台湾文化センターのオンライン上映会のお知らせを貼り付けます。
オンライン上映会は、その日の決まった時間(14:00 - 20:00)内にアクセスすれば見られる形式のやつです。
(リアルタイムのストーリーミングではないので、開始時間に見始められなくても大丈夫)。
先住民タイヤル族を扱った映画なので、ぜひ見たいと思っています。
https://taiwan-movie16.peatix.com/
以下、貼り付けです。
★開催概要
日時:8月26日(土)14時00分開始
作品解説:一貫してタイヤル族の家族と生活を描き続ける陳潔瑤(ラハ・メボウ)監督の最新作で、2022年の金馬奨で監督賞、2023年の台北電影奨で長編劇映画賞、編集賞、新人賞に輝きました。
本作の原題のサブタイトルとして付いている「GAGA」という言葉、これはタイヤル族の精神や文化などの総称。
この伝統観念を、ある家族をめぐる様々な出来事から丁寧に描いています。
トーク:本編解説、映画界で活躍する原住民たち
主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/アジアンパラダイス
沖縄の悲惨は朝鮮半島のその後となる。50年代までは「いつか日本も焦土と化す」という感覚はあった。それが徐々に消えていったのが60年代で、(世界中の戦争は別として)国土が戦場にはならないという「気分」が実感として確立したのが80年代だったのではないか。かつてのナショナルな感覚はそのとき幻想として表象空間に弁証法的な否定として隔離されていく。例えばそれが大友克洋『気分はもう戦争』1982。オタクの登場。
QT: https://fedibird.com/@mameshobo/110835833882614081 [参照]
「後半は、その後米国が沖縄の社会構造や人々の価値観の作り直しを画策、“マイホーム主義”の浸透や労働運動のコントロールを進め、”沖縄の占領体制を沖縄返還によって完成させる”、皮肉な過程を浮き彫りに。」
まさにこの統治モデルの成功経験が日本にも適用されたと言うこと。読んでみたい。
QT: https://fedibird.com/@mameshobo/110874849667314766 [参照]
[レビュー]100年前に朝鮮人虐殺招いた「フェイクニュース」 : 文化 : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/culture/47530.html
[特派員コラム]ドイツの「記憶の文化」、ホロコースト越え植民地主義の反省に進むか : 社説・コラム : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/47521.html
日本の知識人ら、羅州に東学農民虐殺「慰霊碑」ではなく「謝罪碑」を建てる : 政治•社会 : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/politics/47536.html
[レビュー]故国の民主化に献身した在日コリアンを「反国家団体」呼ばわりとは : 文化 : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/culture/47533.html
Xのほうで大学での労働組合の話が一部でなされているのを読んできた。話がやや抽象的で具体性を欠いているのが歯がゆいところだ。まずそもそもの話、組合に属しているのは教員だけではない。したがって何らかの意志決定をしていくには、さまざまな職域、職層の人びととの合意形成が必要となる。いきなりストライキなんて話にならないし、そもそもその発想が短絡なのではないではなかろうか。
ラストです。お読みいただきありがとうございました。
「市民的不服従を」 鎌田慧 ルポライター
今の国会は大政翼賛会になったという意見がありますが、僕はむしろ貴族院になったと言う気がしています。戦前、大地主が地租、税金を払うことによって貴族院議員の選挙権を持ったわけですが、今はたくさんの七光りの2世議員が親から地盤を受け継いでいます。
(このころ、さまざまな抵抗運動、住民運動が全国で起き始めていることに触れ) こころと抵抗のネットワークといえます。(中略)こういう意思の示し方、その基本は「私」、「自分」です。服従しない私、服従しない自分を、これからどういう風に打ち立てていくのかと言うことだと思います。
僕も30年こういう仕事をしてきて、日本の現実を見ますと、いったい自分は何をやってきたのかという思いに駆られます。それでも、抵抗する人たちとともに、まだまだ書き続けて、ネットワークを結ぶための抵抗を続けていきたいと願っております。
テッサ・モーリス=スズキ オーストラリア国立大学教授(当時)
日常生活の場から、どうやって公的時間の回復ができるのか、どうやって政治活動を立ち上げる基盤を作り直せるのか、どうやって市民の生活の中への国家介入に抵抗しうるのか、そして、どうやって世界の政治、経済について自己教育が可能かという問題を検証しなければならないでしょう。その検証の過程で、国境を越えた市民運動とか社会運動のあいだの交流とか協力が、より重大になると思います。
人権が奪われた人たちは、限界はあるのだがある程度までは、他の人権が奪われている人たちとの連帯が可能だろう。そういう組織を※(オーストラリアで)つくろうとしているのです。どれくらい成功するかはわかりませんけれども、いまの日本の状態を見ると、同じような運動が必要ではないかと感じます。
※当時オーストラリアで作ろうとしていた組織というのは、1994年までの労働党政権でアボリジニに対しての謝罪を果たし、先住権の法も通すなど社会政策は進歩的であったが、経済面ではネオリベラル政策を取った為、「政府はアボリジニ・アジア系の移民の人権は考えているが、自分たちの権利は全然考慮しない」と、中間層、大企業以外の人たち、そしてとりわけ非都市の人たちは病院や銀行がなくなるなどする程度には考慮されていなかったため、非常に絶望的になっていた。
これに対応するための動きとして、オーストラリア人権委員会が、いろいろな田舎へ行って、人権というのはアボリジニだけの問題ではない。あなた方にもある。だがそれが侵害されているのではないか、と話すキャンペーンが行われていたことを指す。
三木睦子(三木武夫元首相夫人)
「私たちがそこで転げていても決して軍人さんは私たちを助けてはくれないのです。」
「(天皇在位10周年の時の芸大生の1人斉唱を聴いたときに)訓練のある人でなければ歌えない歌がわれわれの歌であっていいのかしらと思いました。」
amazonプライムのいくつかの「登録チャンネル」の
「最初の2ヶ月は月額50円」キャンペーン。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?ie=UTF8&merchId=sub_promotion
甲午農民戦争を扱った
#韓国ドラマ「#緑豆の花」
https://www.amazon.co.jp/dp/B08RGSX9P2
を配信中の「アジアPremium」もキャンペーン対象みたい。
「アジアPremium」の現在の配信内容をざっと見たところ、
ドラマ「#砂時計」
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BZ4DNFHX/
もはいっていました。
「砂時計」は
#韓国映画「#ペパーミントキャンディー」(通常のamazonプライム見放題対象)
https://www.amazon.co.jp/dp/B08D2RY7M1
などと同じく
軍政期の韓国を描いたドラマです。
(これらを見ておくと、#韓国現代史 の本が読みやすくなります)。
あと、個人的には
ずっと見たかった
#台湾映画「#スーパーシチズン 超級大国民」
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B65KT9GM/
が配信中なので、見たいです。(未見)
※登録したら、アカウント&リストの「メンバーシップおよび購読 」というところで、自動更新をオフに設定しておくといいと思います。
10日後に迫った韓米日首脳会談…日本の「汚染水放出」正当化を後押しするか : 政治•社会 : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/politics/47502.html
日本の漁業者ら、岸田首相の「汚染水放出めぐり信頼深まっている」との発言に不快感 : 日本•国際 : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/international/47512.html
[社説]韓米日首脳会談、「汚染水放出」正当化の舞台にしてはならない : 社説・コラム : hankyoreh japan https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/47504.html
#Fedibird、最近少し重くなっているだろうか?
"As a result of extensive work with this technique a kind of secondary memory will arise, an alter ego with who we can constantly communicate..." 「このテクニックを広範に使った結果、一種の第二の記憶、つまり私たちが常にコミュニケーションできる分身が生まれる。それが私たち自身の記憶と似ているのは、その記憶全体が徹底的に構築された秩序を持たず、階層構造を持たず、本のような直線的な構造を持たないという点である。ただそれゆえに、それは作者から独立した独自の生命を得るのである。このノートの全体は無秩序としか言いようがないが、少なくとも非恣意的な内部構造を持つ無秩序である。あるものは失われ(versickern)、あるものは二度と見ることができない。その一方で、優先される中心があり、塊が形成され、他よりも頻繁に活動する領域がある。また、副次的なパッセージからリンクして始まった付随的なアイデアもあり、それらは継続的に充実し拡大していくので、次第にシステムを支配する傾向が強くなる。要約すると、この技法
気づかずにいたが、Webにルーマンの以下のエッセイが英訳されていた。 KJ法など研究カード整理に関心ある方にはぜひ。Zettelkasten Method
» Communicating with Slip Boxes
» Learning How to Read
https://luhmann.surge.sh/
If we're to use Luhmann as a guide, then exploring the benefits of disfunction must become part of our practice. The question, "Does folgezettel work?" must be superseded by asking how blind spots, getting lost, and forgetting ideas benefit our creativity.
引き続き99年の岩波「世界」シンポジウムの文字起こしを抜粋していく。
こちらは99年当時の予想とは思えない。
金子勝 法政大教授(当時)
歴史から見ても、一人一人が抱える不安とかリスクが進行しているときに限って、「自己責任」だとか「自己決定」という言葉がシャワーのように浴びせられるのです。ファッショ(=ファシズム)の前にはつねに、自由主義的な民主主義の徹底が存在します。このパラドックスをわれわれはいま、経験しているのです。
つまり、自分ではどうしようもないリスクなのに1人で解決しなさい自分で処理しなさいといわれる。しかし、一人一人の人間にとってはどうしようもないわけです。そのあとにはつねに全部、すべてをだれかが決定してくれるという安らぎが待っているのです。それはあるときはオウムのように神であったり、あるときは強いリーダーシップであったり、あるときは死というか、みずから自殺を選ぶということであったりする。
民主主義の危機の底にはつねに社会の危機があります。一方にそれを見ようとしない為政者があり、もう一方には、それにプロテストをしたり、批判意識を持っている人たちがまたその現実を見ようとしない。それをとらえる感性が磨滅するときに、民主主義の危機が生じるのです。
さて、第一の問題はグローバライゼーションです。グローバライゼーションに対する対抗戦略を、ほとんど野党も学者も運動団体も持っておりません。本質を暴こうとする人たちもほとんどおりません。政権政党がきちんとした対応をしているかというと、ざんえんながら、ほとんどグローバライゼーションに突っ込んでいるだけであります。
これが先ほど行った得体の知れないリスクをもたらしています。人びとに言いようのない将来の不安を与えているのです。この不安に対して明確なメッセージを伝えたり、明確な対抗戦略を持てない限り、いくら民主主義の危機を唱えても意味がない。なぜなら、民主主義と言うのはあくまでも形式です。誰が何を解決するのか、そして具体的に降りかかってくるリスクに対してどう共同で取り組まなければならないのか、そういう切迫したものを感じていなければ、民主主義は死んでいくのです。
まず2001年に何が起きるのか、そして2025年の日本はどういう姿になっているのか、生活と言うところから想像してみましょう。それは非常に寒々とした状況と言わざるを得ません。いわゆる金融ビックバンで、IASという国際会計標準を入れます。危ないのは年金の開示義務とキャッシュフロー経営であります。
2万1000人を切った日産は国際会計標準に正しく則ったのです。時価会計主義、凍結決算、年金債務の会議も、キャッシュフロー、すべてを満たしています。興銀とのいわばメインバンク制を断ち切り、持ち株を持つ子会社、系列は4社に絞り、2万1000人を削る。そしてヨーロッパのマイノリティーであるゴーンという人間を引っ張ってきてそれをやらせる。これが現在の日本の構図です。
ここで起きている雇用リストラや年金の将来不安は、一時的な不況で起きているのではなく、日本の1つの進路の選択の結果起きていると知ることが重要です。
日本はすでに銀行の自己資本比率規制は、88年のバーゼル合意を受け入れたわけですが、それがその後、我々の国を貸し渋りでめちゃくちゃにしたのです。その時大蔵省は含み益があるから大丈夫だと言って合意を受け入れた。それがこの有様です。そしてこれから、誰も考えずにまた2001年、ビックバンに突っ込もうとしている。
消費と設備投資がなお盛り上がらなければ、GNPのすでに1.2倍である600兆円という財政赤字は、さらに大きくなり続けるに違いありません。調整インフレをやる以外にこれを克服することができません。そうしたら、老人たちの貯蓄はほとんどタダ同然になっていく。2025年に訪れる光景はまずそこから始まります。
すでに高卒の就職率は40一%。59%はほとんどフリーターに回っています。雇用流動化政策と言う名前で反対するか、雇用を守るか、こういう抽象的な話ではありません。すでに労働市場は分断化されていて、首を切られた中高年は再就職ができません。女子大生の多くが派遣に流れています。今都立高校の卒業生のうち、就職した人の半分以上が既にフリーターであります。彼らは社会保険を一切払わずに、親から貯金をもらって生きています。彼らが2025年になって高齢化のピークになる時、どんな光景になるのか。社会保険、年金も健康保険も一切払っていない人たちが大量に存在して、その親たちは後期高齢者になって、すでに介護保険の対象になっている…。今のままでは、必ずこうなるでしょう。すでに我々の眼前にあるのは、こういう社会保障と雇用のめちゃくちゃな状態であります。
またこのままいけば、農業はおそらく2007年から人口が急減し、都市近辺と山間部から次々と崩れていきます。ちょうど商店街が虫食い状に地上げをやられたときに集客能力が落ちてやがて全部が落盤したように、虫食い状になれば面的な睡蓮の推理管理ができなくなります。そうすれば、我々の食も農も維持することができなくなることは火を見るより明らかであります。我々が選択している現実とはそういうものです。
我々は、また老人病院で老人を縛り付けて、多くの人たちがそのまま効率化されて、市場で取引をされて、安楽死させていくような、つまり動けなくなれば看護婦が入らなくなるような、そういう介護の悲惨な実態に対しても口を閉ざしています。
民主主義の危機というときには、周辺事態法や通信傍受法だけではなくて、我々の生活にあるあるいは起こってきている隙に対して、解決する課題を特定して、そして誰が何を、どのようにして解決するかと言うことを発言することが必要なのです。政党がもし頼りにならないのであれば、すべての人々がそれを口に出す以外にないと言うのが私の結論です。
逸見龍生。大学教員。#18世紀 #フランス文学・思想。リヨン高等師範学校古典思想史研究所招聘教授。編著に『百科全書の時空―典拠・生成・転位―』(2018)、『啓蒙思想の百科事典』(2023) 等。#Dix-huitièmiste. #Diderot et l'#Encyclopédie. Opinions are my own. #百科全書 #啓蒙思想