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『後宮の毒華』も読んで面白かったし、今は『わたしの幸せな結婚』も並行して読んでる。タイトル聞いたときは明治大正を舞台にした恋愛もの、俺様な男に救われるみたいな話か(ケッ)って思ったが、まぁ明治大正を舞台にはしてるんだけど全然違うらしいと知って読んでみた。サクサク読めて面白いです。2巻に差し掛かり、ちょっと恩田陸『光の帝国』を思い出しました。ちょっとだけね。

そして図書館から『エタンプの預言者』来たので次はこれ。

上の世代の女性らは、確かに男性に迎合することでこの男性優位の仕組みの温存に加担していると言えるかもしれない。許せない気持ちもある。しかし彼女達の被害も無視してよいのか。
短い時間で猛烈に突っ走る主人公には、立ち止まって考える場面が殆ど無い。それだけの怒り。決して愚かではなく、戦う力も知恵もあるが、慎重に振る舞うこと、立ち止まることはなかなかできない。故に生き残れたのだし、俯瞰した視野で考えるのに必要な“教育“を受ける機会もないままに生きてきた。戦いの人生。そのしっぺ返しをこれから受けるのではないか。
過酷な境遇で痛め付けられたゆえに、過剰なまでに攻撃(反撃)したくなるのはとても分かる。それゆえの危うさを感じながら読み進めた。
最後のオチは何となく予期していたもので「よしよし、キタキタ」と思ったが、物語はブツリと終わる。ちらほら存在を匂わせる神のごとき存在についてもまだ不明瞭だ。続編の予定があるそう。主人公の成長が見られるだろうか。そればかりでなく、よりSF的な話運びを期待できるのか――今のところ可能性半々くらいに見てしまってるが――しばらく待ちたいと思う。

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シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』ハヤカワ文庫、読了。
巨大ロボットと中華文化の融合だが、あとがきで言及がある通り手本としたロボットアニメがあるようで、日本のロボットアニメやSFものに馴染みがあるとロボット方面の設定自体は目新しくはない。
主人公が受ける性差別がすさまじい。ロボットSFというよりは、その差別を打倒し力を取り戻す過程を描いた物語だった。面白く読んだが、ちょっとモヤモヤもする。そのモヤモヤを書こうと思う。
虐げられ売られた娘が、実は人類最強と言われるパイロットすら凌駕する力を持っていた、という展開は痛快だ。彼女が生まれ育ったのは辺境の貧村。纏足のために祖母に足の骨を砕かれ、痛みと膿みに一生苦労しなければならない体で、暴力をふるう父と、怯えながら波風立てぬように忍耐ばかりする母、男性の特権を当然のように享受する男兄弟。大切な姉はパイロットの気を補充するバッテリー・妾女パイロットとして売られ、人気パイロットの暴力により死ぬ。復讐を誓う主人公。
主人公はこの家族を憎みつつも母や祖母については多少迷いがあった。自分を苦しめたとは言え同じ虐げられる側の性。しかし末路は……。

あと1日…😢
昨年秋のPASEOに続いてESTA(かつてのそごう)も明日8/31をもって閉店。両方で何度「どちらかに移転されますか?」って聞いただろう。
札幌駅前の再開発(新幹線延伸に伴う)のため。跡地に新たなビルが建って開業するのは2028年だって。5年あそこに何もなくなるの?バスターミナルもあるのに?(今は仮移転中)
これで札駅直結の商業施設はステラプレイスと大丸だけになる。道路はさんで東急はあるけど…使ってたお店たくさんあるのになぁ。

おお。UAさんが「君に、胸キュン。」歌ってる♪

小説はカミュ『ペスト』を推すべきでは、と気付きましたが(先述の漫画がこれを下敷きにしてるので)好みを優先してしまったよ。。

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Xの方にペストのニュースが流れてきて、少し検索してみたら在モンゴル日本国大使館のサイトには6/29付で記事が出てました。数年前にもニュースになりましたね。タルバガンだな、と連想できるのは朱戸アオ氏の漫画『リウーを待ちながら』のおかげです。コロナ最初期にもTwitterで呟いたけど、感染症とパンデミックに関するとても良い漫画ですよ、オススメです。
ちなみに映画では『コンテイジョン』、小説では小川一水『天冥の標Ⅱ 救世群』を推しておこう…

書店で見かけて、これはきっといい本だ、でもお高め…そうだ、まずは図書館で借りて読んでみよう!からの、読んでみて、読み終えられず返却はしたがやはりいい本だったので結局買った。
fedibird.com/@Letstanaporo/110 [参照]

@nakamiti お好みに合うとよいのですが。楽しめますように(^^)

柴田勝家『走馬灯のセトリは考えておいて』ハヤカワ文庫読了。すごい面白かった。それぞれ味わいが異なる6作品が収められている。感想はまた改めて。

たな さんがブースト

1945年の原爆投下 なぜ長崎は米軍に狙われたのか | 毎日新聞

「A:原爆は長崎市松山町の上空約500メートルで爆発し、巨大な火の玉が生まれました。街は火の玉から放たれた熱線で、鉄が溶ける温度(約1500度)の倍以上に当たる3000~4000度の高熱となり、秒速数百メートルの爆風に襲われました。民家は跡形もなく破壊され、コンクリートで造られた頑丈な建物も崩壊しました。原爆は大量の放射線も放出しました。熱線や爆風の被害を免れて生き残った人も、白血病やがんなど放射線による「原爆症」で次々と命を落としました。人的被害は広島に続いて未曽有の規模となり、長崎市の当時の推定人口約24万人に対し、45年末までに約7万4000人が亡くなりました。」

黙祷。

mainichi.jp/articles/20220805/

たな さんがブースト

これ実際のところどうですか?

わたしが知りたいのは下記のような区分けなんですが。
上がったかどうかはこの春闘を受けて3ヶ月以内の昇給が約束されているものを含めるものとします。
昇進や定期昇給が影響する人はそれに伴う昇給の基準が春闘を受けて上がったかどうかで回答をお願いします。
よろしければ回答の上拡散していただければと思います🙇

春闘:春闘大手賃上げ、31年ぶり高水準 23年、経団連 | 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20230805/

たな さんがブースト

mainichi.jp/articles/20230801/

ニューギニアから生還された方の言葉。ぜひご一読ください。
「「あの戦争のどこが間違っていたのか、検証していない」
中野さんの目が眼鏡の下で鋭く光る。
104歳は怒っていた。」

たな さんがブースト

鳩山元総理は頭のネジが外れすぎだが、所信表明演説で「命を、命を守りたいのです」と言ったことは評価したい。政治の結果責任の観点からは、それを実現するだけの能力が伴わなかったということになるだろうし、最近の鳩山氏は「独自説」に傾倒しすぎていて見るに堪えないが、鳩山氏を「ルーピー」と嘲笑した「リアリスト」たちが、首相在任時の彼よりも政策的にまともな政治を行っていると言えるかは疑問である。いや、はっきり言おう。到底言えない。
少なくとも、民主党の首相たちは、保険証を廃止したり、一般会社員を狙い撃ちにした増税をしたり、奨学金からより多くの税を取り立てようとしたり、災害や重大事故をたいしたことがないもののように扱おうとはしなかった。
激しやすいことで知られた菅直人総理すら、被災者の叱責を受けた際には、申し訳なかった、私の対応に至らないところがあった、もっと話を聞かせてほしいと謝罪し、国民の苦境から学び、全体の奉仕者になろうとした。
民主党政権を悪し様に罵り、我々ならもっとうまくやれると豪語した自民党の方々は、その程度のことをやろうともしないし、できもしないではないか。
もう沢山だ。沢山なのだ。

たな さんがブースト

加害者側の酷い応答に対して人間であれば誰しもが怒りを感じるであろう。ところが、戦争犯罪被害者に対する日本の対応はこのいじめ加害者側よりもさらに悪質なものであるにもかかわらず、多くの日本人はそれを看過ないしは擁護している。多くの日本人は本当に「人間」なのだろうか?

”加害者側 祖母:「何を希望してるのよ。ふざけるんじゃないよ、あんた」

加害者側 父:「はっきり言おうか。その足になったのは君が飛び降りたからだ」

加害者側 祖母:「それを人のせいにするんじゃないよ」”

「学校の「謝罪会」が被害者を糾弾する場に…埼玉・川口市 生徒いじめ自殺」
news.tv-asahi.co.jp/news_socie

たな さんがブースト

よっぽど問題意識とか持ってないと突っ込めないような、キモチガワルイ報道が増えたよなあ、と思う。
子ども食堂の話だって「えっ、それ個人がボランティアですることですか?政府がせなあかんことやないけ。何ええ話みたいに紹介してんねん。なめとんかワレ」ってならんように、あえてふうわりと良い話的な感じで紹介してる。
>BT

コロナ界隈の話もそうなんだよなあ。
マスク外してニッコリ笑顔!日常が戻りました!お祭りです!イベントです!みたいな報道で、あー、コロナ終わったんだ―!つてホイホイノーマスクで遊びに行ってる人が次々に感染して苦しんでたりするのに、ほんで発熱者診る病院はエラいことになってんのに。
タノシーことオイシイことだけ報じて、そういう苦い事実は報じねえんだよなあ。
報道がどうもどんちゃん騒ぎばっかやってて、もうちょいつっこめやおい、頭いい人たちがやってんだろ。問題意識持てやって思う。

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