Reactor (元tor.com) のoriginal fictionもオススメで、理由はSFやDark Fantasyなどジャンルのタグがついている、冒頭にあらすじが数行書いてある、担当外部編集者名が記載されている、登場作家が豪華だからです。好みの作品を引いたら、これらの情報を深掘りするのに便利。
これはSFFTHの雑誌です。
https://reactormag.com/fiction/
海外の小説や詩が読める媒体のオススメ、たびたび紹介しているElectric LiteratureのRecommended Readingがイチオシなのは冒頭に解説があるからです。
どういう話か、どのような作家かわかったほうが読むものを選びやすい。これがわからないと大量に好みではない作品を読むことになり、結果として継続が難しくなります。
https://electricliterature.com/category/lit-mags/recommended-reading/
創元推理文庫の『伝説とカフェラテ』、とてもよかったのですが、女性同士の真摯な恋愛描写があること宣伝したほうがいいと思う。出版社が全然触れてないし物語の後半に出てくる要素だし、ネタバレになるかと思って書くの躊躇したんですけど、「それなら読みたい」って人絶対いるよね。
種族に対する偏見のせいで仮住まいを余儀なくされてる女性たちが、協力しながら徐々に伸びやかに自分の能力を発揮して、最終的に安住の場所を作り上げていく話なので、そういうのが好きな方におすすめしたいです。それと美味しそうなパンとコーヒーの描写!
オークの主人公をはじめとして人間ではない種族が全員真面目なのに対して、「熱いの飲めない」つって研究のためだけに店に長居する学生とか変形リュートとアンプみたいなの持ち込んで店でライブする奴(でも照れ屋)とか暗黒街のボスとか、人間側のほうが癖が強いのも良かった。
あと『伝説とカフェラテ』って店名なんですけど、原文だと『Legends&Lattes』でお洒落なんですよね。これを真面目なホブの船大工が照れながら提案するとこがとても良いので、翻訳時に残してほしかったなとちょっと思った。
#読書
#マストドン読書部
https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488559052
ピスタチオそのものになりたい人はDS&Durgaがピスタチオだらけの香水を出してるので試してきてほしい。
https://dsanddurga.jp/product/pistachio/
ピスタチオ菓子の香水、NOSE SHOPでも売られてなかったっけ?と調べたらありました。例によってお高いですが。
ベースがムスクやサンダルウッドだからちょっと重そう。
>ユヌ ピスターシュ
>7世紀のアラブの将軍に振る舞われ、その御名を冠した中東の定番の甘味・ムハラビーヤが着想源。オレンジの花やアーモンドのまろやかさにピスタチオのさくさくとした食感。クリーミーで優雅な香り高きデザート。
https://noseshop.jp/products/obv-pf-ps?variant=44515936633047
新綱島のTSUTAYA BOOKSTOREにDEMETERの棚があって、ピスタチオアイスの香水もあったので匂いを確認してきたのですが、めちゃくちゃ甘い……ケーキ屋?の匂いがする…‥プライベートはともかく仕事のときには使えない…‥となりました。
タイムラインに鎌倉のアトリエでゴールデンレトリバーとアヒルと暮らすアカウント情報が流れてきたので、さっそくInstagramをフォローしました。アヒル専用インスタストーリーがあった。
この版画家の方です。
https://shonan-garden.com/?p=46264
朝日の好書好日インタビュー後編が公開!
今回は書籍『フェミニスト、ゲームやってる』を作る過程で直面した自身の病気から来る障害を、どう編集者の竹田さんと乗り越えたのか、読書やプレイだけではない、本作りでの合理的配慮について、小沼理さんに伺っていただきました。
病人が本を作るということ、すごく困難だったのですが、色々な工夫や相談を重ねて、協力してもらうことで完成させることができました。今回のインタビュー記事では実際にどんな工夫をしたのか、画像も交えて話させていただいております。受け取るだけではなく、作る/仕事をする上での障害の話です。
https://book.asahi.com/article/15299857
AIと消費電力の件でいえば、いま日本でデータセンターの建設計画が活発ですが「電力足りるの?」「クリーンな電力で動かせるの?」は気になっています。欧米でグリーンディールの法規制が進んでるからって日本で建ててたりしない?
国内で相次ぐデータセンター新設 生成AIも関係しているって本当?(2024.04.28)
https://dempa-digital.com/article/551736
評論社で、ガーナ出身の米国作家の、西アフリカ伝承にインスパイアされたハイファンタジーが翻訳されるそうです。
Roseanne A. Brown (1995-)の《ズィーラーン国伝》(三辺律子訳)
https://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784566024816
(悪漢と密偵さん経由情報)
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist