ナンプラーのつかいかた、白菜と鶏ももをよーく煮込んで白菜しなしなにさせたやつをナンプラーで味付けて、器に盛りつけたらバターひとかけのっけて溶かすとうまい ナンプラーはバターと合う
“「復員船に乗る前夜に逃亡して上海の町を浮浪して歩いたときにも、彼は自分が女であったら、とくりかえしくりかえし考えたものであった。夜の町に、困窮した日本人や朝鮮人の女が立ち、中国の男たちに買われて行くのを、彼は深い羨望の念をもって見送った。国というものが犯した行為というものは、最初に、そうして最終的にも、窮極的にはああいうかたちでつぐなわれて行くのであろう、と彼はいまでも信じている。」
復員船に乗る前の晩、罪意識に悩まされる恭助が、上海郊外にあった集中営を逃げ出すエピソードである。戦場での暴力を忘れ、日本に帰ることを拒む彼が、ここでも倫理的な立場を獲得し得ないのは、女性に対する認識のためである。恭助は、植民地、敗戦、占領といった現実が女性に強いる暴力を理解しようとせず、「国というものが犯した行為」が女性たちによって「つぐなわれて行く」状況そのものを、問題視することができないでいる。そうした考え方が老婆を殺す原因であったことに無自覚なのだ。”
第三章 裁かれなかった残虐行為(一九六〇年代)
1 アメリカの残虐行為を問う――堀田善衞『審判』
#読書
『文学が裁く戦争 東京裁判から現代へ』https://www.iwanami.co.jp/book/b635086.html
The project of Mumbai-based architects Blurring Boundaries, “Asmalay” is a curved building made of stone and brick that seems to hug five fruit trees. 🥭 🌱
https://www.thisiscolossal.com/2024/08/blurring-boundaries-asmalay/
【訃報】「はれときどきぶた」シリーズの著者、矢玉四郎先生が逝去されました。 - 株式会社岩崎書店 この1冊が未来をつくる https://www.iwasakishoten.co.jp/news/n105883.html
えんぴつの天ぷらのくだり大大大好きだったなあ
エマ・ストーン、かつてない高難度の挑戦に挑む! 「憐れみの3章」新場面写真披露
https://eiga.com/news/20240819/17/
デヴォン・プライス「自閉スペクトラム症の人たちが生きる新しい世界」を読む。
表紙に「定型発達者のように装うことに疲れたASD者たちのリアルな姿」「アン・マスキング”ふつう″という画面からの解放 ありのままの自分へ」とあり、読み終えるとこれがすべて言い表しているというのがわかる。
「仮面をつけている」「仮面ASD」「ASD者」という表現がすってと頭に入ってきた。乖離や離脱、媚びへつらい、お人よし、これらの状態は自分の性格なのかと思っていたけど、生き延びる為の行動であることを、具体例を出し解きほぐしていく形式。
応用行動分析や認知行動療法っていくら読んでもなんか違う気がするんだよな、マナー講師にマナー教わる研修みたいな気持ち悪さ、嫌さなんだよな、うまく言えないんだけど、とずっとずっとひとりで思っていたその理由がわかって嬉しかった。嫌だと思っていたのは自分だけではないということも。
えらく読みやすい訳だなあと思ったら「自閉症スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼年期から老年期まで」も訳してる方だ。あれもすごくわかりやすい本だった。
本、漫画を読みます。お家が好きなインドア派。趣味散歩。二次創作も嗜みます