フォロー

ウェンズデー エピソード5 ネタバレ感想その1 

Netflix ウェンズデー【5.悲運の因果】観た!
エピソード5は家族回。
父ゴメズと母モーティシアは30年前この学園の生徒で既に愛し合う関係だった。ロマンチックであり少々情熱的に過ぎる。でもストーカーに付き纏われ事故で刺し殺してしまったモーティシアを正真正銘守ったのはゴメズの愛だ。こんなにも結び付きの強い2人なのだから、少々の暑苦しさは目を瞑りますよ。
この事件にも町の暗い歴史が関わっていたのが驚きだ。のけ者を排除したい人々が今なお存在する。あんまり考えたくないけれど、怪物も関係があるのだろう。
30年前を演じる若手俳優たちがちゃんとメインキャストと似ているのが面白かった。パッと見ただけで分かるほどキャラクターの個性が確立されているんだなぁ。
親の出身校に入学させられ、当時から天性の華とカリスマ性のあった母と比べられる、娘としての辛さをこぼしたウェンズデーがティーンらしくて愛おしかった。
母に反発するウェンズデーの心の扉が少し開き、同じ幻視の力を持つ母娘として前に進めそうでひと安心。
モーティシアはあの外見でポジティブな幻視をするらしい。果てしない愛の包容力や恵みを感じて好きだな。

スレッドに続く

ウェンズデー エピソード5 ネタバレ感想その2 

保護者の日は参観日みたいな感じ。家族とうまくいっていない生徒もいて、種族が違ってもそこは同じ。生徒たちがのびのびと学園生活を楽しんでいる理由が分かったような気がした。
イーニッドの母は、狼化できない娘を問題にして矯正しようとする。この母の元でこんなに明るく前向きに育ったのが奇跡のように感じた。だからこそ辛辣なウェンズデーにもへこたれないのかな。ルームメイトである2人の間に何気に連帯が生まれているのが嬉しい。
普段強気のビアンカも母には困り果てている。母は男に利用され、セイレーンの能力で悪事に加担。力がある者と人間が共存する世界ってつまり利用される可能性が出てしまうのだとハッとした。ネヴァーモア学園では、多様な種族が集まっているとはいえ流石に生徒として対等の立場を保っているからそこまで考えなかった。この家に帰ればビアンカがどんな目に遭うか、考えなくても分かる。一方で母は歌の能力が弱まったことで自身の存在価値がなくなるのではと恐れている。ありのままの自分を認めて生きる、これは永遠のテーマだな。
ユージーンが一命を取り留めたのは良かった。いつか意識を取り戻してくれると信じている。
家族回、いくらでも喋れそう。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。