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おはようございます、今日も暑い🥵
溶けてきております🫠

昨日から実家に帰省してバタバタしておりましたが、やっとこさ落ち着いて一冊読了できました :blobcatbook:

田中小実昌「幻の女 ミステリ短篇傑作選」(ちくま文庫)を読んだ。

chikumashobo.co.jp/product/978

狂った男が異様なテンションで昔馴染みの女性について独白する「幻の女」、天国とこの世を行き来して自分を殺した犯人を探す「たたけよさらば」他、予測不能の結末、設定や形式、登場人物までが奇妙かつ巧妙に組み上げられた作品群。1960年代から70年代に執筆された“異色”過ぎる物語15編が初の文庫化。「ミステリ作家田中小実昌」の軌跡を追った日下三蔵による詳細な解説も収録。
(内容紹介から引用)

まぁまぁ面白かった、銘打たれた「ミステリ作家田中小実昌」として考えるのであれば、そこまでの域を出ないものの短編集として見るのであれば60,70年代ということを考慮すると楽しめました。

個人的に一つ楽しめたものをあげるのであれば「たたけよさらば」かなぁ。文体や物語に出てくる用語は今日日聞かないようなものばかり出てくるのだが、読みやすく綺麗な起承転結だったのが好感度高かったです。

ミステリといっても本格推理ではなく、サスペンス/ハードボイルド/SF/ホラーなど様々なジャンルがごった煮となった短編集なので気が向いた時に読むのにオススメはできそう :blobcatreading:

 

ライトノベルだと、やっぱり読書スピード爆速になる気がする。
そろそろ奥さんを迎えに行く時間なのでちょうど良い⭕️

成田良悟「デュラララ‼︎×4」(電撃文庫)を読んだ。

dengekibunko.jp/product/drrr/3

「数年前から目撃されている黒バイクというのは、貴方の事で宜しいんでしょうか? 何の目的でこんな危険なバイクで街を走行しているんですか? 犯罪を犯しているという意識はあるんですか?」 東京・池袋。そこには様々な火種とそれに振り回される人種が集う。池袋の都市伝説を放送するテレビ局、服装と特性がバラバラの奇妙な双子の新入生、兄とは正反対の有名アイドル、ダラーズの先輩に憧れる少年、果ては殺し屋に殺人鬼、そして一千万の賞金が懸かった“首なしライダー”。 そんな彼らが過ごす賑やかな池袋の休日は、今日も平和なのだろうか──。
(あらすじから引用)

面白かった、池袋の休日と謳っているもののセルティを中心として慌ただしく喧騒に包まれた一幕といった感じ。

折原臨也の双子の妹や一癖ありそうな新一年生、殺し屋、殺人鬼、平和島静雄の弟など、一気に受け止めるには濃すぎる新キャラの面々も登場し賑わって混沌として行く池袋の様相が読んでいて楽しいです。

物語的には第二章の序章といった感じで終盤の雰囲気からは、また一波乱ありそうな新たな展開が描かれそうでワクワクしております。

 

バチカン奇跡調査官シリーズを読んでいる、このシリーズを読むたびに思うが、何故か角川ホラー文庫から出てるのが少し気になる :ablobowo:
ホラーか……?

藤木稟「バチカン奇跡調査官 終末の聖母」(角川ホラー文庫)を読んだ。

kadokawa.co.jp/product/2011120

メキシコのグアダルーペ寺院に、枢機卿の代理として派遣された平賀とロベルト。式典の挨拶だけのはずが、突然宙に浮いた十字架が目の前に現れた。奇跡を目の当たりにした彼らは、調査を開始する。
(あらすじから引用)

まぁまぁ面白かった。
メキシコの宗教観なども絡み、かなり壮大な物語になっておりました。平賀・ロベルトのコンビが奇跡調査をシリーズに倣って今巻でも行っていたのですが、巻を追うごとにトンデモな化学/論理になっており、思いもよらない部分として楽しむことができました :blobcat0_0:

今作から登場したローレンの代わりであるチャンドラ・シンに対してもっとフォーカスが当たると思ったが、あまり主軸にはなっておらず少し残念。ただ最後の展開を見るに次巻からは伴っての行動が多くなりそうで楽しみ :ablobcatnodveryslow:

後は今作に限らずロベルトに起こっていた宗教絡みの部分は十分奇跡だと思うのですが、奇跡ではないんですね……という感想 :ablobowo:

 

今日から5連休、無事に昼まで寝てしまいました :blobcatfacepalm2:

成田良悟「デュラララ‼︎×3」(電撃文庫)を読んだ。

dengekibunko.jp/product/drrr/3

「あんたは人を殺せるか?新宿で情報屋なんかやって、何人もの人間を好きなように弄んで。折原臨也、あんたは、人を殺せるのか?自分の手で、直接な。ナイフで死なない程度に刺して、お茶を濁し続けやがって。まあ、何を言っても…結局をお前は誰か他人を使うんだろう? 笑える程に、卑怯な奴だなお前は」東京・池袋。そこには寂しがり屋な過去が集う。現実から逃避し続けるボス、責任を感じている女子高生、友人の想いに気づけない少年、乗っ取りを図る男、未だ情報で人を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。そんな彼らが過去を乗り越え、三つ巴の哀しい現実に立ち向かう─。(あらすじから引用)

面白かった〜
ダラーズ、黄巾族、罪歌の三巴のトップが一堂に会して日常から非日常へと足を踏み入れました。前半では主に正臣の過去、過去の黄巾族とブルースクエアとの抗争、後半は現在の三巴に過去の因縁も合わさり非日常のフェイズへ

群像劇スタイルで各々の思惑が交差し読んでいて先も気になり良かったです。
特に門田さんやセルティの大人組が格好良かった、門田さんの高感度爆上がりですね、CV中村悠一は正義。

 

鈴森琴「忘却城 鬼帝女の涙」(創元推理文庫)を読んだ。

tsogen.co.jp/sp/isbn/978448852

死者を蘇らせる術で発展した亀珈王国。名付け師が居を構える霊昇山に、死者の代弁機関、夢無鵡予言院から使者が訪れる。二十四大鬼の一体に不穏な動きがあり、退魔を要請したいというのだ。名乗りをあげたのは百人の御子のひとり、才はあるが病弱な千魘神だった。同行するのは、牢から放たれ、霊昇山に身を寄せる王族殺しの大罪人・曇龍。果たして大鬼退治は成功するのか。
(あらすじから引用)

結構面白かった。
流麗な文体で幻想的な世界観は相変わらずで良かった、今回は曇龍にスポットが当たり魘神などの特徴的な新しい登場人物が、また一巻とは違う個性があり楽しく読めた :ablobcatnodveryslow:

前半から曇龍のお話とテオドラの話が同時に進行していたが、それが過去と現在で一気に結びついた瞬間も良かったし、また曇龍の印象が一巻とは変わるような魘神との関係性や、バトル要素などもありつつ裏では陰謀や駆け引きが渦巻いているのも物語として面白かったです :ablobowo:
三作目も今から楽しみになりました 😊

 

7ヶ月刊行はすごいと思ったが、完全版か…… :blobcatreading:
書き下ろしの掌編が追加収録と言えど買うか悩みますね…… :blobcatfacepalm2:

prtimes.jp/main/html/rd/p/0000

皿洗いなどを終えて、一息ついた。
月曜日から中々重い日でした :blob_cry:
さて、日付が変わるくらいまで読書📖

今日は2時間ほど残業になりそうです :ablobangel:
晩御飯に豚キムチ作る予定だったが作れそうにない……🐖

成田良悟「デュラララ‼︎×2」(電撃文庫)を読んだ。

dengekibunko.jp/product/drrr/3

「私は、人が好きよ。誰が好きかって? 違う、違うわ! 私は人間がみんなみんなみんな好きなのよ! どこが好きかって? 野暮なこと聞かないで! 全部よ、全部! なにもかも、なにもかもが好きなのよ。だけど、あなたを愛する事はできないわ。だけど、あなたは私を愛して」 東京・池袋。そこには人を愛することが不器用な人間が集う。自分の立ち位置を悩む女子高生、池袋を取材する三流雑誌記者、セクハラ疑惑の教師、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。 そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく──。
(あらすじから引用)

今巻も面白かった。
一巻が池袋という舞台と登場人物達の顔合わせみたいなものであれば、二巻でも厳つい妖刀が登場し、また一波乱になっておりました⚔️

静雄がちゃんと鬼神の如き強さで力の塊のように力強く描写されていたのも、個人的には良かったです🤛

次巻では新たなカラーギャングも登場し、ダラーズ、罪歌、黄巾族の三つ巴の様相を呈しそうで今からどのような展開になるのか楽しみです😊

 

セブンイレブンのビリヤニ食べた🍛
辛い :ablobangel:

麻耶雄嵩「鴉」(幻冬舎文庫)を読んだ。

gentosha.co.jp/book/detail/978

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲う鴉の大群、盲点衝く大トリック。メルカトル鮎の超絶推理は? 
(あらすじから引用)

う〜ん、ちょっと強引すぎるかなぁ……
最終的なトリックと物語のオチにかなりの強引さがある。語られている以上物語のオチやトリックとしては語られている以上の物を持ち出せないのだが、いくら何でも無茶が過ぎるだろうという気持ちにしかならずについていけなかった…… :blobcat0_0:

後は序盤に動きがなく、動きがあったとしても最終的にあまり結末として関わりがないのが残念だなぁ……叙述的なものだと理解できる分、これを叙述として納得したくはない、尚且つメルカトルが出てくるシリーズとしてはこれだけボリュームがあるにも関わらず薄味なのも悲しい🥲
流石におすすめできない😓

 

昨日購入した本たちになります📚

島田荘司「盲剣楼奇譚」(文春文庫)
三津田信三「そこに無い家に呼ばれる」(中公文庫)
青崎有吾「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社文庫タイガ)
宇佐見りん「推し、燃ゆ」(河出文庫)

歌野晶午「誘拐リフレイン 舞田ひとみの推理ノート」(角川文庫)を読んだ。

kadokawa.co.jp/product/3220060

引きこもりの少年、馬場由宇は、近所に住む大久保家の幼児虐待を疑っていた。
ある日、件の幼児、真珠を炎天下の車内から助け出し、弾みで自宅に連れ帰ることに。
だが、目を離した隙に、何者かが真珠を連れ去ってしまった! 
困り果てた由宇は、いくつもの難事件の解決に関わった友人、舞田ひとみに助けを求める。
しかし、ひとみの推理で一度解決したかに見えた事件は思わぬ形に変貌していき……。
(あらすじから引用)

舞田ひとみシリーズ三作目。
う〜ん、まぁまぁ面白かったが気に入らない点もチラホラと点在した。
17歳の男女、かたや子守をする女子高生、かたや引きこもりの元男子高校生が誘拐事件&誘拐事件を解決していく展開は読んでいてテンポが良かった。(少し展開に無理があったが……)

まぁまぁ面白かったで済ませたいのだが、由宇のキャラクター性が受け付けなかった……
エピローグ前までならギリギリ許せたが、エピローグでの立ち振る舞いがあまりにも酷かった……残念😢

 

普段チャットや文章の文頭や文末で三点リーダーやピリオドを使用するときに、ピリオド6個(三点リーダー×2)使用していると、それだけでその人の好感度が上がってしまうくらいにはチョロい :ablobowo:

今日はビアガーデンに飲みに行くので、外出ついでに本屋さんに行って本も買ってくるぞ :blobcatcheer2:
図書カード持って本屋さんに行く時の気持ち、完全に無敵で心理的障壁なんてものは無く何者も私を阻むことができない :blobcatreading:

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