昨日は帰宅も遅く、片付けてお風呂入った後、暖かい部屋で本を読みながら、早々に寝落ちしてしまいました。
暖かい家のありがたさ。

この寒さの中、被災地の皆さんが心配でなりません。


良かった、本当に安心いたしました。
帯状疱疹にかかる方が多い、と聴きました。
私の周りにも入院された方がいらっしゃいます。

「厚生労働省は、来年度から、65歳になった高齢者などを対象に「定期接種」を始める方針を決めた。…対象は原則、65歳になった高齢者と、HIV=ヒト免疫不全ウイルスに感染し、免疫機能に障害がある60歳から64歳の人で、すでに65歳を超えている人については、来年度からの5年間に接種できる機会を設ける経過措置を導入する方針」

【帯状ほう疹ワクチン 来年度定期接種へ 65歳になった高齢者など】
2024/12/18
www3.nhk.or.jp/news/html/20241

BBCで中継を見ていましたが、思わず画面に拍手しました。
動かした市民の力が素晴らしい。

日本に足りないのは、これですよね。

South Korea’s parliament votes to impeach President Yoon Suk Yeol over his martial law order
apnews.com/article/south-korea

まりーべる さんがブースト

ちょうど最近『光の護衛』(チョ・ヘジン著、金敬淑訳)所収の「東の伯の林」という短編小説を読みました。

ヨーロッパ留学中の韓国の人たちが大量に本国に連れ去られた、いわゆる「東ベルリン事件」を扱った作品です。実際の当事者だった音楽家・尹伊桑(ゆんいさん)氏をモデルにした人物がでてきます。

訳者あとがきでは
「1967年に韓国中央情報部がドイツとフランス在住の韓国人教授、留学生、芸術家などを東ベルリンにある朝鮮民主主義人民共和国大使館と接触し韓国に対するスパイ活動を行った嫌疑で大量に逮捕」、
「二百三人もの関係者が取り調べを受けたが、最終審でスパイ容疑が認められた者は一人もいなかった」
「中央諜報部の要員が現地で海外在住者を誘引もしくは強圧的方法で拉致し、取り調べの過程で暴行や電気拷問、水責めを行った」
と事件を解説しています。

作家は1976年生まれなので、音楽家と交流があった人物の孫が主人公となり、現在からこの事件を振り返るという形式で書かれます。

同書には、在日出身で韓国留学中に逮捕・投獄された「ソくん」の思い出とともに生きる女性をその甥の視点から描く「モノとの別れ」も収録されています。(「ソくん」のモデルは徐京植さんの兄、徐勝さんです)。

意外に身近に過酷な現代史があることに胸が痛みます。

まりーべる さんがブースト
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 韓国のクーデター未遂事件、どうも米国はやはり「我関せず焉」の態度のようだ。

 冷戦中米国が関与した「太平洋のクーデター群」としては、韓国2回、1954年グァテマラ、1965年インドネシア大虐殺、1963年ベトナム、ゴ・ディン・ムン殺害、1973年チリをはじめとしたラテン・アメリカのほとんどの国々。

 それにフセイン属するバース党に政権を獲らせた1963年のイラクもある。これに1960年今後のルムンバ打倒・暗殺のクーデターを加えてもいいだろう。

 要するに、USAはWWII後、G7以外のアジア・アフリカ・ラテンアメリカで、ほとんど間断なく軍事クーデターに関与していたことになる。

 21世紀に入ってからは、あ不可にスタン、イラク、そして直接手を下していないにしろ1年以上続くパレスティナでの一方的な虐殺。

 アメリカの世界戦略の犠牲者は数千万規模に上る。これで「リベラルな国際秩序」やら「戦争の違法性」やらと信じろ、といっても、G7以外の誰が信じる?(特に中東の人々)

「6日朝、与党の韓東勲(ハン・ドンフン)代表が昨日までの態度とは一変、可決に回る意を明らかにしたことで尹大統領の弾劾をめぐる政界の動きは急展開を迎えている」

【尹錫悦大統領の弾劾訴追案可決→職務停止が「濃厚」に…与党代表が態度を一変、票決の前倒しも(第一報)】2024/12/6 (徐台教)
news.yahoo.co.jp/expert/articl

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BT

本当にそう思っています。

芸術、スポーツ、思想、政治・・・、
生活に最低限必要で行うこと以外の人の営みは本来的にはすべて、人間の可能性の追求、なのだと思っています。

「最後まで行く」"aller jusqu'au bout"というフランスの言い方がありますが
韓国でもほぼ同じ「最後まで行く」"끝까지 가다"という言い方があります。

限界にむかって
どこまでいけるか、をずっと探求して「最後まで行く」ことを継続する。

氷上で軽々とジャンプして回転するひとを見たときに
「人のからだって、こんなことが出来るのか!」と驚かされるように、
韓国の映画、本、K-POPなどには「こんな表現ができるのか」といつも驚かされますし、そのひたむきさに打たれます。

今回のように
多くの韓国市民の姿に、驚かされ勇気づけられるのは、権力と闘い、民主主義の実現のため「最後まで行く」姿勢をつらぬき続けるところを彼らが見せてくれるからなのだと思います。

K-POPのダンスに憧れて、拙いながらも見よう見まねで踊りはじめるように、
韓国の鮮やかな民主主義の実践を見て、私たちなりの民主主義を見よう見まねでやり始めればいいんじゃないか。拙くても、そこから始めるしかないのだから。そう思わせる力が彼らにはあると思います。 [参照]

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昨今韓国の文化が熱いわけであるが、これは昨日未明のクーデターとそれをおしとどめた民衆の熱さのA面とB面なのだろーなー、と思う。

いやじっさい、さいきんの韓国の映画とかドラマ、日本の映画よりはるかに面白い。KPOPのアイドルとかをみていても、日本の学芸会みたいなアイドルたちとはエロさもかっこよさもかわいさも美しさも迫力が違う。生きている、という手応えと実感が実存にあらわれているのだろーね。理屈も何も無い意見であるが。

日本の「虎に翼」はたしかに面白かったが(最後までみていないものの)、あの面白さは生命のど迫力が面白いわけではなく、理屈に納得、という面白さであった。その「はて?」の一寸先で終わってしまう理屈がさらに拡張しすみずみまで身体化されたときに、あのど迫力で自動小銃に対峙する人や、特殊部隊と押しくら饅頭する背広の補佐官たち、およびTwiceやBTSのような美しい人々が出現するのであろう。

私も「コロナ後遺症」ですが、コロナの12回目の波は既に始まっているとのこと。
少しでもこのような動きがあるのは、喜ばしいことです。

「東京都内の大企業に勤める会社員の出社頻度に関するアンケート調査を公表した。「毎日出社している」と答えた人の割合は47.4%で、新型コロナウイルスの5類移行後の前回調査(23年7月)の53.1%から低下した。テレワークや在宅勤務を選択する人が再び増えている傾向がうかがえる」

【都内大企業の会社員、在宅勤務が再び増加傾向 民間調べ 】2024/12/5 日経 nikkei.com/article/DGXZQOCC047

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 拙著『世界史の中の戦後思想ー自由主義・民主主義・社会主義』において、新自由主義グローバリズム的再編によって、人類が歴史的に大きな分岐点を迎えていることを私は論じました。

 資本主義が迎えつつある危機、政治の世界でも、ここ所急速に前景化しつつある。日本では衆院選で自民・公明与党及び安倍派・維新連合大敗、その後の兵庫知事選では、後者の「闇の勢力」、「法の支配」を一顧だにせず、ファシズム的に権力を掌握せんとする。

 ここで一言必要なのは、斎藤を支えたのは朝比奈社長に象徴される土建屋ネットワークであること。朝比奈氏は安倍派首領西村康裕の20年間に渡る事実上の後援会長であり、その意味では斎藤を支えたのは絵に書いたような「既得権益」集団。

 そして覇権国家米国ではトランプが「トリプル・レッド」で圧勝。パレスティナではイスラエルがジェノサイドを実行しながら、ハマス、ヒズボラーの指導者を血祭りにあげ、さらにイランと事を構えようとしている。

 隣国韓国では、尹大統領が時代錯誤のクーデター未遂を企て、失敗。

 さらに仏では、マクロン政権のバルニエ内閣に対する不信任が可決。CGTを始めとする労組は明日からストに突入。

 どうも、世界の危機、地球上で同期しはじめたようだ。日本社会も根本からの転換が迫られるだろう。

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韓国の友達に聞いたら、明日監査院という機関の院長が弾劾される予定で、そうすると芋づる式に尹大統領も弾劾されることになるはずで、それで今日尹大統領が強硬手段に出たということらしい。

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 韓国の尹大統領の時代錯誤の「クーデター未遂」事件、当然ながら失敗に終わったようだ。

 与党、検察、警察も「何も知らせされておらず」、取り巻きと一部の軍関係者だけ、だけではクーデターなど可能な筈はない。

 ちなみに韓国では朴正煕政権以来の経済成長、IMFショック、その後のリスタートの三段階で「財閥」は一貫して力を増して来た。これは個別の関係者が収賄などで逮捕されることがあるのとは別問題。他方、軍は民主化以降、その力を低下させてきた。

 これに対し、強力な権力を維持してきたのは検察である。尹大統領は検察出身ではあるが、その検察にそっぽを向かれているようではどうしようもない。

 先日紹介した「旋風」でもそうだが、「ザ・キング」、それに民主化を描いた「1987」などを観ても韓国の検察の政治力は凄い。日本の検察もほんとは凄いのだが、それを表には出さない。韓国の場合、「選挙で選ばれた大統領より俺たち検察の方が上」というメタ・メッセージを隠さない。

 このあまりに強すぎる検察権力を牽制するためにムンジェインの時に「検察改革」を公約としたのだが、これは道半ば。カウンターとして右派から元検事総長の尹が大統領になる。ただしあまりに政治的に無能なため支持率は低迷。破れかぶれでクーデター未遂というところか。

「非常戒厳が早くに終息したのは、運が良かったからではない。市民の、そして国会議員の踏ん張りがあったからだ」

【「死ぬ覚悟で来た」…尹錫悦大統領の‘非常戒厳宣布’に抗った韓国市民、背景に民主主義の歴史(徐台教)】2024/12/4
news.yahoo.co.jp/expert/articl

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「この国の未来につながる子どもの教育費を無償に」「先生を増やして」などについては「財源がない」といつもいつもばっさり切り捨てるのに、防衛費だけは中身が決まってなくてもどんぶり勘定でどんどん増やせるのですね。
https://www.47news.jp/11851157.html

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石破首相 日米地位協定の改定「同盟の強靭性や持続性を高めていく観点から検討」 参院代表質問で
okinawatimes.co.jp/articles/-/
#okinawatimes

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BT

『華岡青洲の妻』、「嫁姑」の典型みたいに受け取られがちだけど、むしろ最初の於継と加恵の仲がいいところがおもしろいんですよね。

紀州のその地域の女性は家事と家業の合間に機織りをすることになっていて(それを売ることで、家計に直に現金収入になる)、於継は工夫しておしゃれな柄を織るので評判で、加恵はずっと於継にあこがれていた、というところから話が始まっていて。

夫さえ帰ってこなければずっと二人で仲良く暮らせたのに、とすら思ってしまう。

まりーべる さんがブースト

私が初めて有吉作品に触れたの、
『華岡青洲の妻』がきっかけだったかな?
私が読み始めたとたんに、たまたまNHKがドラマ化したんだよね。
和久井映見主演で。谷原章介が夫役で、ああこの外側は理想の存在で、でも存在自体が歪んでいることを思わせる演技、絶妙……と思ったものだ。

「世界で初めての麻酔薬を成功させた医師、その背後には妻と母の献身があった」
という美談を反転させ、家制度のなかで功績を競い合う女たちの分断と葛藤をまるでそこにいるかのように、描く。
やや「嫁と姑の争い!こわい!」と消費されてしまいがちな作品でもあるけど、
むしろそのありきたりの物語の枠組みに乗っかって逆手にとっていたのだろう。

まりーべる さんがブースト

N党の下劣な選挙騒ぎのせいで、選挙ポスターの表現規制が始まってしまう。境界チャレンジは何も生まないんだよな。

氏名と所属政党の表記ぐらいならまだしも思想に属する「品位」は求めちゃダメだ。
刺青はダメということになるだろうし、ノーネクタイは、長髪は、茶髪は、化粧は――とエスカレートするしかない。その先にあるのは選挙の前に認められた人だけが代表になれる社会だよ。

:quote: 共産党は難色を示していた。

つまりそういうことだ。

47news.jp/11851295.html

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