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チングルマ
和名は稚児車からの転訛
花が小さく可愛らしいことと、5片で輪形に配列していることから…
という説と
花が終わった後の姿を稚児をあやす風車に見立てたことから
という説がある
いずれにしても可愛らしいものを想起する見た目であるとしみじみ思う



[ Sieversia pentapetala ]

バイカモ 梅花藻
子どもの頃に、小学校のそばの水路みたいなところで咲いてるのを見たことがあるな…?🤔 と、花の様子を見て思い出した
清涼な水で生きることはある程度大きくなってから知った
地元は結構な田舎だったし、そこらへんの水路と言ってもやっぱり水は綺麗だったんだな…
大人になってから気づくことは多いと知る



[ Ranunculus nipponicus var.submersus ]

ベニバナ
独特な色素を持っていたことで人々の生活と深く関わってきた花
「末摘花」という呼び名は、染料にするために花弁の先端の柔らかいところを摘むことから
見かけたときにはちょうど、咲いたばかりの花、既に受粉を終えていそうな花、終わりかけの花の3つが揃っていた
花の終わりの赤もまた美しい
この色をなんとかして身につけたいと思った人々の気持ちがよくわかる



[ Carthamus tinctorius L. ]

シロバナクサナギオゴケ

クサナギオゴケのなかでシロバナをつけるもの
漢字では「白花草薙麻小笥」と書くらしい
「〜オゴケ」と名前の付く苔を知っていたら「オゴケ」を「尾苔」と書くのを想像してしまうけれど、この和名のオゴケは、この植物の実が「麻小笥(おごけ):紡いだ麻を積み貯める円筒形の器」に似ているから…という
私は麻小笥を全く知らない
そして画像検索してもうまく出てこない…
これは実のつく時期も気をつけて見なければ



[ Vincetoxicum katoi f.albescens ]

トクサ
「和」の空間演出で見かけがち
草全体がほぼ茎みたいな見た目なので、今まであまりじっくり観察したことがなかった
同じ科なだけあって穂先がツクシとそっくり
三枚目はピントが奥にいってしまった残念写真だけど開いてるのを写していたのがこれしかなかった
トクサ目はデボン紀後期からあるが、そこに属する現生の科はこのトクサ科だけらしい



[ E. hemale subsp. Hyemale ]

アガベ パリー フアチュケンシス
かっこよくて、美しい



[ Agave parryi var. huachucensis ]

カカオ(花)
そういえば花の姿を見たことがないな…と気づいて木をしっかり眺めてみたら、見つかった
(ぇっ…コレ? この小さいのからあんな大きい実が成るの?)と思うぐらい小さく可愛らしい
若葉もみるととても柔らかそう
薄い茶褐色が光に透けて綺麗だ
…チョコレート食べたくなってきたな



[ Theobroma cacao ]

ネソコドン マウリティアヌス
花粉の媒介者であるニシキヒルヤモリは色付きの蜜と花の色の違いに反応するそうで、そのヤモリにアピールするための蜜
3月には鏡越しに花の奥を見られるよう温室の出入り口で展示されていたけれど、最近ラン室に置かれている
花の蜜が垂れているのを見られたけれど、ルビーのように綺麗な雫
どんな味なんだろうな



[ Nesocodon mauritianus ]

ムラサキシキブ(紫式部)
子どもの頃から親しみがあるので、花の時期もずっと楽しみにしていた
秋に小粒の丸い紫色の実が成るのが特に目立つけれど、花はちょうど今の時期から
実が濃い紫であるのに対して花は薄い紫
最近は大河の感想が盛り上がっているのをみかけてもこの木を思い出している
実の時期がまた楽しみ



[ Callicarpa japonica ]

コンテリクラマゴケ
名札を見ながら「コケ…?」と首を傾げたこれは、シダ植物
緑青のような色が印象的で美しい
同じ属の中にいるクラマゴケが地表を這うタイプ(鞍馬山で発見され、その様子が苔に似ていることから和名がついた)であるのに対して、これは立ち上がっているのでコケらしさは全くない
中国原産で漢名は翠雲草
和名の漢字表記は紺照鞍馬苔
漢名のほうが見た目の色にはしっくりくるかな



[ Selaginella uncinata ]

アジサイ『ダンスパーティー』
贈り物として人気の品種らしい
親は西洋アジサイのグライスチョイスとヤマアジサイの伊豆の華
名前は、貴婦人がダンスをしているような装飾花の雰囲気から とのこと
咲き始めのふわりとした雰囲気も良いけれど、しっかりと色づいて陽光に力強く映える姿もまた魅力的



[ Hydrangea macrophylla 'Dance party' ]

ホシダ
ごく身近なところに生える、ごく普通のシダらしい
そこらへんに生えていてもきっと見逃してしまう
けれどもきちんとシダらしく、若い葉のくるくるが可愛らしい



[ Thelypteris acuminatus ]

アマギアマチャ(天城甘茶)
名前の通り天城山に自生するヤマアジサイの変種
可憐な美しさだけど毒がある



[Hydrangea serrata var. angustata ]

ガクアジサイ(三宅島産)
手前に古い「伊豆半島産」という名札があって、えっ…どっちの情報…?となったけど、株の根元にあった新しい名札がその情報だろうと判断して三宅島産と書かせていただいた
ガクの形が印象的



[ Hydorangea macrophylla f normalis ]

伊豆の華(いず の はな)
アジサイのメッカ的な場所がどうやら伊豆(伊豆半島及び伊豆諸島)らしいことを、つい昨日知った
名札には園芸品種と書かれていたけれど、調べたら、動植物の専門家の方が海岸沿いで犬の散歩中に発見した……ということが書かれていたので、元は自然交雑のものが市場に園芸品種として出ているという解釈で良いのかな
八重の薄い青色が綺麗だった



[ Hydorangea macrophylla ' Izunohana' ]

レースプラント
マダガスカル原産
レースのような編み目のような珍しい形の水草



[ Aponogeton madagascariensis ]

紫陽花
この真ん中のところをみているといつも、よくできた練り切りみたいだな…って思ってしまう
紫陽花苑ではない普通の通路脇に植えられていて名札がなかった
多分園芸品種
cv.つけとけばいいと思っている(雑



[ Hydrangea cv. ]

キキョウ
この花冠が隙間なくぴっちりと、几帳面に折られた折り紙のように閉じている姿が本当に好き
雌しべの真ん中あたりが開いてきているのもあった


[ Platycodon grandiflorus ]

Fedibird

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