日本で最初に驚いたのがセブンイレブン。4年半も行っていない東京では、すでにそのほとんどがデジタル化されていた。つまり店員はお金に触らない。大きなディスプレイで現金かカードを選び、その指示に従うだけだ。そんなこととも知らないわたしは、別の店でも「こちらでお支払いください」と画面を指でさされた。

客としては、一言も話さずに買い物をするのが普通になっていた。パースのスーパーじゃ、まだ「今日は天気が悪くていやになるねえ」など、一言挨拶を交わすことがまだあるんだけど、東京では言葉を発するのは店員だけのようだ。

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先週土曜日に東京から国際宅急便で送った本と雑誌が届いた。さすがヤマト、シドニーから来る国内郵便よりはるかに早い。ただし、10kgの本で1万2千円ほどかかっちゃったけど。

雑誌?と思う人もいるだろうけど、この雑誌は1972年にNHK大河ドラマ「新・平家物語」が始まったときに、毎月わたしに読ませようと父が買い求めた週間朝日。吉川英治の原作が毎月読めて、他にも当時の俳優たちのニュースなどがあり、今ではとても手に入らないシロモノだと思う。亡くなってしまった当時の名優たちの写真もある。1月号の表紙は新珠三千代だ。
とても捨てられないので、送ってもらった。

雑誌の下は、わたしがやはり実家に置いていた辻邦生全集。結構たくさん本がまだあったのだけど、どうしても置いておきたいものだけを残してトランクルームに入れてあった。

パース空港のイミグレを出たらすでに「今日の」午前1時。それから帰宅してすぐベッドに倒れ込んだ。日本時間では午前3時になろうとしていた。

今日はそれでもスーツケースを開いてやっと少しずつ片づけている。

これはトランクルームから出てきた母の遺品の木目込み人形。いつ頃買ったのか(またはもらったのか)わからないが、たぶん数十年前の古いものだと思う。
顔があどけなくてかわいらしい。

サイドボードの上で、ささやかな和風世界ができあがった。

雨の成田空港。週3便しかないそうだけど、今度は全日空の直行便にしてみよう。シンガポール航空の乗り換えはやっぱり疲れる。

明日の朝6時には妹の家を出発しなければならないのに、タクシーが予約できない。たった10分の距離なのに、予約はどのタクシー会社もイッパイ。困った。とっても困った。

バスは6時半まで動いていないし、電車の駅まで大雨の中をスーツケース2つと大きなバッグ1つで歩いてなんて行けない。

どうしたらいいのか途方に暮れている。タクシーがなくて、リムジンバスのに乗れなくて、飛行機に遅れるなんて、まさか。

今日は4週間滞在した東京最後の日。明日は6時に妹の家を出るので、あとは飛行機の中+シンガポールでのトランジット。

妹にはお世話になった。おかげで全く料理もせず、オンブにダッコの4週間。ありがとう。

料理はよくある塩をブチまけたような塩っ辛いものではなく、そのままおつまみとしてもいい味。全て500円前後だが、皿は小さめ。二人でも色々なものが注文できていい。ここもまた行きたい店。
①手羽中のピリ辛揚げ
②チンジャオロース
③レバーの唐揚げ
④キュウリのたたきサラダ
⑤豆腐干の中華和え
⑥焼き餃子
⑦豆苗とキクラゲのサラダ
[添付: 7 枚の画像]

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昨日の晩ゴハンは近くのかなり庶民的な中華飯店。妹とまずウーロンハイを頼んだ。でてきたのを一口飲んで顔を見合わせた。ものすごーく強い。まるで焼酎そのまんま。水を頼もうかと相談しているうちに氷が溶けてきて、混ぜてみたら標準的な味に。
さては…先にウーロン茶を入れてから上から焼酎足して混ぜないで持ってきたなー、と妹とコソコソ😂

ゴハンの写真は次のTootで→

2日前に昔よく家族で行った焼鳥店へ。今はオーナーだけが1人でがんばっていて、わたしたちのことを覚えてくれていた。嬉しいなあ。車椅子の母もよく連れていったからね。

皆思い思いの焼鳥部位を塩かタレで。ここはサラダも美味しい。ドレッシングも買えるんだけど、荷物が多すぎて持っていけない…。
次の一時帰国でまた行きたい。

昨日の晩ゴハン。本マグロとブリとホタテの刺身。妹が冷凍のホタテがまだあるのを秘密にしていたんだけど、やっぱり隠しておくのに気が引けて解凍してくれた😂

笹かまは少し火を入れるともっとふっくらして美味しい。電子レンジで焼きめをつけられる器があるなんて知らなかったけど。

長芋はちょっと歯ごたえを残すため千切り、上には有明産の風味のよい海苔。ちょいと醤油をかけて食べたらもう最高。ただし妹はアレルギーがあって食べられない。千切りにしただけでもう手がかゆくなっちゃったらしい。ごめんね。

あとはごぼうとニンジンのきんぴらもまた作ってくれた。トマトは甘いフルーツトマト。

区役所からの帰り道、あんまりお腹がすいたので近くの中華料理店でランチの豚肉あんかけチャーハンを。セットになっていて、味噌汁と漬物とサラダがついてくる。これで800円。チャーハンは「絶対これ1合以上あるよね」とこっそりささやきあうほどの大盛り。美味しかったので、「美味しかったけどさすがに多くて…残してごめんなさい」と言ったらニコニコして「またどうぞ」と。感じのよい店だった。

区役所で最後の面談。結局X十万円支払って落着。詳しくはここに書かないけれど「正直者はバカを見る」の言葉どおり、正直な申告をしたせいでの散財。こういうのってあんまりじゃないかと思ったけれど、区役所は「原則ですから」との一点張り。お願いした税理士も会計士も首をかしげてくれたが、それでも区役所は強気だ。

ま、いいや。これで全て終わり。日本に帰国する気がない限り、あそこに行くこともないのだから。

法事。墓地のある小さな別院にて、父の23回忌。
 

少々手続きがあって区役所に行った。すぐできる簡単な手続きだと思ったら甘かった…。1時から4時半までかかり(つまり待ち時間が長い)結局終わらず金曜日に持ち越し。明日は法事で1日中何もできないので。
しかし、区役所のお役所仕事って信じられないほど(以下省略)

ランチはどうしてももう一度食べたかった筋子のおにぎり。ここは重要文化財にも指定されている古くからの米屋。わたしが小さいころはまだ米屋として営業していたが、最近美味しいお米や選びぬかれた材料で作るおにぎりが大評判で、お昼どきなどは行列になる。
わたしと妹が大好きなのは筋子のおにぎり。具がたっぷり入っていて、海苔の香りがふんわりとただようホカホカのおにぎり。あとは家にあったしじみの味噌汁を。

トランクルームがカラになった。鍵も返してこれで全部終わり。母が亡くなり、実家が売却され、残った物の整理も終わって、廃品回収業者が残りを全てゴミとして持ち去った。

がび家のひとつの時代が終わったたということで、安堵と寂しさがため息とともにガランとしたトランクルームに響く。

今日の晩ゴハンは、銀だらの西京漬け、はんぺんの大葉とチーズはさみ、小エビの天ぷら、大根おろし、ニンジンとチクワの煮物、キュウリと大葉の塩漬け。もちろん全部妹の手作り。
パースではそれほど和食を作らないので、こんなしっかりした晩ゴハンはありがたい。

母方祖父がまだ若いころの祖母への「駆け落ちのお誘い?」手紙が出てきた。もちろん古風豊かな筆書き。昭和2年伯母も母も生まれる前に一体何があったんだ。なぜ「すきを見て相談しに行け」などと書いてあるんだろう。気になるけど、100年前の手紙ではもう皆鬼籍に入ってしまっていて訊けない…

さて古い写真の整理。今日で終わりにできればいいんだけど。

父の古ぼけた大学ノートが出てきて、若い頃の父の感傷的でしかも少々無頼な文章に苦笑している。亡き父にもわたしの知らないとても若い頃があったのだと今更ながら思う。
反対にわたしの卒論なんぞも出てきて「うわーなんて漢字満載の硬い文章なんだ」とこれまた苦笑。仏演劇の巨匠イヨネスコ論だった。

今日は1日中雨だそうで。
TVをつけていると、そのほとんどで雨が何時ぐらいまで降り続けるか、風が強いから傘よりレインコートのほうがいいとか、ずいぶん詳しい。
オーストラリアじゃこんなに至れり尽くせりの天気予報はしてくれないので、感心した。

しかし、1日中降り続ける天気がほとんどないパースから来ると、ちょっとビックリするくらい湿度が高い。

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