10月25日発売のSFマガジンは、鯨井が監修をつとめた〈ラテンアメリカSF特集〉号です。
ラテンアメリカ文学研究者・翻訳家で早稲田大学教授の寺尾隆吉氏へのインタビュー、三島芳治「児玉まりあ文学集成 出張版」(!!)(なんとまるまる一篇分描き下ろしです)、SFファンに薦めたいラテンアメリカ文学ブックガイド(28作品)、井上知さんによる最新スペイン語圏SF紹介コラムなど盛りだくさん。
それに加えて、シオドラ・ゴスのボルヘスオマージュ奇想短編や、短編“Soñarán en el jardín” でティプトリー賞(現アザーワイズ賞)を、英訳短編集 "They Will Dream in the Garden"(2023) でシャーリイ・ジャクスン賞を獲得したメキシコ人作家 ガブリエラ・ダミアン・ミラベーテの初邦訳となる短編も掲載!
特集外ですが、劉慈欣の短編(大森望訳)や、今月末に初邦訳長編『無限病院』(山田和子訳、早川書房)が刊行される中国SF四天王の一角・韓松の短編(鯨井久志訳)(!)も載ります。
SFファンの方もラテンアメリカ文学ファンの方も楽しんでいただける号になりました! ぜひお買い求めください。
>舞台はバブル期の京都。若き僧侶が、地上げ戦争を制して京都の支配者へとのし上がっていく
社会派ノワールの旗手、月村了衛さん最新刊『虚の伽藍』発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001702.000047877.html
昨日は大変だったねえ(まだ続いてるけど)
misskey.ioの方は11,000人以上増えたみたいだけど、mastodon.socialは2,500人、mstdn.jpで110人、fedibird.comは90人、mastodon-japan.netで28人かな。
Blueskyの数字は……誰か調べてきて!
-ラジスラフ・クリマという100年くらい前に死んだ作家が「大きな小説」(Velký roman) という作品を書いていて、これが冒険小説と官能小説と哲学その他、多ジャンルを越境した作品だった。自分もジャンルを越境したい。
https://cs.m.wikipedia.org/wiki/Ladislav_Klíma
-アンナ・ツィマさんから日本文学からの影響を質問されて:西田幾多郎、道元、安部公房が好き。谷崎の『細雪』も好き(村上春樹を読んでいるかという質問への回答は聞き逃した) あと俳句に関心がある。
-夢からの影響は?:よく聞かれるが、つまらない夢しか見ないので、夢から小説の着想を得たことはない。
-カルヴィーノは好きですか?:80年代に人から借りた『見えない都市』が大好きで、探したけど入手できなくて、結局人から誕生日プレゼントにもらった。もったいないのでじっくり読んで各都市ごとにメモをした。これは『PADESÁT PĚT MĚST (55の都市)』として出版されている。
以上 メモは取っていないので記憶違いがあったらすみません。
基本的に、詩や思想のほうが好きだそうです。
ミハル・アイヴァス氏講演会「創作に至る道」2024年10月16日(水)東京大学をオンライン聴講しました。1/2
進行:阿部賢一、通訳:イゴル・ツィマ
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/genbun/news2021.html
-ヒッチコックの言うマクガフィン概念が好き。ウィリアム・ギブスンも使っている。
-ジュール・ヴェルヌが冒険3部作を書いていたので、自分も冒険3部作を書いた。
-シュルレアリスムについて:ダリやルネ・マグリットの絵が好きだったので詩も読んでみた。ベタだがアンドレ・ブルトンと◯◯(聞き取れず、チェコのシュルレアリスム詩人で最も有名な人)が好き。インジフ・シュティルスキーも画家だが詩作のほうが好き。
-シュルレアリスムの画家で一番好きなのはジョアン・ミロとデ・キリコ。
故・小川隆さんが主宰されていたサイト26to50は今も保守されています。英日翻訳されたSF短編もまだ読めます。
https://26to50.wixsite.com/jpsite/index
Instagramが亀の家族(乳母車つき)のパフォーマンス動画を勧めてきたので、見ました。すごいよ。
https://www.instagram.com/reel/C-hqD2NIxfx/?igsh=MnVjdG11ODBrMjYz
同じアカウントの幽霊馬の群れもいい。
https://www.instagram.com/reel/C_FpiqsIdUx/?igsh=MXNseDMxNDRmdWJyYg==
(なかがわりえこ氏の訃報に際して)
前にも書いたけど、私は『ぐりとぐらとくるりくら』派です。やたら手が長く、雲を集めて乗れるウサギ、妖怪か神仙だと思うのですが、その自由さが衝撃でした。
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=538
海外の時事問題(不和、外交)
インドとカナダ 双方が外交官を追放 シーク教徒の指導者殺害で(2024年10月15日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241015/k10014610181000.html
アル・ジャジーラ紙によれば、暗殺事件以前からだいぶ関係が悪化していたそうですが。
https://www.aljazeera.com/news/2024/10/15/timeline-of-tensions-india-canada-relations-under-trudeau
私がパッと思いつく推しイカは、
猫(1973.11) https://wagahaido.com/shopping/21830
オカルティズム(1974臨時増刊)
https://telescopeart.thebase.in/items/64193868
それから海外文学系(1981.10, 2008.3)です。
自分が書かせてもらったのは「奇書の世界」(2023.7)
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3822&status=published
聴きました。とにかくテンポよく、回答者の知識量や世代に少し幅があるのも飽きさせない。準備と編集に手間がかかってそうです。
「ないユリイカの特集」って「IKEA or Death」くらいわかりやすいお題ですね。
【全10+1問】雑誌『ユリイカ』クイズ!この特集存在する?しない?
https://www.youtube.com/watch?si=3m3k_7fLueiW0tYE&v=5Z0rHjM1Hdg&feature=youtu.be
ミハル・アイヴァス講演会で通訳を担当されたイゴル・ツィマ氏、なにしろ古今東西の作家や画家や思想家、哲学者、詩人の名が飛び出すので大変そうでした。チェコ語と日本語は互換性が少ないですし。ナイスファイト。
ところでアンナ・ツィマ氏のインタビューによれば>日本に落ち着いてから、夫のイゴール・ツィマさんと共に島田荘司『占星術殺人事件』、高橋源一郎『さよならギャングたち』をチェコ語に翻訳した。
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/e00188/
-ラジスラフ・クリマという100年くらい前に死んだ作家が「大きな小説」(Velký roman) という作品を書いていて、これが冒険小説と官能小説と哲学その他、多ジャンルを越境した作品だった。自分もジャンルを越境したい。
https://cs.m.wikipedia.org/wiki/Ladislav_Klíma
-アンナ・ツィマさんから日本文学からの影響を質問されて:西田幾多郎、道元、安部公房が好き。谷崎の『細雪』も好き(村上春樹を読んでいるかという質問への回答は聞き逃した) あと俳句に関心がある。
-夢からの影響は?:よく聞かれるが、つまらない夢しか見ないので、夢から小説の着想を得たことはない。
-カルヴィーノは好きですか?:80年代に人から借りた『見えない都市』が大好きで、探したけど入手できなくて、結局人から誕生日プレゼントにもらった。もったいないのでじっくり読んで各都市ごとにメモをした。これは『PADESÁT PĚT MĚST (55の都市)』として出版されている。
以上 メモは取っていないので記憶違いがあったらすみません。
基本的に、詩や思想のほうが好きだそうです。
ミハル・アイヴァス氏講演会「創作に至る道」2024年10月16日(水)東京大学をオンライン聴講しました。1/2
進行:阿部賢一、通訳:イゴル・ツィマ
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/genbun/news2021.html
-ヒッチコックの言うマクガフィン概念が好き。ウィリアム・ギブスンも使っている。
-ジュール・ヴェルヌが冒険3部作を書いていたので、自分も冒険3部作を書いた。
-シュルレアリスムについて:ダリやルネ・マグリットの絵が好きだったので詩も読んでみた。ベタだがアンドレ・ブルトンと◯◯(聞き取れず、チェコのシュルレアリスム詩人で最も有名な人)が好き。インジフ・シュティルスキーも画家だが詩作のほうが好き。
-シュルレアリスムの画家で一番好きなのはジョアン・ミロとデ・キリコ。
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist