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ウェンズデー エピソード7 ネタバレ感想 

Netflix ウェンズデー【7.苦汁の決断】観た!
フェスターおじさんの登場で思わずニッコリした。重要なヒントをくれてピンチを救ってくれる。姪・甥と気が合う純粋さを持つ、面白くて得体の知れない伯父さんがいて羨ましいな。
ルームメイトとの喧嘩は続行中。イーニッドと真正面からお互いの文句を言い合っていて、その進歩に感無量。喧嘩できるなんて距離が近くなっている証拠だ。正反対の性格を持った2人の友情いいなぁ、まさに「合わないけどピッタリ」。イーニッドが自信を得ていてこれぞ成長と感じる。
ハンドの絶体絶命によりウェンズデーが初めて涙を見せた。ウェンズデーの感情が豊かになって、人の気持ちを知っていく。ウェンズデーの性質からしてどう活用するにせよ、知ることは無駄にはならないはず。
そしてウェンズデーも積極的に青春満喫か、と思ったらまさか?!
ある意味で、ウェンズデーが惹かれるだけある……のか?!

ウェンズデー エピソード6 ネタバレ感想 

Netflix ウェンズデー【6.悪意の代償】観た!
真実に近づきつつあってワクワクドキドキだった。どういうこと?意味深だな?を散りばめたあとに一つの可能性に辿り着こうとしている。
ゲイツ家の娘の死亡診断書、廃墟に整えられたベッド、淡いカラーの同じ花、もうあれしかないのでは。このまま次に行きたいけれど、一旦整理したい。
恋愛、家族回のあとは仲違い編が来るよね。この作品で王道のパターンを見ることになるとは思わなかった。
クールで文字通り群れない一匹狼だったウェンズデーが、知らず知らずのうちに友情を育んでいた。イーニッドも気付いていると思うんだ、ウェンズデーはイーニッドのありのままを見ていると。獣化できないからと揶揄ったりはしない。ウェンズデーはただちょっと危険を省みない、目的のためには手段を選ばない、そういうところが理解を得にくいだけで。(かなり問題かもしれない)
今のウェンズデーは恋愛に夢中になれないから、タイラーはお気の毒様。もうちょっと待ってあげて欲しい。ゼイヴィアは言わずもがな。
親が偉大であればあるほどそれを超えられなくてくすぶる子どもたちの姿が次第に見えてきて、側から見てると青春だな〜と思う。

ウェンズデー エピソード5 ネタバレ感想その2 

保護者の日は参観日みたいな感じ。家族とうまくいっていない生徒もいて、種族が違ってもそこは同じ。生徒たちがのびのびと学園生活を楽しんでいる理由が分かったような気がした。
イーニッドの母は、狼化できない娘を問題にして矯正しようとする。この母の元でこんなに明るく前向きに育ったのが奇跡のように感じた。だからこそ辛辣なウェンズデーにもへこたれないのかな。ルームメイトである2人の間に何気に連帯が生まれているのが嬉しい。
普段強気のビアンカも母には困り果てている。母は男に利用され、セイレーンの能力で悪事に加担。力がある者と人間が共存する世界ってつまり利用される可能性が出てしまうのだとハッとした。ネヴァーモア学園では、多様な種族が集まっているとはいえ流石に生徒として対等の立場を保っているからそこまで考えなかった。この家に帰ればビアンカがどんな目に遭うか、考えなくても分かる。一方で母は歌の能力が弱まったことで自身の存在価値がなくなるのではと恐れている。ありのままの自分を認めて生きる、これは永遠のテーマだな。
ユージーンが一命を取り留めたのは良かった。いつか意識を取り戻してくれると信じている。
家族回、いくらでも喋れそう。

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ウェンズデー エピソード5 ネタバレ感想その1 

Netflix ウェンズデー【5.悲運の因果】観た!
エピソード5は家族回。
父ゴメズと母モーティシアは30年前この学園の生徒で既に愛し合う関係だった。ロマンチックであり少々情熱的に過ぎる。でもストーカーに付き纏われ事故で刺し殺してしまったモーティシアを正真正銘守ったのはゴメズの愛だ。こんなにも結び付きの強い2人なのだから、少々の暑苦しさは目を瞑りますよ。
この事件にも町の暗い歴史が関わっていたのが驚きだ。のけ者を排除したい人々が今なお存在する。あんまり考えたくないけれど、怪物も関係があるのだろう。
30年前を演じる若手俳優たちがちゃんとメインキャストと似ているのが面白かった。パッと見ただけで分かるほどキャラクターの個性が確立されているんだなぁ。
親の出身校に入学させられ、当時から天性の華とカリスマ性のあった母と比べられる、娘としての辛さをこぼしたウェンズデーがティーンらしくて愛おしかった。
母に反発するウェンズデーの心の扉が少し開き、同じ幻視の力を持つ母娘として前に進めそうでひと安心。
モーティシアはあの外見でポジティブな幻視をするらしい。果てしない愛の包容力や恵みを感じて好きだな。

スレッドに続く

@soda 私も返事がトロくてすみません 💦
周りにあんまり本を読む人がいなくて、この件に関して誰かと話したことがないので勉強になります〜!この件どころか、いつもかなり閉じた世界で読書してる感じなので、こういう広がりがあるんだと新鮮ですよ!

記事読みました。こうやって愛のある言葉をかけてくれる神父もいるんだとちょっと驚き救われた思いです。
小説の中では棄教したことで追放や司祭の権利の剥奪だけでなく汚点とみなされているだろうと考えるシーンがあったので、絶望的だなと思っていました。そういう葛藤が描かれているのも人間味がある表現で惹かれるんですよ。
自殺は罪だから選択肢になかっただろうし、どれだけ苦しくても生きることに意味があったと思いたいですよ。

『侍』読んだとして、感想書くのがプレッシャーかもしれません。笑
私は小説を読むのは好きだけど諸々詳しくはないのでお手柔らかにお願いします :blobcatmeltcry:

@soda 私がキリスト教徒ではないから言えるのかもしれないですが、やっぱり死んだら元も子もないと思ってしまいます。生きていたらその罪も償える。(と信じたい。)でもキチジローを見ているとそんな風に割り切れる話でもなく、キチジローが登場する度に相当苦悩させられました。そして神父様たちの出す結論には一般の信者とはまた違う重みがありますよね……。
踏み絵は必死に生き延びた者たちの仲も引き裂くような非道なやり口というほかないです。歴史として知っていても具体的に考えることはなかったんですがこの本はそのきっかけをくれました。
神に対する憎しみですか!あり得ますね。長い人生の中でずっと考えていたでしょうね。想像を絶する苦痛があっただろうと思われます。ソーダさんのお話を聞いてまた本をパラパラめくってみたりして改めて向き合う時間になりました。

話は変わりますが『侍』積んであるのでいつか読むのが楽しみです :blobcatcomfreading:

ウェンズデー エピソード4 ネタバレ感想 

Netflix ウェンズデー【4.すばらしき夜の憂鬱】観た!
ウェンズデーの恋愛回!?
本人の気持ちとはあまり関係のないところで、ゼイヴィアとタイラーがウェンズデーに思いを寄せているというだけだが。何せウェンズデーは怪物の正体を探るのに夢中だから。
ダンス会のこういうイベントって日本には無いよね。無くてよかった。誰かを選んで誘うなんて苦行。ドレスアップとイベントは好きだから1人で参加させてくれ!
ポー・カップの黒猫コスチューム、地域交流ではメイド、今回はゴシックなブラックドレス。毎回ウェンズデーに相応しい衣装を着せてくれるから嬉しいな。次も期待してしまう。
ずっと思ってたけど、セイレーンのビアンカは表情がコロコロ変わってずっと見ていたくなる。あの眼に吸い寄せられる。本当に「人の心を操る」笑顔に見える。
ユージーンがどうなってしまったのか心配だ。ウェンズデーといいコンビだし、死んでほしくない。

@soda 原作では井上様は元キリシタンであるとどこかで仄めかされていたと思います、たしか。井上様が内心ではどう思っていたかが分からなくて、考えちゃいますね。
キリスト教を捨てたのが、心の弱さか強さか。弱さだけど、強さかもしれない……深いですね。本人たちは弱さだと思ってるだろうなと想像できて辛いです。映画私も観たことありますが号泣しました :blobcatfine:

ウェンズデー エピソード3 ネタバレ感想 

Netflix ウェンズデー【3.友情の苦悩】観た!
盛り沢山でめちゃくちゃ面白い。
ウェンズデーが幻視によって町の暗い歴史を知るシーンが良かったな。町の開祖と讃えられているクラックストーンはその実、先住民や除け者に対し残酷な魔女裁判を行い土地を乗っ取った侵略者であった。誰が書いたかによって歴史は簡単に変わってしまうのが恐ろしい。
非道な行いをしたクラックストーンの銅像を、復讐の炎で包むウェンズデーがカッコ良すぎて震える。それを果たせるのは魔女裁判で唯一生き伸びたアダムス家の子孫であるウェンズデーだけ。セレモニーが大混乱になり皆んなが逃げ惑う中、大きな炎の傍らでチェロを一心に奏でる姿も本当にカッコいい。これこそ町にとって真の盛大なセレモニーでは。
校長は悪だな〜と思ってたけど、想像以上に悪。みんな何かをまだ隠している。一つ一つ思い出して噛み締めてから次のエピソードを観たい。

高野秀行 著『腰痛探検家』読了。
しつこい腰痛と戦った1年半ほどの記録。読んでいると自分まで腰が痛むような気がしてくる。
治癒を目指してあちこちの名医や様々な治療法、怪しげな治療院を試した体験談が面白くて、何度も声を出して笑った。著者は藁をも掴む思いだっただろうけれど。
私も整形外科、整体、接骨院くらいなら通った経験があり、もしかして同じ先生ではと疑う場面もあった。
どこを選べば治してもらえるのか、何が自分に合うのか、途方に暮れてしまうのがよく分かる。患者としては、みんながまとまって知識を総動員してくれれば助かるのにな。
ただただ腰痛に苦しむ話なのでどうすれば治るかを示す本ではないものの、笑って心をほぐすには良い。

辻村深月 著『傲慢と善良』読了。
婚活と恋愛の物語。私は恋愛ものは得意ではないけど、この本は抵抗なく読めた。ミステリーでもあるし、綺麗事ではない人生が書かれているからかもしれない。
最初はこの「傲慢」と「善良」がどういうことなのか、説明されてもよく分からなった。でも丁寧で徹底的な人間関係の描写によって徐々に理解していく。私自身のことでもあるということに。
婚活で出会った2人を取り巻く環境やそれぞれの過去が、無関係なはずの私にまで刺さるのだった。
後半になると「分かる」と思うことが凄く増えて、ふと身近な人の顔が浮かんでくるほどリアルな言葉が詰まっていた。言われたことがあるし、どこかで聞いたことがある。私の周囲にも傲慢と善良が渦巻いていて本当に他人事ではない。
結婚どうこうよりも、親離れ子離れが1番難しくて根深いんじゃないかと思った。困難な道であっても、私は巣立つ意思を持つ人を応援したいな。

少し気が早いけれど、今年読んだ中から個人的ベスト本を3冊選んでみた。

『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー
心の深い部分に語りかけてくる短編集。題材は多岐に渡るがジャンルはSFだと思う。

『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン
シングルマザーでアルコール依存症で様々な職業を経験する著者の人生がまるっと書かれているけれど、絶妙にフィクション。唯一無二の切実な文章に揺さぶられる短編集。

『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ
孤独を知る少女のミステリ。舞台である湿地帯の美しさが救い。

村田沙耶香 著『地球星人』読了。
社会が決めた、男の/女のあるべき姿、恋愛や生殖というものに、様々な理由から馴染めなかった者たちの物語。
序盤で既に心をズタズタに切り裂かれ、目に涙が滲むほど辛くなってしまった。ここまで感情移入したり見ていられなくなるのは珍しい。児童が被害に遭うシーンがあるので読めない人は読めないと思う。淡々と語られるだけに、余計辛かった。
最初はとても、主人公が常識から外れた突拍子もない事を言っているように思えるのだが、次第に「たしかに」と同意し始める自分がいる。人間が集まれば自然に形成される空気や同調圧力が、害以外の何物でもない事を思い知らされる。一体どちらが歪んでいるのか、まっさらな心で自分の頭で考えてみることも大切だ。
この1冊を通してある意味で純粋な主張を聞き、地球人は妙なルールで変に縛りあって生きているかもしれないなと思えてきた。
これまで読んだ著者のいくつかの作品にも共通する、常識や固定観念を壊しこんな世界もあるのではと提示してくれるような作品だった。

相沢沙呼 著『invert II 覗き窓の死角』読了。
『invert 城塚翡翠倒叙集』に続くシリーズ3作目で、倒叙ミステリが2話収録されている。
この探偵は読者にも挑戦的なところがあるので、それならばと考えながら読んでみたもののどちらの作品も全く真相を見破れず。続けていればいつか気付くようになれるのか?私の推理力では怪しいと思う。
2話とも思いもよらぬ真相で面白かった。
探偵は簡単そうに言うけれど「言われてみればたしかに」と感心するだけで全く歯が立たない。でも私は見破りたくて読んでいるわけではないので、そのままで楽しいのだ。
今回の作品では探偵の人間性が垣間見えたのが良かった。謎の多いところも魅力的だが、どんな過去があるのか、いつか明かしてくれる日がくるだろうか。助手との関係性も含め、まだまだ奥が深そうだ。

@soda
はじめまして!
選ぶのは難しいですよね〜私も何か自己紹介になるものをと思って書いてみましたが、泣く泣くリストから外した本も多いです。まだこれから出会う本もありますし、現時点でという感じですかね 😆

遠藤周作いいですよね……内容が難しくて全部を理解できているわけではないんですけど、惹かれるんですよね〜
実際に裏切られるような事が起きたら私も許せないと思ってしまうほうなので分かります。現実はそううまくいかないです。笑

大プッシュしてるんですか?そうなんだ〜
おっしゃる通り本当に登場人物が多すぎるので相関図っぽいものを書きながら読みましたよ 💦
ゾシマという偉い長老様が登場するんですけれど、その人の言葉に感銘を受けました。日頃の教訓に壁にでも貼っておきたい感じです。
また気が向いたらぜひ読んでみてください 😍

門/夏目漱石
ラピスラズリ/山尾悠子
阿弥陀堂だより/南木佳士
大きな鳥にさらわれないよう/川上弘美
ミリー/ヴィルヘルム・グリム
くちなし/彩瀬まる
沈黙/遠藤周作
カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
レ・ミゼラブル/ヴィクトル・ユーゴー
鏡の国のアリス/ルイス・キャロル

私にとっての大切な本10冊。
正しく生きようとする人の話や根源的な愛の話などに影響を受けている。あたたかな春の訪れで終わる話も好き。
1冊に絞るとしたらレ・ミゼラブル。高潔なミリエル司教とジャン・ヴァルジャンの生涯は、涙なしでは読めない。

ウェンズデー エピソード2 ネタバレ感想 

Netflix ウェンズデー【2.一人ぼっちの哀愁】見た!
学長の一見して教育熱心で生徒思いな表の顔も好きだし、裏に何を隠しているか分からない怪しい笑みも好きだ。ウェンズデーの強さすら呑み込みそうな毒をはらんでいる。ホワイトヘアーに真っ赤な口紅というコントラストの強さがすごく馴染んでいて見惚れる。
ルームメイトの人狼の子もチャーミング。なんだろう、あの人懐こいキラキラ感は。友情を育む気のない頑ななウェンズデーに対して、果敢にもアタックし続けて時には妥協案を出すところも可愛い。
とにかく魅力的なキャラクターばかりで、褒め称えていたら小1時間経つ。
今回の影の立役者はハンドに決まりかな!人間の歩く速度についていけるわけがないのに尾行頑張ったり、ポー・カップでの泳ぎとパンチはお見事。本当に癒しの存在。
みんながちょっとずつ怪しい中で、学園そのものに重大な秘密がありそうなのがたまらない。

Netflix『ウェンズデー』第1話を見た勢いで描いてしまった。蝙蝠傘をさしていたのが素敵だったのでモチーフに。アレンジ強め。
ジェナ・オルテガの強い眼差しが好き!

赤城毅 著『書物狩人』読了。
政府や大企業の依頼を受けて、合法非合法を問わずどんな手を使ってでも、秘密をはらんだ本を入手してくるという書物狩人ル・シャスール。そのどこまでもスマートな手腕に敬服した。
ジャンルは歴史ミステリー。
おびただしい書物がこの世にはあり、その中の一冊が国家の命運を握ってどこかに眠っているかもしれないなんて、本好きの好奇心をとことんくすぐる。庶民の与り知らぬ歴史の裏舞台を覗いているようなワクワクがあった。
記録や書物は政治や権力にとって重要な意味を持つからこそ、この物語は現実味を帯びている。史実に対して著者が加えた1つのアイディアが、様々な国や人を巻き込んで有無を言わさず当事者にしてしまう。
現実にこの書物狩人のような人物はいるのではないかと思えてくるのが面白い。稀覯本は存在するのだし。

ウェンズデー第1話ネタバレ感想 

Netflixウェンズデー【1.水曜生まれの悲哀】見た!
ネヴァーモア学園の意匠たまらん。学校は嫌いだけどこんな学校なら行きたい!
多様な除け者集団といって吸血鬼やらセイレーンやらが出てきてびっくり、笑ってしまった。ただの問題児なのじゃなくて種族からして違った。そして多様なのにそこでも派閥がある。集まれば集まるほど結果的にそうなってしまうのは分かる。世の常……。
ウェンズデーの私服のゴスなパーカー姿めっちゃ可愛い。タイプライターで何を書いてるのかなと思ったら。作家になるのなら書いたもの読みたいよ。
やるかやられるかの緊張感ある学校生活において、ハンドが相変わらず癒しポイントになってて良い。毎度違う呼び方で愛娘に話しかけるゴメスと、おっとり我が道を行く美しいモーティシアの夫婦の空気感も良い。
予言者や両親の過去など次回予告もかなり面白そう。

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