ジョナサン・ゴッドシャル『ストーリーが世界を滅ぼす』。三分の一ほど。人間は物語る生き物であり、物語=ストーリーテリングこそが「他人の心に影響を与える唯一にして最強の方法」(17頁)だとする。その場合、陰謀論者の典型をライブRPGゲームの没入者として語るように(23頁)、この本で言われる物語の力は、ゲーム的なものの力にかなり近いように思われる。物語の科学で最も重要な概念は、ナラティブ・トランスポーテーション(物語への没入)だというが(49頁)、藤田直哉氏の近著でも、ゲームの重要な本質は、強力な没入にあるとされていた(ゲーマーとしてのアノン、SNSのゲーム化)。しかし、ゴッドシャルの本は、マクゴニガルのようにゲーミフィケーションを社会改良のために利用するというより、物語の危険性や狂気が強調される。その点はポストトランプ/ポストアノン的か。考えるべきなのは、どうすれば物語によって世界を変えられるか、ではなく、どうすれば物語から世界を救えるかである、と(30頁)。ただし、この本自体が物語的な作法で読者に物語を語る、というメタ的で物語陰謀論的な書かれ方をしていて、ちょっと厄介ではある。
しかし、この軍事費倍増のために税・保険負担を一般市民に背負わせて、その上「パソナ」のように「税金」にたかる「俺たち」の権利を保障する「制度設計」を唱えている連中、昔の時代劇に出てくる「越後屋とその一味」とほとんど同じだなー。情状酌量も余地もまずない。
しかし、現在は地方の「代官所」レベルではなく、「国家機構」全体に「たかろう」とするのだから、「悪」のスケールも大きい。
水戸黄門や「暴れん坊将軍」が登場して「成敗」となれば、スッとするのかも、だが民主主義の世の中ではそれでは逆に困る。
市民それぞれの力の連帯によって「暴政 tyranny」を打倒するしかない。またその過程において日本社会にも民主主義が根付くことになるのです。
昨日これ聞いてたんですが、トゥートしてなかった。
尾辻さんの選挙区から通ったのがこいつかよ、と思って脱力しました。維新議員を国会に増やすのは税金の無駄だと身に染みました。
230217 国会でバカが突き抜ける
https://www.youtube.com/watch?v=VqnVbl-_3vk
ベニヤ板造りの「先進国 ニッポン」の現状。芸大の財政難についての記事などを読むとやるせない気持ちになる。文化芸術にカネをかけず、日本の伝統を守ると言っても伝統芸能への投資は惜しみ、教育にカネをかけず、一番市民生活に直結する自治体の公務員給与もケチり、自治体の仕事をパソナや電通に大金でインチキ受注させる国。で、なぜか、警官だけは先進国でもトップレベルの数がいる。自民党政権の目指すものが国民の生活向上でないことだけは明らか。で、そんな政党が万年与党なのはなぜか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/47c2aaaa5d9cffbe704156d5bf395a31db5335d2
自称「英知」学者と笹川財団ー御用学者のネットワーク
この自称「英知」グループ、笹川財団(日本財団)に支えられた「東京財団政策研究所」の幹部とかなり重なっている。
例えば「政治学」では、
「トランプさん頑張ってる」の久保文明、
2002年のイラク侵略戦争を支持、安倍の取り巻き、そして日米同盟進化論者の細谷雄一。
以前紹介したジョージタウン留学組の鶴岡路人(防衛相防衛研究所教官をへて慶大準教授)
経済学で例の大竹文雄、小林慶太郎の揃い踏み。
名誉研究員として、北岡伸一(政治学)、八田達夫(経済学)
竹中平蔵の教え子で教育学の人からは「研究者」としての水準を疑われている「教育経済学」の中室牧子、
京大をハラスメントで辞めた筒井清忠とその息子清輝(社会学)。
そして所長は、「新型コロナウイルス感染症対策・AIシミュレーション検討会議委員」の安西祐一郎。
(竹中平蔵1999年理事長)
要するに、政治・経済・社会の分野の「御用学者」を笹川財団がネットワーク化し、政府に繋げている訳だ。
財団の目的には「民主主義の脆弱性が問われる時代」の政策シンクタンの価値を云々とある。
いや、あなた達が「民主主義を脆弱にする」ために、日夜ー笹川財団から援助を受けてー画策しているのでは?
QT: https://mastodon.scot/@atonton/109865941288539272 [参照]
「集団自決」という言葉が、この国においてどれほどの重みを持っているかわからない人がいる見たいですが、そういう人たちに読んでほしいですね。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/smp/book/b33879.html
身内に死者が出てもあんまり変わらないかも。多分、長年の自民党政権下での苦しみが限界を超えてしまっているのにどうすることもできないという学習された無力感があるので、コロナの怖さや苦しみを感じるだけの感覚がもう既に麻痺しきっている人がいるんだと思う。
いや、これ、皮肉とかではなく、マジで。長年理不尽な辛さに曝されて逃げ場がない体験を続けると、人間は自分を守るために感覚を麻痺させたり思考を歪めたりするしかなくなるから、普通。
(藤田康介さんのツイート↓)
#新型コロナウイルス感染 マスクするしないは個人の選択の問題。でもマスク関連のツイートを見て、実は日本で実際にコロナに感染した人がまだ少ない?感染して本人や親戚家族が感染し、その苦しみを経験すると、必要に応じてマスクするだろうし、人混みになるべく行かないなどの自衛も考えるだろう。
https://twitter.com/mdfujita/status/1623093801811320832?s=46&t=Vsl-xN62vg3kDXCPW-EB8g
あと、これ、何度か書いてるんだけど、年寄りの死に皆が仕方ないと何となく思っているのを私は感じるんだけど、これってもう既に何十年もにわたってずっと高齢者の世話(ホームとかに入っていたとしても金銭的な負担とか)を国が家族に押し付けてきて、それが特に最近どんどん負担が増えていることと私は絶対に関係があるとみてる。
親孝行を是とする国民全体に今も根付く道徳観から、福祉の充実などを国に怒ったり訴えたりする人はあまりおらず、「よそ様はちゃんと出来てるのにうちはもうこれで限界」みたいな罪悪感を国民が背負わされていて、他人には言えずにおそらく皆、各家庭で抱え込んで悩んでる。出来る余裕のある人は(本来、そんなに余裕誰もないはずなんだけど)、「おばあちゃんのために、おじいちゃんのために」と自分の人生を捧げていたりするし。
親見ててずっと思ってたし(共産党員なのに4世代同居で、私から見た曽祖母、祖父母を最期まで自宅介護していて、その怒りを子どもの私にぶつけてた)、今、いろんな人の話聴いてても日々実感する。口に出来ないし意識も出来てないかも知れないけど、皆、限界で“荷下ろし“しないともう無理な感じのところまで来ていて、でも自分を責める事しかできなくて誰にも言えず、年寄りが死んでくれてホッとしてしまう自分がいるんじゃないか。
本当は、あの馬鹿な政治家や利権集団を飼って、泡銭を浴びるように使わせて、全くの無為無策で金儲けしか頭にない政策をやらせてなければ、まだまだ本当は福祉も医療も教育も充実させられるだけの富はこの国にはあるんだと思う。
そりゃあ、富は際限なくある訳ではないにしても。少子高齢化だってもっと歯止めをかける手立てはたくさんあった訳で、それを何もかもぶち壊しにしてきて、それどころか何でもかんでも全部逆向きなことばかりやってきた政府がいたのよ。
なのに国民はここに孤立して自分をこっそり責めて他所はちゃんとやってるように思って自分の不甲斐なさを責めて…という無限ループに誘導されて、連帯も出来ず、政府にやりたい放題やられ続けてきた。
思ったけど、クライアントで子どもの頃、実家が貧乏で級友の誕生会の何百円かのプレゼント代も親に出して貰えなかったとか、いつも穴の空いた靴下履いてて恥ずかしかったとか、電話もなかったとか言う人いるんだけど、もちろん事実貧乏ではあったとしても「それだけですか?」「子どもが他所の子と楽しそうにするのが許せない母がいたんじゃないですか?」と言う話に大抵なって、でも長年親が刷り込んだ「全てうちが貧乏なのに我慢ができないお前が悪い」の呪いはなかなか消えないんですよね。あれに近いんじゃないか、今の日本。
とにかく大半の国民が全く怒ろうともしてないんだから、どうにもならない。
彼らこそ、すぐに成果が上がらないような無駄なことはしたくないと言うことなんだろうし。
上の方だけでガチャガチャやってても、肝心の国民の大半が無関心で、権力者に右って言われりゃ右を向き、左って言われりゃ左向く…って状態で、何かができる“訳がない“と思うよ、残念ながら。甘ったれるのもいい加減にして欲しい。口開けて上向いてれば誰かが口に美味しいものを入れてくれると思ってるメデタイ連中と、私は心中させられるところなのよ。
子どもたちの命と健康がここまで脅かされているのに、大半の親や教師が抗議の声も上げていないように見えるのは、私に見えてないだけじゃないですよね?少なくとも大きな抗議のうねりが起きているようにはとても見えない。ほとんどの人が上から言われたことに適応することしか考えてないってことなのでは?
…って言うか、お子さんをお持ちの親御さんや子どもたちに日々関わってる教員の皆さんが、まさに本当にこの国が戦争をおっ始めるかも知れないって言う今、なんでほとんど無抵抗なのか、私には理解不能なんだけど。
もちろん、ここでマストドンされているような方はリアルの各所でまたはSNSなどネットで、何人分も頑張っていらっしゃるんだろうけど。
80年前も、こうやって始まったんだな、戦争…って、思わずにはおれないですよね。自分も含めてですけど、人間って、そう言う生き物なんだな、と。
千人針とか、またやるんですかね。
デジタル化が嫌なんじゃなくて、どうしようもなく愚かな人たちによって作られた、邪悪で無能な政府の主導する「デジタル化」が全く信用に値しないからお断りしたいと言っているだけ。
https://youtube.com/watch?v=JW4Iv7txw1w&feature=share
こうやって戦時中でも極力人間的な生活を人々に提供しようとした他国と自国とを比べると、なんかもうどこから腐ってるのかわからないくらい日本ってダメなんだなと思う。
これって戦争に負けたからダメという話ではなくて、まったく資源や技術が足りていないのに格上の存在に無謀にも喧嘩を吹っかけるような人間が権力を持ってしまっているのがダメで(資源や技術が足りていないこと自体は罪ではなく、権力者を抑え込むことができない社会なのがダメ)、現在もそこが変化できてなくてすごく危ない状態