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麻耶雄嵩「鴉」(幻冬舎文庫)を読んだ。

gentosha.co.jp/book/detail/978

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲う鴉の大群、盲点衝く大トリック。メルカトル鮎の超絶推理は? 
(あらすじから引用)

う〜ん、ちょっと強引すぎるかなぁ……
最終的なトリックと物語のオチにかなりの強引さがある。語られている以上物語のオチやトリックとしては語られている以上の物を持ち出せないのだが、いくら何でも無茶が過ぎるだろうという気持ちにしかならずについていけなかった…… :blobcat0_0:

後は序盤に動きがなく、動きがあったとしても最終的にあまり結末として関わりがないのが残念だなぁ……叙述的なものだと理解できる分、これを叙述として納得したくはない、尚且つメルカトルが出てくるシリーズとしてはこれだけボリュームがあるにも関わらず薄味なのも悲しい🥲
流石におすすめできない😓

 

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