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モノクロームロマンスは店頭に置いてるとこが少ないんだけどウォーキングコースの途中の店で買えた……置いてある棚見て震えて手に取った。読むわよ!

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」入手。これから読みます。原作付きは読んでから観たい派

「幼な子の聖戦」に収録の「天空の絵描きたち」ビルの窓拭きの人が地面に落ちてしまったところの書き方がシンプル&グロテスクだった。高所恐怖症は生存本能としてある意味正解じゃないかなとか考えた。
読み終わり、引き続き「幻獣ムベンベを追え」と、次に梨木果歩「やがて満ちてくる光の」を読み始める。いろんなところに旅行ができる人はいいなあ!!私なんか国内行ってきて二週間体調不良だぜ〜羨ましいぜ〜と思いながら読む。

平松洋子「野蛮な読書」を読み終わり、読みたい本がまた増えてしまうなあと思いながら次、木村友祐「幼子の聖戦」と高野秀行「幻獣ムベンベを追え」を読み始める。違うベクトル、いや同じかな熱い男たちの話しだ。「幼子〜」は宗教合宿のところ、主人公とだいたい同じ気持ちで、入信まではしないなあ、とプロテスタントのキリスト教が何してるところなのか知りたくて日曜日学校に少し行ってた小中学生の頃を思いだした。

鵺の碑は、読みながらリチャード・ドーキンスの「盲目の時計職人」を思い出しましたね。

「鵺の碑」読み終わった。1週間かけちゃった。これ3ヶ月で書いたってどういうこと…いつもながら思った。でもネタはずっと前からあったけど、ここ最近のことを見聞きし落とし込んで書き直してる感じはさすがですね。

古代から宗教は政治に寄る、その周りの者は忖度する。人は信仰するために宗教を作り、それは生きやすくするための方便で、時計のたとえはとてもわかりやすく親切な説明だと思った。切り捨てられたご利益の受け皿としての新興宗教ということも。
個人的には、「海で溺れてる人見て、ついでにアワビも取ってきて言うようなもの」という例えがわかりすぎる〜〜ってなった。
そこに放射能、利権、人権、多様化などをぶち込んで来てて、とても読みやすく百鬼夜行シリーズ答えあわせ同窓会ってかんじで大変読み応えあった。満足!

買ってきた「鵺の碑」パラパラめくってみたら真ん中あたりで中禅寺……て文字が見えて、わ〜い!何か関口としゃべってるっぽ〜い!楽しみ〜今回は京極堂の登場早いじゃん?て思った。週末に読もう。

よしもとばなな「どんぐり姉妹」を読む。
全体の切実なのにのんきな感じ、写真が間に挟まってる感じ、が銀色夏生のつれづれノートシリーズを思い出す。

自分はあの頃逃げたんじゃないか、できることがあったのではという痛み、それは目をそらしてしまうと自分の人生を蝕む考え方で、あの頃の自分を救ってくれてありがとうという感謝が自分を立たせてくれているというところや、こんな生き方をわかってくれる男の人はいない、いるはずがないがそれでも私は生き方のほうをゆずれない、というところにじんとした。

関口涼子「ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)」を読み終える。
長い旅行に行って帰ってきたような気になる濃い読後感。日本における炊飯器のようなものが各国にあるというのは当然のことだけど、なぜかあまり考えたことがなかったのでそんなことが知れてうれしい気持ちになる。レヴァント地域では食材をピュレ状にしたいのでブレンダーであるとか中国や台湾は電気のシチューポットであるとか。

忍耐とは、物事が続いていく幻想を抱ける国の美徳でしかない

という言葉が突き刺さる。

 

村田沙耶香「ハコブネ」を読む。
自分に忠実になろうとしてそうしたら、他人からはもしかしておぞましいものとして見えてしまう、そんなものを見たり読んだり考えたりするのが私も好きだな、ということを他の村田作品を読んだ時も感じてとても安心する

よしもとばなな「チエちゃんと私」をよむ。
ほんとうに好きな女友達とずっと仲良くしていたいと思う時の、少女たち!みたいな感じって他人に伝わりづらいそんな世の中がポイズン。なんでそんなこと言うのっていうかあなたはそういうふうに他人のこと見てるのねって正体がばれるみたいなこと言う人いるね。篠田〜〜!内縁の夫〜!!てスタンディングオベーションだった。

よしもとばなな「鳥たち」を読む。
「たいていの女の人は意地悪いし、比べるし、とにかく苦手だからこうしてたまにむりしてでも女の人に会っておく」のところすごくわかるなー!!てなったし、演劇部噂好きの女子の効かないかもとわかりつつもしっかり主人公の味方の美紗子を悪者にして会話を終わらせるところとかすごい。私なら簡単に混乱させられてしまうだろうな。暇つぶしのちょっとしたおやつ食べるみたいに他人をいじめるんだよな〜こういうのいるんだよな〜ほんと。
この本の中の全体的なスピリチュアルさ、死んだ人たちへの気持ちの変容の仕方、本当に好きだ。

よしもとばなな「王国1〜4」を読む。
3まではリアルタイムで読んでたけどまた改めて読み返しつつ4も読んだ。
子供の頃のような純粋さ単純さをどう大事にして大人を生きていくのか、ということを考える。こんなにサボテンづくしだったかとあらためて驚き、こんなに多肉植物ブームになる前だったと思うから先見の明あるなあ。
主人公とゲイカップルの関係が、これもまた中学の頃に読んでいた秋里和国の漫画「THE B.B.B.」や江國香織の「きらきらひかる」を思い出させてまた懐かしい。
3に出てくる美しい庭の女の人とその下僕になっちゃう真一郎、4のサラは本当に苦手なタイプで現実にいるな!人を見下しながら自分から鳥かごに入るような進んで奴隷になるような嫌さってあるよね思って唸るし、敦子さんや居酒屋の夫婦や喫茶店のマスターみたいな確実に存在する通りすがりの天使みたいな人こういう人も本当にいるんだよな。主人公やおばあちゃんや楓や片岡さんやキノとマリさん、みんな魔女だ。そうだ魔女と魔法の話なんだな。

平野啓一郎「空白を満たしなさい 上下」を読み終わる。
「日蝕」の印象が強すぎてもっと高尚な感じを想像していたけどエンタメ寄りだった。ドラマとかにしやすそう。

生前の自分が自死に向かうまでを調べて思い出し、それを家族や友人にきっちり説明してわかって貰おうとするところに、誠実さより言い訳がましさ、それが好意的に受け止めてもらえることが前提の環境にいる人ばかりではあるまい、でもこれはいい話なんだろうな??たぶん、てなった。主人公にいらっとなったけど大半の男性はこんな主観なのではというリアルな気がするから、読みやすいのでは。
私自身は人はわかり合わず、わかり合えたという勘違いのまますれ違い続け、運命やら神やら天国や地獄があると思うドラマチックな方が好きなので。好みの問題かもしれない。
死んだ人が生き返ったとしたらその人は何をするか周りはどうするかから、死んだ人の軌跡をどう残すかをビジネスにしようとするところがすごく現代っぽい。こういうビジネネスのモデルこれから本当に出てくるんだろうなと想像しやすかった。

藤本和子「砂漠の教室」後半の「なぜヘブライ語だったのか」と「おぼえ書きのようなもの」がずっしりと重たくて大事に何度も行きつ戻りつして読んだので時間がかかった。再びの復刊もうなずける。

ーー「差別」などと手軽であいまいな言葉の次元を出て他者に他者の正当なる顔を与えよと。ーー

こねかんじの流れで次は、関口涼子「ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)」を読む。

昨日作っておいた香るまろやかミルクティー味のゼリーよくできてる。お風呂あがりに至福。ゼラチンを袋の半分でゆるめのゼリーにした。作り方は、近藤聡乃「ニューヨークで考え中④」のコーヒーゼリーの回を読んで真似しました。

9月号。本の特集をしている雑誌はわりと軽率に買うけどここ数年のうちでも、これはかなり好きな本特集。写真も各人が回答してる本の種類も。女性誌にありがちな巻末のほうに載る占いのページがないのも好きなんだよな〜。廃刊していった好きだった雑誌たちのエッセンスがまだここに残っている。写真と細かく読むところぎっちりあって好きな雑誌

買った四文字熟語辞典をあ行から読み始める。これは十二国記、これはCOTEN RADIOで、こっちはゆる言語学ラジオで言ってたやつだ〜!うわ〜!て楽しくなってきてノート取りながら読んでいる。読んでて欲しくなった本はブックオフのネットで注文して指定した店で店頭受け取りできるやつを知ってしまったので仕事帰り受け取れちゃう。便利すぎ。うれしい。

即ドトールにインしてしまった〜。水分水分。コーチャンフォーつくば店に来た。
研究学園駅から2キロ。完全なるロードサイド店舗なので、私みたいに移動手段を持たない電車で来る人は「つくチャリ」という貸し自転車使うといいかも〜。乗り捨てスポットになってるのに着いてから気づいた。わかってるぅ〜。国道を歩いて車社会を痛感した。道行く人たち建物と車の間の移動って感じの徒歩の人ばかり。

休憩で「砂漠の教室」の続きを少し読む。ブローティガンがいきなり登場してそれが手術の麻酔の薬でみた幻覚の一部なのか本当のことなのかわからないみたいに空港に迎えに行く約束だったけどと妙な現実感もあってそこもブローティガンみたいだった。著者が訳者であることの醍醐味。
中東料理の作り方がいきなり出てきておもしろい。茄子のサラダ作りたい。

藤井和子「砂漠の教室」を読んでいる。まだ半分。

「ダレノモノカワカラナイ」と呼ばれた下半身を重いこころで回収して、家へ持って帰ってやる。こたつに入って暖めてやる。夏だって、そうしてやりたくなる。

婦人科の病院のいろいろは本当に嫌だよなあ、男たちが同じ目にあっていたら即最新の治療と技術と薬が出回ることだろうてといつも思う

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