哀れなるものたち→ボーの順で観たんだけど、反対で観たかった。 

ボー→哀れなるものたちの順で観れたらそしたら元気になれた気がする。

ボーは日常のちょいちょいで映画の思い起こさせて地獄に落としてくるのうまい。頭の中が私は多動なので、あれがあんまり他人事でもないんだけど、でも他人事でよかったと思いながら観ていたら、最後のスタッフロールになるところでお前もだぞ!!、って観てるこっちを巻き込んでくるとこ狂ってるな〜!疲れた〜!そういうとこが好きっていうか、そうそうこれが日常って感じもあって笑えてくる。

森で妊婦に助けられたり、劇場のひとたちの人懐っこい親切な感じが、教会って行くとこんな感じなんだよね〜〜!わかる〜!てなるし劇の内容も受難とたくさんの息子やお父さんとかが急にすべて聖書〜信仰〜って感じがうまいな〜ってなる。家でひと休みしながら、止めて反芻しながら観たい。

ボーを反芻しようとすると、Mナイトシャマランの「サイン」がどうしてもチラつく……! 

そしてそれに関連して、メルカリで使いかけのアルミホイルが売られている話を思い出してしまい(頭の中を電波で支配されないように帽子を作る用のアルミホイル)、なんでだ?って思ったら「サイン」もホアキンだった。う、うわ〜〜!気づいてなかった。今気づいた。手作りっぼいクリーチャーも出てくるし親和性〜。両方とも怯えるホアキンだ〜

「哀れなるものたち」「ボーはおそれている」内容に触れてる感想 

どっちも生殺与奪の権は他人には委ねては正気でいられないという話だなあと思った。女子と男子の差ではない気がするけど、主人公がそれぞれそうなのでそう思う人もいるかもな。
ベラのお洋服がずっとかわいい!ゴッドの趣味良いね!短パンで動きやすくしてるのは何かの隠喩なのかな。フェミニズムがって言ってる人、幼稚な感想じゃない?もっと全体の話じゃないかな

ボーが気分が悪いと言った時、私も気分が悪かった。水持って入ればよかった。体調の良い時に出直そうかなあと途中で出たくなった映画は初めてだった。最後の終わり方が絶句…!て感じでアリ・アスターのびのび作ったんだね〜良かったね〜!て感じた。

Netflixで「あのこは貴族」を観る。

わかりやすいところで、あっあっこの人たち自分で自由に使えるお金の額が、私よりもゼロがひとつが二つ多いですね。微笑………!!!て無言のうちに気づいて互いにふんわりと疎遠になるのが、階層の違いとしてあるよねえ。そんなことないよって言う人もいるけどそんなこと確かにある

netflix.com/jp/title/81631719?

Netflixで「そばかす」を観る。

恋愛性愛を抜きにして生活を送ろうとすると、人生のあらゆる肝心なところで梯子を外されたような、いろんなことに参加資格がない、という人類の常識のようなものがある。あまりにも除け者感がすごいので、本や映画やドラマなどの娯楽や知識として、恋愛があるという設定に合わせて暮らす。

それまでそれなしで仲良くしていたことは恋愛が始まるまでの暇つぶしなのかな、と思うことがある。なぜそれがないことを本人が率直に話すのを、そのままの意味で理解してくれようとしないのだろうか。まるで聞こえなかったかのように、聞こえても強情や強がりと言われるのはとても悲しい。恋愛があるって設定に普段ずっと付き合ってやってるだろうがと思う。

友達と二人暮らししようと計画するも彼氏との寄りが戻って結婚するからナシね、ってなるというよくある典型的なところで、レズビアンなんでしょと妹(ダンナの浮気疑惑でイラついてる妊婦)が言うところも、そうなら周りもまだ理解しやすいよね〜!だろうね〜!て百万回思ったことあるやつだ〜〜!て苦笑い出た

ふとした時に同じような人がどこかにいて暮らしているとわかると、走り出したいくらいうれしいよね。

netflix.com/jp/title/81724702?

「グッド・ウィル・ハンティング」と「幸せの隠れ場所」を観てから寝たので、なんかそういう夢だった。すっきり眠れ、そして起きれた。やはり少しでも好きな要素があるものを観るべきだと思う。

ロビン・ウィリアムの見せる弱さと怒りを含んだ学徒的な誠実な態度、マット・デイモンとベン・アフレックの当然のような信頼関係、サンドラ・ブルックから小気味よく立ち上る、良いものとしての正義感みたいなもの、誰がどんな役をやっても垣間見えるそういうものを見るために映画をみているような気がした。

最後の飲み会の班長のとっておきのお酒を出してきて、思わず吹き出すところ、アドリブっていうか本当に笑ってしまったみたいに見えるところがとても好き。みんな仲良しで仕事もできるし良い。

Netflixで「犯罪都市 THE ROUNDUP」netflix.com/title/81644771?s=i

週末にネトフリで「ザ・キラー」観たんだけど、思ってたのと違った。えっ?これかっこいいのか??ってなった。

続いて「イコライザー3」を観てきた。弱って傷が良くなったら運動して体力つけるの大事だなと思った。イタリア=血生臭いなのかな。敵のボスが明日殺すって言いながら仲間と厨房でパスタ立食いしてたのとその夜のきちんとシルクのパジャマなんぞ着てすうすう寝てるのなんか可愛かった。「キラーオブザフラワームーン」のディカプリオも縞のパジャマ似合い過ぎじゃん?て思った

「キラーオブザフラワームーン」を観た。原作読んでないとふんわりと先住民への搾取の話でこういうことが昔あったんだな〜で終わりそう。冒頭で自分の有形資産の資産運用だから当たり前のことをしているんだって思いっきり言ってる。この話の本当に怖いところは今も受益権を持ったままのオセージ族以外の人がいてそれが続いていて騙されたのかそうじゃないのかが本人や子孫たちにも曖昧になっていってることなんだよな〜。ディカプリオ、意志薄弱な操られる男が似合わなくて笑った。

観終わった………。これは某男性芸能人の組織の話を思い起こさずにはおれなかった。80代になっても性欲あるのか……て慄いた。小児性愛やその社会への影響力、関わってしまった人の洗脳具合、見て見ぬふり考えぬふりとは言い切れない葛藤があることはその当事者ひとりひとりが死ぬまで終わらない歴史なのである………本当に怖いのは生きてる人間なんだな。どのように映画として作られているのか俄然興味がわいた。心して観に行きたい

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「おおかみの家」の観るのに予習が必要で、それがこれでできると聞いて観始めたらすごくて、この証言してくれてる生き残った人たちの強さこそに神の存在を感じるような。2話目ですでにおぞましさにお腹いっぱいでおえぇ……てなってる。

Netflixで「コロニア・ディグニダ: チリに隠された洗脳と拷問の楽園」を観よう netflix.com/jp/title/80196160?

フローレンス・ピュー主人公のドグラマグラだった。フローレンス・ピューの呻き声が怖くて好きすぎる。自己啓発セミナーの極北がこうなるんだな。

Netflix「ドント・ウォーリー・ダーリン」netflix.com/title/81592177?s=i

続いて「さらば、わが愛/覇王別姫」を観た。
小樓を愛している者同士としての口に出さない共闘関係と矜持が菊仙と蝶衣から感じられて、小樓の芝居クズさが際立ち彼を取り巻くふたりがとても粋にひきたつ。劇団の師匠や興業主やパトロンたち、とくに小四の悪役としての登場から終わりまで使い方に無駄がなくて綺麗すぎて感心した。全編に貫かれる好きなのに好きとは一度も言わないままの90年代BL感に大満足!!見終わったあと、はあっと大きく息をついて、明るくなってもすぐに立ち上がれなかった。この京劇の王って四面楚歌の楚王か〜教科書に載ってたな〜。文化大革命怖い。

「テノール」を観た。先生がオペラは私の家族って言うところ、それならわたしの家族は本だな〜!て思って泣いた

「さかなのこ」を観た
「バタアシ金魚」を思い出した。夏の昼間にたらたらと観るのに向いている。昼寝して見た夢みたい。
ぎょぎょおじさんはパトカーに連れてかれたあと、いろいろあった末にどこかの漁港で働く人になっていてミー坊の活躍をTVで見かけてくれている、とわかるような優しいオチをつけてくれていて、子供の頃変わった人がいたというのと、さかなくんを出したい製作陣の意図との中間をうまくとって優しく作ってあって安心した

「君たちはどう生きるか」観た。

いつものように圧倒的な絵力で目の喜び。戦前の和洋折衷建築好き〜〜。駿が作ったゲド戦記がとても観たかったので、個人的に今作にその片鱗を感じて嬉しかった。一点だけ主人公の父の倫理観に疑問があるかな〜。なんだろう男のロマン的なところはまったく理解できないまま好きな部分だけ吸収してるからな私ジブリは。

ミッドサマー好きにおすすめしたい!
初めて観たこんな不思議な映画。ホラーなのかな?たぶん?この一見なんてことのない村が実は…的なホラー?
異国の葬式と復讐のやり方が見れてとても良かった。DJが葬式の司会?もイベントも警備も村内お知らせ放送みたいなのも一手に引き受けててなんか和んだ。村の博物館がそういう歴史の村ね〜!ってじわじわとわかるところで笑ってしまった。ロバは無事帰ってきますようにって言っててそれにも笑ってしまった。私は好きだけど人に勧めにくいな

Netflixで「バクラウ 地図から消された村」を観よう netflix.com/jp/title/81071935?

すごい良かった。原作の拡大解釈と劇中劇と主人公の状況で静かに頭の中がめちゃくちゃにされる。妻と不倫してた若手俳優?のクズさ加減の表現の仕方が素晴らしかった。ほんとに実はそういう人なのでは?て感じさせてしまうくらいの演じてる役者さんの中に実在しているクズさを煮詰めて目の前に差し出してしまった感があった。私の中で当たり役をしていると感じている人に時々観られる現象。チェーホフを読んだことない自分にビンタしたかった。これから読む。

Netflixで「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」を観よう netflix.com/jp/title/81587951?

「アド・アストラ」観た。
ほぼ全編冷静沈着な悲しむブラッドピットだった。良い。月へ出張感覚で行けるふうになってるところがリアル感あった。いくら研修受けてる宇宙軍パイロットとはいえ、宇宙空間で宇宙服だけであんなに動けるのか?そのことを考えるとぞくっとしてホラー映画なんて人間くさくてかわいいもんだなって気がした。ロイが酷薄に見えて実は憧れるように人間を信じているというのが美しいんだなと思った。  

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