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2005か2006年にはじめて合宿に参加して、旅館で他大学のSF研や文芸サークルの方と交流したりしたのは、部分部分が映像として強く記憶に残っています。大部屋でカルヴィーノやラファティの話題が出ていたとか、参加していた方の服装とか……。2005と2006年どちらだったのかすごく気になります。

SFセミナーのサイトを見ていたら、はじめて自分が参加したのは2004年だとわかりました。話されている話題のほぼ何もわかりませんでしたが、「ハヤカワ文庫FT25周年! ファンタジイ再考」パネルで「初期FTは作家性の強い作品がかなり入っていた」みたいな話があったのは憶えています。資料としてもらった「ハヤカワ文庫FT全作品目録(仮)」はいまも家にあります。

浅田彰が「ユリイカ」でJ・G・バラードについて語ったときに、クロード・シモン『盲いたるオリオン』におけるウォーホルの使い方と絡めていたのは、個人的には慧眼だと思っています。

【ゆるく募集】ジョン・クロウリーの批評、エッセイで(本ではなく記事単位で)おすすめのものがあれば教えてください。The Next FutureやIn the Midst of Deathなどすごく好きなので…。単著In Other Wordsはまったく読んでいません。

ひとりで学ぶこと、あるいは独学のあやうさを感じ、大名力「英語の発音と文字・綴りについて」の輪読会を3月から友人とおこなうことにしました。自分のような人間の場合、読書を勉強時間にふくめてしまうと見落すものが多い気がするので…。

@maisukegawa Oh, don’t mention it. I listened to your "Hibiki no Niwa II / Garden of Resonance II" for 5 Bassoons / 響きの庭 Ⅱ via your website, just out of curiosity. It’s enthralling as well as interesting. It seems to aim to establish some kind of concept, in an attempt to reconsider vastly different components.

(あとで消します)入学してまもない春、サークルの部室でOsawa Hirotakaさんから「論文を英語で書いている」旨聞いた時は、見上げる気持ちになったものでした。自分は大学受験の英作文にも四苦八苦していたので…。「使う時制は現在形だけだし、そんなにすごいことじゃないよ」と微笑みながらまぶしく謙遜されていましたが、「この学校は理系の人もそんなことまでするのか!」と内心思った記憶があります。

めずらしく、個人的な話。大学時代は(いま以上に?)劣等感のかたまりだったのですが、あまりにも「すごい」人に囲まれていたことが自分より遠くにあるものを発見するきっかけになり、めぐりめぐっていまの仕事に役立っている部分があったりします。

「遙るかする、するするながらⅢ」で知られる山本陽子の造語を多用した詩(の部分)。たとえば、酉島伝法さんが読まれたらどう感じるでしょうか…。

air-tale.hateblo.jp/entry/2024

@maisukegawa お返事遅くなってごめんなさい。教えてくださったチャンネル、ほんとうにいろいろなコンテンツがありますね。ただ、まだ自分好みの動画を発見できておらず、「これ!」というものがありましたら教えてくださるとうれしいです。わたしの最近のおすすめとして、次のもの(環境問題)があります。youtube.com/watch?v=tIx8ywGM0w

去年刊行され、ちょっぴりお手伝いをさせてもらったポリー・バートンさんによる金井美恵子『軽いめまい』の英訳、The Donald Keene Center of Japanese CultureによるLindsley and Masao Miyoshi Translation Prizesを受賞していました。私はあくまで日本語母語話者の観点から助言をしただけなのですが、本当にうれしいです。

大佛次郎論壇賞を受賞した、小松理虔『新復興論』。石川県の地震が起きる直前に読んでいた本ですが、今年もう一度、五年後、十五年後、さらに先、戻ってきたくなる。

たとえばアップダイクがユルスナールについて書いている文章(More Matter)やアンジェラ・カーターがバラードについて書いている文章(RE/search)を読んで、「日本の幻想小説を英語で紹介するときに使えそうだな」と感じる表現を自分がテキストファイルに作っているフレーズ表にメモしたりしています。それによって果実が熟すのかは半分は関心の外ですが、やっていて楽しいのはまちがいないです。

インドネシア料理のお店にはここ数年何度か足を運んでいますが、この前気のおけない友人と食べてきたのはつぎのあたり。インドネシア語とフィジー語は、日本人がつづりをローマ字的に読むだけでも通じやすい音韻体系をしているとする本には何度か出会ったことがあります。

Acar Sate Udang
Sate Ayam
Soto Ayam
Soto Babat
Ikan Goreng Dabu-Dabu
Rendang Sapi
Nasi Goreng
Mie Bakso
Pisang Goreng
Tamarind Juice

【情報募集】英語の動画や音声の文字起こしをする際、どのようなアプリ、サイトをお使いですか…?CLOVA Noteは精度がいまいち、@ChoimiraiHQ氏がWhisper large-v3を利用して作った無料サイトは長めの動画だとエラーが出てしまう(後者はいま見たらサイトそのものがもうサービスを提供していない?)。

J・G・バラードはいかなる意味でもdoomsayerではなく、不敵に大胆に、クールに官能的に笑みを浮かべながら終末のヴィジョンをしつこく放射する異才である。とワタシは思うのですが、増田まもるさんとお会いするといつも発散する明るさとおおらかさを感じて、そのたまさかの明るさが両者を結び付けている、いやさらには、つまりそれは訳者が作家の資質を引き出す(ルビ:elicit)ということなのだろうかと時折想ったりします。

イアン・マクドナルド「ファン・ゴッホによる<苦痛の王>の未完の肖像」。SFマガジンの「アンソロジーを編む楽しみ」特集にて、古沢嘉通さんが「UK Swings SF――イギリスSFアンソロジー」で挙げていてずっと気になっていた作品。ゴッホが狂気の裡に幻視するヴィジョンが大輪の向日葵のように花開く。「非対称時間」という概念が持ち込まれているのが、本作を幻想小説ではなくSFたらしめていてかなり興味深い。

@biotit すみません、いくつかおすすめスポットをあげてもよろしいでしょうか。

・Art Gallery of NSW
有名どころですが、行く価値はあるかと思います。

・Dymocks Sydney
シドニー中心部では相当な規模の書店です。ショーン・タンの絵が表紙に使われているオリジナルノートなども(自分が滞在したときには)ありました。

・Sydney Jewish Museum
平和教育のコンテクストで理解されがちですが、文学や芸術を愛好する方には意外な発見があるかと思います。

・Japan Foundation
国際交流基金。日本文化、文学の発信拠点で、ライブラリーをみると日本文学の受容についての知見が得られるかもしれません。

あと、名前はぱっと出ないのですが、メルボルンにもとても洗練されたチョイスの素敵な新刊書店がありましたので興味があれば探されてみてください(おすすめになっていない!)。Bon boyage!

Times Literary SupplementのPodcastを聴いていますが、面白いです。かなり前に英検1級は取れていますが、リスニングはまだまだ意識して鍛える必要あり。

【募集】人生で一度でいいから同人誌(文章系)なるものを作ってみたいのですが、未経験なので勝手がかいもくわかりません。作り方を扱うおすすめの実用書をご存じでしたら教えてくださらないでしょうか。

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