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最近の書き物。[固定用トゥート]
・「ノベルゲームのファンタスマゴリア——『魔女こいにっき』における行為と竜」、『新島夕トリビュート』(2022)
・「フレドリック・ジェイムソンの種子――『ポストモダニズム』を読むための覚書」、『現代思想』2021年6月号「特集いまなぜポストモダンか」
・「侵犯的リアリズムと思考する原形質ーー岩明均『寄生獣』について」、『Rhetorica 04』(2018)

白江幸司 さんがブースト

伊藤詩織さんの山口敬之から受けた性暴力もそうだけど。彼女が加害者と行った寿司屋、タクシー運転手、ホテルのドアマン。3人の男性が目撃してる。
その内、二人は女性側が嘔吐していた姿を見ており、タクシー運転手は降ろして、帰る、帰りたいと言っていたのも聞いている。でも、不起訴になっているが。
相手に伝える言葉が、嫌だもだめで、痛いもダメで、苦しいもダメで、無理ですもダメで、帰りたい・家に帰してもダメなら、どうしろと言うのかと思う。

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映画版第18作目、超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010)がいかにエディプス的シナリオを崩してクィア化の道を開いているかを力説してて良い。

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ラマールの読解するクレヨンしんちゃん、キレがいいなー。

宮崎智之個人は、経歴をざっと見て「要は女性ライターならわりといた類型だが、40代男性がやってるだけでちょっと珍しくなるやつか」と思った。

男性ライターでこの枠に来ると、かつては熊代だったが、熊代はどう足掻いても小野寺系とか伊藤聡とか西森路代みたいに仕事できそうにないので、「そういうパッチが入ってる」バージョンかなと。

日本は雑誌と書籍のマーケットで繁栄期を謳歌し、学術と商業出版の二重体制を構築していたのだが、00年代後半ぐらいから商業活動展開に歯止めがかかり、バランスが崩れたところがある(一時代のバランスはわりとそのぐらいの数十年スパンで壊れがち)。

日本でビジュアルカルチャースタディーズが全然浸透しない印象があるが、かつて読み物優位で言説が構築された結果、現在は出足が遅れる原因になっているのかなとか。

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エピステーメー/現代思想/GS〜インターコミュニケーション/批評空間などと整理すると見落としてしまうものには、「洋泉社や河出が出していた、アートやカルチャーを扱うムック」があるように思っている。谷川渥や若桑みどりはこの媒体のスターだった。
議論内容はいま触れるなら学知を全部上書き必須だが(西洋美術中心すぎとかポピュラーカルチャー欠如しすぎとか)、こういうムックは現在なくなっていて、欠落ごと不可視になっている。

(それらムックの例)
jp.mercari.com/item/m591920787 jp.mercari.com/item/m650764106

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ポストモダン=消費主義=胡乱、とみなす岩波論壇型のストーリーはこの点を見ないで済ましているのだが、その盲点がカルチャー認識の粗末さと相互に根拠づけあっているところがある。「消費に耽るなんて堕落だ」といった価値観。

見田宗介の理想の時代/虚構の時代の対置にも、ミソジニーとマチズモ混じりでは?(消費は女々しいからダメ、団塊左翼マチズモが政治、という予断)という疑念がある。

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日本は人口ボーナス期かつ20世紀後半の繁栄期に、人文系の学術を論文ではなく幅広い商業出版物で実現したが、今はその基盤ごと崩壊過程にある。この成果は、反国家主義マインドがゆるく共有され、また社会主義圧政に対する消費の勝利でもあった。
しかしそのモードごと90年代から00年代にかけて狭義の新自由主義になだれ込んだと言えて、「そう名乗っていないだけ・認知されてないだけ」のエリアが多いと思われる。批評空間初期とか幻冬舎とか。

Ghost Letters 02の対談でもけっこう掘り下げたけど、女性作家がゆるく男性客を狙う/男性作家がゆるく女性客を狙う トライアルは全体的に増加傾向にあり、異世界もふもふカフェもあわよくばそれを狙ってるように思う。

男性・女性を逆にすると、『野生のJK柏野由紀子は、異世界で酒場を開く』が異世界居酒屋のぶをJKがやるバージョン。原作者は『八男ってそれはないでしょう!』の人なので、男性作家にしてはアク抜きできてる方に思う。

yawaspi.com/yaseinojk/index.ht

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さっき『異世界もふもふカフェ』読み終わった(作者の他の書籍化作品には『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』『悪役令嬢ルートがないなんて、誰が言ったの?』『回復職の悪役令嬢』など)。

出だしは異世界放浪メシと同じでツンデレイケオジのフェンリルが仲間になるところからスタートし、そのあとはウサギやケルベロス、猫、クマ、リス、などと展開し完結。猫カフェ要素を足したのが差分になってて、ランキングとは別の価値づけをテイマーとして果たすのだ〜みたいな主題を少し出している。

comic-walker.com/detail/KC_004

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最近よく売れている『マダムたちのルームシェア』はエッセイ漫画となろうカフェ経営ものとほぼ同ジャンルとみてる。

(ルームシェア本を実際に書いた)藤谷さんいわく、マダムたち〜は同居と持続可能性を意図的にオミットして成り立ってるので、よくできたファンタジーに見えるという。その匙加減は異世界カフェとか異世界食堂ものとまあ同じかなと。
(添付画像は書店の棚写真)

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なるほど。記事読むかなーとなった(宮崎智之「エッセイを批評する」、『すばる』2025年1月号掲載)。

“「エッセイを批評する」勉強になった。近ごろのエッセイ漫画がすっかりそうなったように、(棚分類としての)エッセイは(記名による単独記事としての)批評文が書かれづらい状況にあるものの、書き手が暗に想定する潜在読者の「視線の内面化」は、ちょっと怖いくらいの勢いで進んでいると思った。”

視線内面化って、なろうの感想欄を作者が意識するとか、自由を得るために感想欄を封鎖するやつのバリエーションで把握できそう。

x.com/kasaikouhei/status/18703

60-70年代に成立した八百屋と個人経営スーパーこれだなー。私が小学校時代にジャンプ買ってたのはこういう店だった。
80-90年代の店舗デザインやローカルチェーン形成で潰れていった形態だ。

“日本の駄菓子屋の役割を、韓国では「学校前の文房具屋」が兼ねていた。実は、昔はここが日本文化の前哨基地一つだった。
各種海賊版の漫画からキャラグッズ、おまけにミニゲーセンの役割まで文房具屋の役割は幅広かった。今ではほとんど見られなくなりました…。”

x.com/drjpstudies/status/18702

庭に埋まってるでかい(化)石=マストドン、じゃん

白江幸司 さんがブースト

mastodonは、私見では、石の裏をひっくり返したらなんか虫がびっしりいるな、という状態のままでいいので、このまましっとりとした暗がりであってもらいたい。滅びない程度に。

白江幸司 さんがブースト
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