデルスボルグ博士は、権力者の非倫理的行動には、周囲の人々の行動(多くの場合は無行動)が鍵を握ることを突き止めた。支援者たちはリーダー(過去の成功にかこつけて、自由な行動を正当化してしまう)の振る舞いに対して「文化的な無感覚」を発達させ、やがてはそれが組織の文化として刻印されてしまうのだ。

ケン・オレッタ著のハーヴェイ・ワインスタインの伝記『沈黙の文化(原題:The Culture of Silence)』は、虐待者がいかに「異常を正常化する文化」を育むかについて考察している。権力者は決まって並外れた才能を発揮するか、社会に多大な貢献をしてきたために、その不始末は常に隠蔽され、正当化されることすらある。]

安倍晋三の取り巻き、ジャニーズ事務所

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