BT ゲーム&インタラクティブ部門候補、DREDGEも入っている。
ヒューゴー賞のノミネート発表されましたね。ゲームでバルダーズ・ゲート3とゼルダToTKが入ってる https://glasgow2024.org/hugo-awards/2024-hugo-award-finalists/
ソニア・スライマン編のパレスチナSF(Speculative Fiction)アンソロジーが出るそうです。(英語、電子版あり)
https://fernwoodpublishing.ca/book/thyme-travellers
疲れたので、Instagramに薦められた、エビのDJイベントのからくりの動画を観ています。観るまで私が何を言っているかわからないでしょう……
https://www.instagram.com/reel/C3srqaRrMSZ/?igsh=MTF0N3k4dmN5dmlibA==
Shrumeling→Shrumal Ogre→Shrumal Warriorと、同じ系統のキャラが似たような形態素を持ちながらクラス化されるときに、原語の持つ「マッシュルームっぽさ」(とは私はすぐには分かりませんでしたが)を保ちながらどう翻訳するか、というのも関心をそそります。日本語のゲームでも、ギラ→ベギラマ→ベギラゴン、ヒャド→ヒャダルコ→マヒャドみたいに、形態変化の間に対応関係がないものと、ファイア→ファイラ→ファイガ、ブリザド→ブリザラ→ブリザガみたいに対応関係があるものとがあって、英語訳はFire1→Fire2→Fire3みたいにしたんだとか。意味と体系性と両方キープしながら、それでいてダサくないネーミングを探るというのは高等な知的作業だと思わされます。
DeepLに翻訳すると全然ダメというのも、今風の話題でいいですね。あれは存在しているデータに基づいているので、本当に存在しないものはまだまだ人間が必要という話で、よく分かる話。記事によれば近い意味で訳語を作ってくるらしいですが、創作語の意味と体系性のうえにさらにかっこよさを勘案して、となるとLLMでも難しいんじゃなかろうか。
そしてSilk Songはいつ発売になるの!!!超待ち遠しい!!(2/2)
ゲーム翻訳最前線:第4回は伊東 龍さんと「ホロウナイト」。「固有名詞を無理に日本語化するとダサくなる」現象と,開発側との対話の重要性
https://www.4gamer.net/games/435/G043587/20240319008/
幕末から明治期にかけて、押し寄せる西洋の概念・言語を日本語に置き換える営みが盛んに行われ、新しい漢語がたくさん増えた。いわゆる「新漢語」と呼ばれるものです。翻訳とは一般的に逐語的な置き換えと思われている節がありますが、まだ日本語にない概念の場合、ことばを創作する必要があります。例えば、有名なところでは、西周がPhilosophyの訳語として「哲学」を作った、とかです。この訳語で定着するまでは「窮理学」など紆余曲折もありました。
で、架空のゲームキャラをどう訳す、という問題です。ここでは私も愛して止まないメトロイドヴァニア、Hollow Knightの日本語ローカライズにあたっての苦労が語られています。ホロウナイトが「空洞の騎士」じゃダサくなるだろう、じゃあどう訳すといったときにこの場合は音訳の方法が採用されるけれど、あのキャラやあのキャラは…という種明かし。非常に面白いです。また、中国語ローカライズは「空洞騎士」なのにダサくはないらしい…というのも、どういう感覚の違いが彼我間にあるのかという点も興味深い。(1/2)
吉祥寺ZINEフェスティバル(キチジン)に一般参加してきました。150ブース。
前に行ったときと比べて読み物系がさらに減り、小説や書評は数ブース以下。詩歌、エッセイ、絵や写真入り旅行記は元気。イラストや写真のサークルが多く、デザインフェスティバル的です。出展側は友達同士で座っているブースがさらに増えたし、相変わらずデートで来ているお客さんも多い。ピクニックやフリーマーケット的なイベントです。
私は台湾旅行の写真、NY滞在の写真集、韓日2言語で書かれたソウルと東京の書店レポ、欧州旅行ペーパー、zine tanec(タネッツ)vol.2等を買いました。
前回の参加時にも思ったのですが、文学フリマより非日本語話者率が高いです。また、ゲイやノンバイナリーといったアイデンティティを開示した読み物を売っていたブースもそれぞれ複数ありました。
このイベントもデザインが非常にしっかりしている出版物が多く、よくも悪くも英語圏のZINEフェスティバルとはだいぶ違います。
岩波の「世界」のThreadsアカウントが「フェディバースでのシェア」を有効にしてくれたのでMastodon側からフォローできるようになった @iwanamisekai
ゆうべは突然家族を誘って南インド料理屋へミールスを食べに行き、そこから1駅先のクラフトビール屋まで歩いて妙なビールを買ってくるなどしました。
なお自宅付近は住宅地でこういう面白い店はない。
スレッズ、ほんとにFediverseに接続するとは…。日本で早期にベータ版開始するのも珍しい気がする。
Threads’ fediverse beta opens to share your posts on Mastodon, too
https://www.theverge.com/2024/3/21/24107881/threads-fediverse-beta-launch-mastodon
#Fediverse #スレッズ
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist