最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!(櫻井武)読了!

表紙とタイトルから受ける印象に反し、科学者ならではの歯に衣着せぬ文章が面白すぎた。

☆睡眠の質を測るのは、睡眠自体ではなく、日中の活動の質で決めよう!
なぜなら、睡眠中は無意識であり、睡眠に対する所感は実態と相反することがままあるから。

☆ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系は同じ作用機序。
アルコールに酔って寝てしまうときと効き方が似ており、不自然に脳をシャットダウンする力を持つ。
なので、依存性があり、かつ薬を止めると逆に不眠になる。

☆15分眠れなかったら布団から出る!眠くなったら布団に戻る!
寝室で寝れないことが無意識化で条件づけされると寝れなくなる。
眠れる場所だと体に覚えさせることで不眠を解消する。
通常は8〜15分で眠れるはず。

☆予知夢とかはない。
眠りは脳のデフラグだから。

思考体力を鍛える(西成活裕)読了!

これもはちゃめちゃ読みやすかった。
読書が好きな人なんやろなあ〜という感じ。

▼良かったワード
「これは絶対に間違っています」
「思考は無限」

なんでも考える癖をつけなさいよ
インプットだけじゃなくアウトプットしなさいよ
ちゅうことかなと理解した。

0秒で動け(伊藤羊一)読了

2時間もかからず読めた気がする!

体験から知見を共有してくれるタイプの本。
自分を変える方法と比べると感性的な印象なので、正直読み始めはちょっと退屈だった。

ただ、ご自身が20代の頃メンタルが不調になったとのことなので、その時の自分に語りかけているのだろうな。
文章も表現も大変優しいので、白湯みたいにスルスル飲み込める。

▼よかったところ
・根拠は結論と繋いで違和感のないものにする
・根拠の中でも特に重要な3つに絞る

・人は変えられる

・対立にならないところまで視座を上げる
・組織の中だからこそ自分の想いを出す

・間違えた!と思ったら見直せばいい

おはしさま 連鎖する怪談 読了!

三津田信三氏から始まるリレー怪談とのことで、嫌な気持ちになれることを期待して買った。

ホラー度でいうと、ちょっと期待はずれ!

しかし、他者の著作を受けて「こう展開させたんか!」というメタ的な面白さはモリモリ!

4話目がちゅきだったわ…。

自分を変える方法(ケイティ・ミルクマン)読了!

おもしろかつた!!!!

認知行動療法の流れで興味を持ったんだけど、行動科学おもしれ~!

本能をハックして、習慣にしちまえば勝ちだ!
お前自身は努力できる人間だ!
やればやるだけできるんだ!!!の心が大事だとわかった

そして、誰かの行動変容を促進するときも、
あなたはできるのだ をいかに伝えるがが大事。

自分の成長のためにメンターをやるといいよ、は目からウロコだった。
成長のためにメンターを欲してたけど、自分がそっちになるほうが成長できるんだって。
たしかに、人に教えたことのほうが身につくもんね…。

行動科学深めたいな。

鬼談百景(小野不由美)読了!

これも昨年に半分ほど読んで置いてたもの。

過去に読んだことがあったけど、残穢の読み返した&見返しのついでに買い直した。

短編の実話怪談は歯切れの悪さが良い。
自分の体験した「あれってなんだったんだろう」が思い出される面白さ。

怪異は怪を愛するものにしか訪れない。

おやつが好き・お土産つき(坂木司)読了!

昨年秋ごろに買って、途中で読み止めてたのをガーッと。

この本を買ったときは本当に元気がないときだった。
1日に3種類の本を読めるまで元気になっている自分が嬉しい。

本文中で繰り返される「ぱりしゃく」というオノマトペが、脳の中でほどけて溶けていくのが気持ち良い。
この音を気持ちよく思うか、煩わしく思うか。
自分の元気を測れる気がする。

家が呼ぶ/宿で死ぬ 読了

実話怪談大好きっ子だったけど、創作ホラーのよさに震えた。純文学作家の表現力たるや。ありとあらゆる語彙で嫌な気分になれてとても良かった。

個人的には家が呼ぶ派!
信頼してる家で嫌なことが起きるほうがやだから…。

旅館とか宿泊地でやな空気に当たったときの嫌さも嫌だけどな〜〜〜(語彙無)

理論に頼ると矛盾ができる。
禅は「あるがまま」を受け止める。
ただし、刹那主義のような「ただの一瞬」とは違う。

禅おもすれ〜もっとよみたい

禅(鈴木大拙、工藤澄子訳)読了!

瞑想は集中のためのものにあらず
瞑想は瞑想のためにある

禅は中国発祥。
ファンタジックなインド仏教の「悟り」を、儒教ベースの超リアリストな中国で受け止められる形にしたもの。
(俺訳)

わかんない自分を面白がるたのしみ

答えは問のあるところにこそある

読書とは何か(三中信宏)やーーっと読了!!

読みだしたとき、調子が悪くて何も読めなかったが
最後の100ページくらいはおもろうておもろうて
ツルッツル読めちゃった〜〜

「読んだ本のことを自分の言葉で語れる状態になるのが良いよね」(地獄の意訳)という箇所が最後にズキュンときた。そうなりたい。

きっとこれからの人生、本を読むたびこの本が脳をよぎるだろう。いろんな本を読む中で、この本を読み返したくときが必ず来るだろう。

三中さんのファンになっちゃったよ〜
こういうひとになりて

「気の持ちよう」の脳科学(毛内拡)読了

久々に本読んだ。

脳の機能でどうしようもないところを、楽しい「気の持ちよう」でやっていこうぜ!という。(所感が雑すぎる)

高校生の己に向けて書かれた本とのことで何たる読みやすさ。ことばの優しさ。

禅の今を見つめる姿勢、取り入れたくて本ぽちしちゃった。

そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)425/425

映画が評判良いので、まずは本で読んでみようと購入。
よすぎた。この本で2023年を迎えられたことを喜びたい。

昔の私なら優子に感情移入したり、優子と自分を比較して悲しくなっていたかも。

優子じゃなく、森宮さんや梨花・向井先生に憧れた己に気づいて、今の自分がいかに幸せに暮らしているかに気づけたのが自分の中でもびっくりと幸せ。

主人公の優子を大事に愛する大人たちのように生きたいと感じた。

読書とは何か(三中信宏)①158/292

本を読め!と言われても読めないよ~読みたいよ〜と思って買った。(結局、本が読めなかったのは病んでたからだと気づく…。)

読書を"狩猟"と称する著者が、どのように本を狩り尽くしているかと、本へのすさまじい愛苦が書かれている。
読書メモをMastodonにしてるのもこの本からの学び。

すっごい面白いのに、この本をまとめる力がまだない。
けど臆さず読むぞ。

「自傷的自己愛」の精神分析(斎藤環)259/259読了

✎自傷的自己愛の原因は親との関係・またはその他の人間関係と環境から尊厳を傷つけられ続けたことにある。

✎健康的な自己愛を獲得するためには、即効性のある自己肯定感の向上・技法は逆効果。自分らしく生きること・自分で自分の尊厳を守ること・他者の尊厳を守ること。

✎健全な自己愛の獲得に対話が有効。
対話とは主観の交換。議論・説得・アドバイスは違う。

♡生きづらさは感じてるけど、昔の自分と比較したら、今の自分は自分のことが結構好きだな〜!と気づけた。

♡本を書く人は誰よりも本を読んでいるんだよな…(参考文献を見て)

✓自分を責めているときは自分も被害者であることをあえて考えてみる。逆に、誰かを責めてしまうときは自分の加害に思いを馳せる。

自分を変える方法(ケイティ・ミルクマン著/桜井裕子訳)
83/365

▼購入のきっかけ

序文を読んで。

興味のあること・やりやすそうなことをガーッと過集中でやったり、はたまた集中が散らかりまくって、締切直前に泣く泣く駆け込んだり…。
コツコツ作業が好きなくせに、コツコツ進行ができないので、脳のどの働きがそのバランスの悪さを生むのか知りたくて買った。

▼CHAPTER1
「やる気」の出し方について。

✎一発で決めようとしないこと。
勝ちに行こうとしすぎること・完璧にしなければならないと思うことは、自分の首を絞めるだけ。
目の前のことに集中して、一番基本を繰り返すこと。

✎何かを始めるときは、引越しのような大きな環境の変化や、月初・新学期のような「キリのよいタイミング(=フレッシュスタート)」が良い。
→ただし、物事が好調に進んでいる場合は、変化による仕切り直しは逆効果になることもある。

✓Googleカレンダーを月曜はじまり・週表示に変えてみた!
日曜はじまりよりも「サイクル」感が出た気がする。

怖ガラセ屋サン(澤村伊智)301/301読了!

3時間弱で読み終わった。久々にハードカバーの本を読んだけど、読むのが楽しくなっちゃうねえ…。栞が紫なのが愛くるしい。

澤村さんのホラーは、怖い話が好きな人のホラーだな〜と勝手ながら感じる。だからワクワクする。

人間の嫌な部分と人智を超えたものを絡ませるのがウメ〜!怪異をつくる才能がすげぇ。

ラノベ文体でもないのに、漫画を読み進めているような、ドラマを見ているような、スルスル入ってくる文字運びが不思議だ。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。