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「人生は長いので日常を維持しつつ、自分を休ませつつやっていく必要があります。達成したインパクトや心血を注いだ量を指標にする危険性に注意し、徐行運転でやっていきましょう」というポリシーでやっていっています。

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昔は生活がハードモードではない人、屈託のない人などにルサンチマンがあったけど、それも失せていきました。
“目の逸らしかた”に熟練したのかもしれない。常にフィクションや自然やおいしいもののほうに焦点を当てているだけかもしれない。それを「逃避」ではなく、自律だと達観できているのが若いときとの違いという気がします。

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私も大学のとき一人暮らし生活を破滅させたり、留年したりしています。冬場は毎年パワーが出ません。ストレスが睡眠や胃腸に大きく響いたこともあります。身体や部屋が荒廃すると更に悪循環するのも知っていますが、まあ小さい頃から部屋が片づいていた試しはないです。
自分の不調に気づきにくいし、周りの人からも不調に気づいてもらいにくく、結果としてタフだと思われがちです。
でも39歳の今が一番凪いでいて、10代~20代後半までのように感情が乱れることはなくなりました。うまいこと希死念慮から目を逸らせている。

耐えて乗り越えるのが美徳になっているのは良くないし、自己肯定感の低さは生きていくのを困難にするし、助けたい人たちを助けられるとは限らないし、それを「そうだよね」と目に見える形で合意にしていく必要がありますよね。

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おやつを分けるのを友達の様子をうかがう機会にする、というのは結構良い手法だと感じました。気づかいや好意が明確だし。

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復路の機内で出たスナックの会社Do Good Labsは、主にメンタルヘルス問題へのチャリティと啓蒙を目指しているところでした。
公式サイトのメッセージも良かったです。以下は私の翻訳です。

「善行のためのおやつ」
我々はメンタルヘルスに対する世間の意識を高め、(寄付活動の)資金を得る社会的企業です。
2人に1人が精神疾患に罹患しています。精神疾患はとても多くの人々の生活に影響を与え、静かに(世界的に)蔓延しています。
私たちの周りにはたくさんの人がいます。全員を助けることはできませんが、誰もが誰かを助けることはできます。
dogoodlabs.com.au/

帰宅し、居間に家族用の土産と自分用の絵はがきやしおりを並べ、自室の布団に入ったところです。やはり自分で選んだ毛布は手ざわりが最高。

楽しく快適なオーストラリア情報ばかり発信してしまいましたが、明らかにドラッグを使用していそうな人はちらほら見ました。薬と酒は社会問題になっているようです。日が落ちてからの駅や公衆トイレには要注意ですし、クラブやパブでのトラブルにも気をつけてください。
強盗や盗難の被害も日本より多いですし、少し郊外に行くだけで人通りが少なく助けを求めにくいです。
とはいえ、屈指の海外渡航初心者向けの国だとは思います!

Zoya Patelの“Displaced”もほんのりSFで、語り手はフィジー系オーストラリア市民の女性です。大学ではアートを専攻していがしたが、今は役所で事務員をしています。世界中から気候変動で難民となった人たちがオーストラリアに押し寄せ、社会に余裕がなくなり……という話です。これも恐らくはかなり私小説に近いですが、パンチラインの多さや切実さから本書の白眉ではないかと思います。
他にSF風味が明確な作品には、おそらくゲイ寄りのバイセクシュアルであるアラブ系の語り手の視点から、白人のみがかかると噂される感染症で社会が混乱する様子を描いたOmar Sakr“White Flu”(コロナ禍前に書かれたそうです)や、Claire G. Colemanの周囲からの評判が落ちると市民権が剥奪され、突如として不法移民のように扱われる“Ostraka.”などがありました。

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Readingsカールトン店で買ってきた'After Australia' (2020)を復路の機内で一気読みしました。ペーパーバック270ページを読む体力気力がまだ自分に残っていたことに安堵しました。
Indigenous writersやwriters of colorの作家の作品集で、何編かはSFです。思ったよりエッセイや私小説が多かったですが、読んでよかったと強く思いました。
Michelle Lawの“Bu Liao Qing”は気象変動で荒廃したシドニーを生きる中華系少女の壮絶な話です。ちなみ固有種の鳥ではクロトキだけが生き残り、適応している設定でした。
Khalid Warsameの“List of Known Remedies”は初の詩集が出版されたばかりの詩人とその交遊関係を描いた、メルボルン暮らし小説です。カウンセラーに勧められて友達が引き取った保護犬と主人公も思いがけず愛やトラブルを育んでいったり。習い事で出会った、芝居関係の仕事をしている中華系の女性と交流するようになったり。バイト先の多様なバックグラウンドの人たちと会話したり。シャイな文化系の語り手のユーモラスな語りが良いです。
sweatshop.ws/after-australia

はしもと さんがブースト

「マジック・ボール」中国語訳、『科幻世界』に掲載いただくことになりました🎉🎉
田田さん、『科幻世界』&Kaguyaの皆さま、ありがとうございました‼️ [参照]

搭乗手続きに並んでいた南アジア系の若者が、クィア・コレクティブと描かれたバッヂをカバンにつけていました。検索するとシドニーにあるニュー・サウス・ウェールズ大学の学生団体のようです。
今回のオーストラリア旅行では、意識しなくてもずっとクィア当事者/クィアフレンドリーなものを目撃し続けました。もちろんそれを成し遂げている秘訣のひとつに、住民の不断の努力もあるのでしょうけれど。

空港にもBin Chickenことクロトキのグッズがありました。
靴下、大人用サイズがあれば買っていたと思います。ぬいぐるみも、デフォルメや肌ざわりに納得していたら危うく買うところでした。

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今日が日本への帰国日です。クロトキの皆さんとも今日でお別れです。
オーストラリアは、毎朝色んな鳥の声が聴こえるのと、フサフサした中型~大型犬の散歩をよく見かけるのが印象的でした。
サモエドは3回見ました。イタリアン・グレーハウンドと思われる手足が細長い犬種もよく見ました。
半屋外のコーヒー屋や飲み屋だけではなく、書店でも2回、犬連れに遭遇しました。

片道25分かけて朝の散歩をして、評判の良いパン屋で朝食を取り、宿に戻ってきました。
パリッと焼かれたサワー種のパンに、薄切りのローストビーフ、飴色でジャム状になった玉ねぎ、チーズ少々、ホースラディッシュのソースがはさまれていてボリュームもたっぷりです。犬の散歩の人やランナーがひっきりなしに飲み物やパンを持ち帰っていました。
サワー種のかたいパンは、外側はパリッと風味よく中は少しモッチリ水分多めで、実に美味しかったです。
ミルクコーヒーも好きな味でした。カフェラテやフラットホワイトとどう違うのかはわかりませんでしたが。コーヒー豆は自家焙煎らしいです。
sonomabakery.com/

オーストラリアの壁や柱は実質公共の空間で、隙あらば落書きからアート、政治主張合戦が繰り広げられています。
アジア系市民の多い新興住宅街マスコット駅では、ケモなステッカー(うち1体はタピオカミルクティーを抱えている)や「SUPER LEATHER PARADISE スーパーレザー 革男性」なる謎のステッカーが目を引きました。
こうなると個人の嗜好やアジア性の主張行為でもありますよね。

自分にさほど懐古趣味はないと思っていましたが、やはりウェス・アンダーソン監督作品的な色彩設計やレトロさに脆弱性があるかもしれません。今日の写真です。

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シドニーの観光中心地で、ハリモグラとオーストラリアガマグチヨタカの絵はがきを買いました。自分用です。
Rhonda N. Gawrardの水彩画です。生き物の質感が上手。
rhondasart.com.au/collections/

クロトキの俗称が“Bin Chicken”(ゴミ箱のニワトリ)なの、ひどすぎて笑ってしまったし、結構インディーでグッズが作られていると知りました。そんなクロトキはまったく人間を気にせず、今日もシドニーの公園でせっせとエサを探しています。

bushbling.com.au/products/bin-

redbubble.com/i/greeting-card/

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数日前にフクロネコやハリモグラを見て以来、完全燃焼してしまい、オーストラリア最終夜を有効に使える気がしません。

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Fedibird

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